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公開番号
2025127500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024206
出願日
2024-02-21
発明の名称
気泡発生装置
出願人
株式会社Tornada
代理人
個人
主分類
B01F
23/232 20220101AFI20250826BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】管継手に容易に組み込むことができる気泡発生装置を提供する。
【解決手段】管継手1に組み込まれる気泡発生装置51であって、管継手1は、液体が通流可能な挿入筒部13を有するプラグ2と、挿入筒部13が挿入可能な挿入口部25を有するソケット3とが着脱可能に連結されてなり、挿入口部25に設置可能であり、液体が旋回しながら流れる旋回流路60が形成された筒状体52と、筒状体52に連設され、挿入筒部13に差込可能なガイド部54とを備え、旋回流路60は、液体の通流方向に対し垂直な垂直面に沿って括れた括れ部と、液体の通流方向から見て括れ部を挟むように対向配置される一対の対向面部とを有し、当該旋回流路60を前記垂直面に沿って切断した流路断面が、液体の通流方向に進むに従って、前記垂直面に沿って回転するような形状に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管継手に組み込まれる気泡発生装置であって、
前記管継手は、液体が通流可能な挿入筒部を有するプラグと、前記挿入筒部が挿入可能な挿入口部を有するソケットとが着脱可能に連結されてなり、
前記挿入口部に設置可能であり、液体が旋回しながら流れる旋回流路が形成された筒状体と、
前記筒状体に連設され、前記挿入筒部に差込可能なガイド部と、
を備え、
前記旋回流路は、
液体の通流方向に対し垂直な垂直面に沿って括れた括れ部と、
液体の通流方向から見て前記括れ部を挟むように対向配置される一対の対向面部と、
を有し、
当該旋回流路を前記垂直面に沿って切断した流路断面が、液体の通流方向に進むに従って、前記垂直面に沿って回転するような形状に形成されている気泡発生装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記挿入口部に前記筒状体が設置された状態において、前記ガイド部の先端が前記挿入口部の入口近傍に位置するように構成してある請求項1に記載の気泡発生装置。
【請求項3】
前記旋回流路の出口側における前記流路断面の面積(S1)が、前記旋回流路の入口側における前記流路断面の面積(S2)よりも大きく設定される請求項1又は2に記載の気泡発生装置。
【請求項4】
前記旋回流路は、液体の通流方向に進むに従って、前記一対の対向面部の距離が大きくなるとともに、前記流路断面の面積が大きくなるように形成されている請求項3に記載の気泡発生装置。
【請求項5】
前記面積(S1)と前記面積(S2)との面積比(S1/S2)は、1.1~1.5である請求項3に記載の気泡発生装置。
【請求項6】
前記筒状体における前記旋回流路の出口側の開口縁に、液体の通流方向に向かって前記筒状体の径方向外側に傾斜する傾斜部が形成されている請求項1又は2に記載の気泡発生装置。
【請求項7】
液体の通流方向に対し前記傾斜部がなす角度は、20~70°である請求項6に記載の気泡発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管継手に組み込まれる気泡発生装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給水ホースを水栓に接続するための管継手が開示されている。この特許文献1に開示された管継手は、水栓側に固定されるプラグと、給水ホース側に固定されるソケットとを備えている。プラグには、液体(水道水)が通流可能な挿入筒部が設けられている。一方、ソケットには、プラグの挿入筒部が挿入可能な挿入口部が設けられている。この管継手においては、プラグの挿入筒部をソケットの挿入口部に挿入し、挿入筒部に形成された円環状溝と、挿入口部の周囲に配設された複数のボールとを係合させることにより、プラグとソケットとをワンタッチで連結できるように構成されている。
【0003】
特許文献2には、例えば、直径100μm以下のいわゆるファインバブルと称される微細な気泡を液体中に発生させる気泡発生装置が開示されている。この特許文献2に開示された気泡発生装置は、液体が流れる管路中に設置されるものであり、貫通孔が形成された筒状体を備えている。この気泡発生装置において、液体の通流方向に対し垂直な方向に筒状体を切断したときの貫通孔の断面形状は、中央が狭くなった括れ形状で、且つ、液体の通流方向に進むに従って回転するような形状に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平1-98793号公報
特開2018-58038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記気泡発生装置を上記管継手に組み込む場合には、まず、ソケットの挿入口部に気泡発生装置を設置し、その後、プラグの挿入筒部をソケットの挿入口部に挿入することになる。しかしながら、ソケットの挿入口部に設置された気泡発生装置の筒状体は当該挿入口部の奥の方に配置されるため、プラグの挿入筒部をソケットの挿入口部に挿入しながら、筒状体をプラグの挿入筒部に差し込むことが難しく、気泡発生装置を管継手に容易に組み込むことができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、管継手に容易に組み込むことができる気泡発生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明に係る気泡発生装置の特徴構成は、
管継手に組み込まれる気泡発生装置であって、
前記管継手は、液体が通流可能な挿入筒部を有するプラグと、前記挿入筒部が挿入可能な挿入口部を有するソケットとが着脱可能に連結されてなり、
前記挿入口部に設置可能であり、液体が旋回しながら流れる旋回流路が形成された筒状体と、
前記筒状体に連設され、前記挿入筒部に差込可能なガイド部と、
を備え、
前記旋回流路は、
液体の通流方向に対し垂直な垂直面に沿って括れた括れ部と、
液体の通流方向から見て前記括れ部を挟むように対向配置される一対の対向面部と、
を有し、
当該旋回流路を前記垂直面に沿って切断した流路断面が、液体の通流方向に進むに従って、前記垂直面に沿って回転するような形状に形成されていることにある。
【0008】
本構成の気泡発生装置によれば、ソケットの挿入口部に設置される筒状体には、プラグの挿入筒部に差込可能なガイド部が連設されている。これにより、プラグの挿入筒部をソケットの挿入口部に挿入しながら、ガイド部を介して筒状体をプラグの挿入筒部に容易に差し込むことができる。従って、気泡発生装置を管継手に容易に組み込むことができる。そして、管継手に組み込まれた気泡発生装置においては、プラグの挿入筒部を流れる液体が筒状体の旋回流路へと流れ込む。旋回流路に流れ込んだ液体は、当該旋回流路を旋回しながら流れる。旋回しながら流れる液体には、遠心力が作用し、旋回流路において、括れ部を流れる液体と、一対の対向面部の付近を流れる液体との間に圧力差が生じる。その結果、括れ部を流れる液体が減圧され、括れ部を流れる液体中に気泡が発生する。こうして、管継手に気泡発生装置を組み込むだけで気泡を含んだ液体を容易に生成することができる。気泡を含む液体は洗浄効果が大きいため、例えば、洗濯機等での洗浄水として有効に利用することができる。
【0009】
本発明に係る気泡発生装置において、
前記挿入口部に前記筒状体が設置された状態において、前記ガイド部の先端が前記挿入口部の入口近傍に位置するように構成してあることが好ましい。
【0010】
本構成の気泡発生装置によれば、ソケットの挿入口部に筒状体が設置された状態において、ガイド部の先端がその挿入口部の入口近傍に位置されるので、ガイド部の先端を視認し易くなり、プラグの挿入筒部をソケットの挿入口部に挿入しながら、ガイド部を介して筒状体をプラグの挿入筒部に差し込む動作をより容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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