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公開番号
2025127595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024372
出願日
2024-02-21
発明の名称
製造システム
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
B01D
53/02 20060101AFI20250826BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】本発明は、特定のガスを除去しつつ、二種類のガスを含む混合ガスを生成でき、生成した混合ガスを使用して製造物を製造可能な製造システムを提供する。
【解決手段】第1ガスと第3ガスを含む第1混合ガスを導入する第1ガス導入部と、第2ガスと第3ガスを含む第2混合ガスを導入する第2ガス導入部と、第1ガス導入部に導入された第1混合ガスから第1ガスを濃縮した第1濃縮ガスを生成する第1ガス濃縮部と、第2ガス導入部に導入された第2混合ガスから第2ガスを濃縮した第2濃縮ガスを生成する第2ガス濃縮部と、第1ガス濃縮部で生成された第1濃縮ガスと第2ガス濃縮部で生成された第2濃縮ガスを混合し、第1ガスと第2ガスと第3ガスを含む第3混合ガスを生成する混合部と、混合部で生成された第3混合ガスから第3ガスを分離し、製造ガスを生成するガス分離部と、製造ガスを使用して製造物を製造する製造部を備える構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ガスと第3ガスを含む第1混合ガスを導入する第1ガス導入部と、
第2ガスと第3ガスを含む第2混合ガスを導入する第2ガス導入部と、
前記第1ガス導入部に導入された前記第1混合ガスから前記第1ガスを濃縮した第1濃縮ガスを生成する第1ガス濃縮部と、
前記第2ガス導入部に導入された前記第2混合ガスから前記第2ガスを濃縮した第2濃縮ガスを生成する第2ガス濃縮部と、
前記第1ガス濃縮部で生成された前記第1濃縮ガスと前記第2ガス濃縮部で生成された前記第2濃縮ガスを混合し、前記第1ガスと前記第2ガスと前記第3ガスを含む第3混合ガスを生成する混合部と、
前記混合部で生成された前記第3混合ガスから前記第3ガスを分離し、製造ガスを生成するガス分離部と、
前記製造ガスを使用して製造物を製造する製造部を備える、製造システム。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第1ガス濃縮部で生成された第1濃縮ガス中の第1ガスの濃度と、前記第2ガス濃縮部で生成された第2濃縮ガス中の第2ガスの濃度は、相違している、請求項1に記載の製造システム。
【請求項3】
前記第1ガス濃縮部で生成された第1濃縮ガス中の第1ガスの濃度と、前記第2ガス濃縮部で生成された第2濃縮ガス中の第2ガスの濃度の差は、1%以上である、請求項2に記載の製造システム。
【請求項4】
前記第1ガスは、二酸化炭素であり、前記第2ガスは、酸素である、請求項1~3のいずれか1項に記載の製造システム。
【請求項5】
前記第3ガスは、窒素である、請求項4に記載の製造システム。
【請求項6】
前記第1ガス濃縮部は、前記第1濃縮ガス中の前記第1ガスの濃度が60%から98%の範囲に収まるように前記第1ガスを濃縮する、請求項1~3のいずれか1項に記載の製造システム。
【請求項7】
前記第2ガス濃縮部は、前記第2濃縮ガス中の前記第2ガスの濃度が80%から95%の範囲に収まるように前記第2ガスを濃縮する、請求項1~3のいずれか1項に記載の製造システム。
【請求項8】
前記製造部に第2ガスを含む第2含有ガスを供給する第2ガス供給部を備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の製造システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製造システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、発電設備から排出される排ガスや大気(以下、単に排ガス等ともいう)から二酸化炭素を分離して回収し、回収した二酸化炭素から炭素化合物を生成したり、二酸化炭素を用いて微生物を培養したりする取り組みがなされている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-159666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、水素細菌等の微生物の培養には、水素と、二酸化炭素と、酸素が必要とされている。また、水素細菌の中には、窒素飢餓条件において菌体内に生分解性プラスチックを蓄積する細菌がある。
このような細菌を用いて生分解性プラスチックを製造するためには、生分解性プラスチックを効率的に製造する観点から窒素の濃度が低く、純度の高い二酸化炭素と酸素を含む混合ガスを生成し、当該混合ガスを製造部で使用することが好ましい。
【0005】
そこで、本発明は、特定のガスを除去しつつ、二種類のガスを含む混合ガスを生成でき、生成した混合ガスを使用して製造物を製造可能な製造システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するための本発明の一つの様相は、第1ガスと第3ガスを含む第1混合ガスを導入する第1ガス導入部と、第2ガスと第3ガスを含む第2混合ガスを導入する第2ガス導入部と、前記第1ガス導入部に導入された前記第1混合ガスから前記第1ガスを濃縮した第1濃縮ガスを生成する第1ガス濃縮部と、前記第2ガス導入部に導入された前記第2混合ガスから前記第2ガスを濃縮した第2濃縮ガスを生成する第2ガス濃縮部と、前記第1ガス濃縮部で生成された前記第1濃縮ガスと前記第2ガス濃縮部で生成された前記第2濃縮ガスを混合し、前記第1ガスと前記第2ガスと前記第3ガスを含む第3混合ガスを生成する混合部と、前記混合部で生成された前記第3混合ガスから前記第3ガスを分離し、製造ガスを生成するガス分離部と、前記製造ガスを使用して製造物を製造する製造部を備える、製造システムである。
【0007】
本様相によれば、第1ガス濃縮部で第1ガスを濃縮して第3ガスを含む第1ガス以外のガスの濃度を薄めた第1濃縮ガスと、第2ガス濃縮部で第2ガスを濃縮して第3ガスを含む第2ガス以外のガスの濃度を薄めた第2濃縮ガスとを混合部で混合して第3混合ガスを生成し、ガス分離部で第3混合ガスから第3ガスを分離する。そのため、ガス分離部において第3ガスを除去しつつ、高純度の第1ガスと高純度の第2ガスを含む製造ガスを生成でき、生成した製造ガスを製造部で使用して良質な製造物を製造可能である。
【0008】
好ましい様相は、前記第1ガス濃縮部で生成された第1濃縮ガス中の第1ガスの濃度と、前記第2ガス濃縮部で生成された第2濃縮ガス中の第2ガスの濃度は、相違している。
【0009】
好ましい様相は、前記第1ガス濃縮部で生成された第1濃縮ガス中の第1ガスの濃度と、前記第2ガス濃縮部で生成された第2濃縮ガス中の第2ガスの濃度の差は、1%以上である。
【0010】
好ましい様相は、前記第1ガスは、二酸化炭素であり、前記第2ガスは、酸素である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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