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公開番号
2025136777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035615
出願日
2024-03-08
発明の名称
バブル水生成装置およびバブル水生成方法
出願人
ヤマト科学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01F
23/232 20220101AFI20250911BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】圧力差だけでなく、溶液の温度勾配をも併せて利用することで、1回辺りのバブルの生成個数を増加させることが可能となり、バブル水の生成効率を向上させることができ、高濃度のバブル水をより短時間で生成することが可能なバブル水生成装置およびバブル水生成方法を提供する。
【解決手段】溶液BWを貯留する液槽12と、液槽12からの溶液BWを冷却するとともに、循環させる冷却チラー14と、冷却チラー14からの溶液BWを加熱するとともに、加圧する機能を有したUFB特性ノズル20と、を備え、UFB特性ノズル20よって、液槽12内に溶液BWを噴射させることを繰り返すことにより、所定数のUFBが溶存されてなるUFB水を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溶液を貯留する液槽と、
前記液槽からの前記溶液を冷却するとともに、循環させる冷却水循環装置と、
前記冷却水循環装置からの前記溶液を加熱するとともに、加圧する機能を有した特性ノズルと、
を備え、
前記特性ノズルによって、前記液槽内に前記溶液を噴射させることを繰り返すことにより、所定数の微細気泡が溶存されてなるバブル水を生成することを特徴とするバブル水生成装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記液槽からの前記溶液にガス供給部からの所望のガスを混合させる気液混合器を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項3】
前記ガス供給部は、前記所望のガスとして、前記溶液中の溶存濃度を高めるための溶存ガスを供給するものであることを特徴とする請求項2に記載のバブル水生成装置。
【請求項4】
前記特性ノズルは、加熱用の発熱チップと温度コントローラとを備えることを特徴とする請求項1に記載のバブル水生成装置。
【請求項5】
液槽内に貯留された溶液を取り込んで、冷却水循環装置によって冷却するステップと、
前記冷却水循環装置から供給される前記溶液を、特性ノズルにより加熱するとともに、加圧して前記液槽内に噴出させることによって微細気泡を生成するステップと、
を備え、
前記各ステップを繰り返すことによって、所定数の微細気泡が溶存されてなるバブル水を生成することを特徴とするバブル水生成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナノバブルとも称されるウルトラファインバブル(UFB)水を生成するバブル水生成装置およびバブル水生成方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、粒径の小さな微細気泡を含有するバブル水を生成するバブル水生成装置として、オゾンUFB水生成システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このオゾンUFB水生成システムは、液体が貯留される少なくとも一方および他方のタンクを備える。そして、一方のタンク内の圧力と他方のタンク内の圧力とを交互に切り換えながら、一方のタンクと他方のタンクとの間で液体の移動を繰り返すことにより、所定数のオゾンUFBを含むオゾンUFB水を生成するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7002781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記したオゾンUFB水生成システムの場合、高濃度のオゾンUFB水を得ることができるものの、その生成には時間を要するという課題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、バブル水の生成効率を向上させることができ、高濃度のバブル水をより短時間で生成することが可能なバブル水生成装置およびバブル水生成方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するため、本発明の一態様のバブル水生成装置は、溶液を貯留する液槽と、前記液槽からの前記溶液を冷却するとともに、循環させる冷却水循環装置と、前記冷却水循環装置からの前記溶液を加熱するとともに、加圧する機能を有した特性ノズルと、を備え、前記特性ノズルによって、前記液槽内に前記溶液を噴射させることを繰り返すことにより、所定数の微細気泡が溶存されてなるバブル水を生成することを特徴とする。
【0008】
本発明の他の態様のバブル水生成方法は、液槽内に貯留された溶液を取り込んで、冷却水循環装置によって冷却するステップと、前記冷却水循環装置から供給される前記溶液を、特性ノズルにより加熱するとともに、加圧して前記液槽内に噴出させることによって微細気泡を生成するステップと、を備え、前記各ステップを繰り返すことによって、所定数の微細気泡が溶存されてなるバブル水を生成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、圧力差だけでなく、溶液の温度勾配をも併せて利用することで、1回辺りのバブルの生成個数を増加させることが可能となり、バブル水の生成効率を向上させることができ、高濃度のバブル水をより短時間で生成することが可能なバブル水生成装置およびバブル水生成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るUFB(ウルトラファインバブル)水生成システムの構成例を示す概略図である。
本実施形態に係るUFB水生成システムの加熱・加圧用のUFB特性ノズルの概略構成を示す断面図である。
本実施形態に係るUFB水生成システムでの温度変化と溶存濃度との関係を対比して示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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