TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025118178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013328
出願日2024-01-31
発明の名称混合装置
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人弁理士法人ATEN
主分類B01F 33/71 20220101AFI20250805BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】ラムと通路との間でのシール性を向上させる。
【解決手段】ラム20は、通路40に差し込まれ、混合室11に対して接近または離反するように、通路40に沿った方向である通路方向Zに移動することで通路40を開閉する。シール50は、ラム20が通路40を閉じた状態のときのラム20の外面と通路40の内面との間に配置され、シール開口部53aと、シール背面部53bと、を備える。シール開口部53aは、シール50の混合室側Z2部分に設けられる。シール背面部53bは、シール50の反混合室側Z1の面である。バックアップ部60は、シール背面部53bに接触し、シール50を反混合室側Z1から支持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で材料を混合する混合装置であって、
前記作動流体および前記材料が入れられる混合室と、
前記混合室に前記材料を供給するための通路と、
前記通路に差し込まれ、前記混合室に対して接近または離反するように、前記通路に沿った方向である通路方向に移動することで前記通路を開閉するラムと、
前記ラムが前記通路を閉じた状態のときの前記ラムの外面と前記通路の内面との間に配置されるシールと、
バックアップ部と、
を備え、
前記シールは、
前記シールの混合室側部分に設けられるシール開口部と、
前記シールの反混合室側の面であるシール背面部と、
を備え、
前記バックアップ部は、前記シール背面部に接触し、前記シールを反混合室側から支持する、
混合装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
請求項1に記載の混合装置であって、
前記ラムは、
ラム混合室側部と、
前記ラム混合室側部よりも反混合室側に配置されるラム反混合室側部と、
を備え、
通路方向から見た前記ラム混合室側部の断面積は、通路方向から見た前記ラム反混合室側部の断面積よりも小さく、
前記シールは、
前記通路の内面と前記ラム混合室側部の外面との間に配置される混合室側シールと、
前記通路の内面と前記ラム反混合室側部の外面との間に配置される反混合室側シールと、
を備える、
混合装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の混合装置であって、
前記シールよりも混合室側に配置されるとともに前記シールと通路方向に対向するテーパ部を備え、
前記テーパ部は、前記テーパ部に囲まれた領域の通路方向から見た断面積が混合室側に向かって小さくなるように、通路方向に対して傾斜する壁面である、
混合装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で材料を混合する混合装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1などに、材料を混合する混合装置が記載されている。同文献に記載の混合装置は、混合室と、混合室に材料を投入するための通路(同文献ではラムウエイト室など)と、通路を開閉するラム(同文献ではラムウエイト)と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-93590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で材料を混合する場合は、作動流体を超臨界状態または亜臨界状態にするために、混合室内を高圧に保つ必要がある。そのため、超臨界状態または亜臨界状態の作動流体を用いずに材料を混合する混合装置に比べ、ラムと通路との間でのシール性を向上させる必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、ラムと通路との間でのシール性を向上させることができる混合装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
混合装置は、超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で材料を混合する。混合装置は、混合室と、通路と、ラムと、シールと、バックアップ部と、を備える。前記混合室には、前記作動流体および前記材料が入れられる。前記通路は、前記混合室に前記材料を供給するためのものである。前記ラムは、前記通路に差し込まれ、前記混合室に対して接近または離反するように、前記通路に沿った方向である通路方向に移動することで前記通路を開閉する。前記シールは、前記通路の内面と前記ラムの外面との間に配置される。前記シールは、シール開口部と、シール背面部と、を備える。前記シール開口部は、前記シールの混合室側部分に設けられる。前記シール背面部は、前記シールの反混合室側の面である。前記バックアップ部は、前記シール背面部に接触し、前記シールを反混合室側から支持する。
【発明の効果】
【0007】
上記構成により、ラムと通路との間でのシール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
混合装置1を横から見た断面図である。
図1に示すF2部分を示す断面図である。
第2実施形態の図2相当図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1~図2を参照して、第1実施形態の混合装置1について説明する。
【0010】
混合装置1は、図1に示すように、超臨界状態または亜臨界状態の作動流体の存在下で材料を混合する装置である。混合装置1で混合される材料は、ゴム(例えばタイヤ用ゴムなど)でもよく、樹脂でもよく、添加剤を含んでもよい。混合装置1で行われる「混合」は、混練でもよく、攪拌でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社神戸製鋼所
銅合金板
14日前
株式会社神戸製鋼所
回転機械
2日前
株式会社神戸製鋼所
混練装置
22日前
株式会社神戸製鋼所
混合装置
22日前
株式会社神戸製鋼所
冷却システム
6日前
株式会社神戸製鋼所
冷却システム
6日前
株式会社神戸製鋼所
水素吸蔵合金容器
1か月前
株式会社神戸製鋼所
サイドシル補強構造
13日前
株式会社神戸製鋼所
太陽光集熱システム
15日前
株式会社神戸製鋼所
防カビ性塗膜、部材および製品
15日前
株式会社神戸製鋼所
クレーンの制御装置及びクレーン
13日前
株式会社神戸製鋼所
コイル用パレット及びコイル固定方法
15日前
株式会社神戸製鋼所
中空構造体及び中空構造体の製造方法
9日前
株式会社神戸製鋼所
被覆アーク溶接棒、溶接継手及び溶接金属
1か月前
株式会社神戸製鋼所
水電解水素生成方法及び水電解水素生成装置
1か月前
株式会社神戸製鋼所
カバー付きインペラ、遠心圧縮機およびタービン
16日前
株式会社神戸製鋼所
軟磁性線材および軟磁性棒鋼ならびに軟磁性部品
1日前
株式会社神戸製鋼所
押出部材、押出部材の製造方法及び構造体の製造方法
10日前
株式会社神戸製鋼所
アルミニウム合金材の製造方法及びクラッド材の製造方法
13日前
株式会社神戸製鋼所
二酸化炭素排出量演算システム、該方法および該プログラム
27日前
株式会社神戸製鋼所
銑鉄製造方法及び鉱石原料
1か月前
株式会社神戸製鋼所
回転工具、回転工具の位置姿勢算出方法及び回転工具の位置姿勢算出システム
2日前
株式会社神戸製鋼所
炭素酸化物の還元方法、鉄鋼の製造方法、炭素酸化物の還元装置、及び鉄鋼の製造装置
1日前
株式会社神戸製鋼所
レシプロ式の圧縮機ユニット及び圧縮機ユニットの運転方法
28日前
株式会社神戸製鋼所
磁気ディスク用アルミニウム合金板、磁気ディスク用アルミニウム合金ブランク、及び磁気ディスク用アルミニウム合金サブストレート
6日前
株式会社神戸製鋼所
磁気ディスク用アルミニウム合金板、磁気ディスク用アルミニウム合金ブランク、及び磁気ディスク用アルミニウム合金サブストレート
6日前
株式会社神戸製鋼所
アルミドロスの処理方法、低ハロゲン化アルミドロスの製造方法、ハロゲン化物の製造方法、アルミニウム溶湯の精錬方法、アルミニウム材料の製造方法、高炉出銑口用マッド材の製造方法および耐火物成型体の製造方法
1か月前
個人
海水淡水化装置
27日前
東レ株式会社
複合半透膜
7日前
日本ソリッド株式会社
屋外沈殿池
10日前
三洋化成工業株式会社
水処理薬剤
14日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離回収液
27日前
三機工業株式会社
ろ過装置
6日前
株式会社フクハラ
圧縮空気圧回路
7日前
株式会社カネカ
製造システム
2日前
株式会社カネカ
濃縮システム
6日前
続きを見る