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公開番号
2025117989
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013026
出願日
2024-01-31
発明の名称
温水装置
出願人
リンナイ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F24H
15/196 20220101AFI20250805BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】浴槽内の浴槽水を除菌する除菌装置を設置した温水装置にあって、除菌装置に浴槽水の汚れが付着することを抑制可能とする温水装置を提供する。
【解決手段】温水装置1は、浴槽11内の浴槽水が浴槽11と加熱部3の間で循環する風呂循環回路2と、風呂循環回路2に設けられ、風呂循環回路2を循環する浴槽水を除菌する除菌装置7と、風呂循環回路2における除菌装置7をバイパスして浴槽水を流す分岐流路8と、風呂循環回路2を循環する浴槽水が除菌装置7を通過するか分岐流路8を通過するかを切替える切替弁9とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
浴槽内の浴槽水が浴槽と加熱部との間で循環する風呂循環回路と、
風呂循環回路に設けられ、風呂循環回路を循環する浴槽水を除菌する除菌装置と、
風呂循環回路における除菌装置をバイパスして浴槽水を流す分岐流路と、
風呂循環回路を循環する浴槽水が除菌装置を通過するか分岐流路を通過するかを切替える切替弁とを備える、温水装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の温水装置において、
加熱部の下流側の風呂循環回路には、風呂循環回路を流れる浴槽水の温度を検出する温度センサを備え、
風呂循環回路を循環する浴槽水を除菌装置に通過させる除菌運転時に、温度センサで検出する浴槽水の温度が所定温度以上の場合、切替弁により浴槽水を分岐流路に通過させ、除菌運転をキャンセルするように構成されている、温水装置。
【請求項3】
請求項1に記載の温水装置において、
風呂循環回路における除菌装置から分岐流路の合流部までの間の流路には、浴槽水が上流側へ逆流することを防止する逆止弁が設けられている、温水装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の温水装置において、
給水源の水を給湯加熱部で加熱して湯を出湯する給湯回路と、
給湯回路と風呂循環回路とを接続し、給湯回路から風呂循環回路に湯又は水を供給するための搬送路とを備え、
浴槽水を除菌装置に通過させる除菌運転後に、搬送路を通して給湯回路から風呂循環回路に所定量の湯又は水を供給して除菌装置に通過させる洗浄運転を行うように構成されている、温水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽内の浴槽水を除菌する除菌装置を備える温水装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、温水装置において浴槽内の浴槽水を除菌する機能を有するものがある(特許文献1)。この温水装置は、浴槽内の浴槽水を熱交換器で加熱しながら循環させる風呂循環回路を備え、風呂循環回路は、浴槽内の浴槽水を熱交換器に供給する風呂戻り配管と、熱交換器で加熱した浴槽水を浴槽に流出する風呂往き配管とを有し、風呂戻り配管に浴槽水を除菌する除菌装置を設置することで、除菌装置には熱交換器で加熱される前の浴槽水を通過させ、除菌装置が熱により損傷することを抑制するというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-54144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の温水装置では、除菌装置が風呂循環回路に設けられているため、浴槽内の浴槽水を追焚きする度に浴槽水が除菌装置を通過し、特に浴槽水は、入浴により汚れを多く含むため、追焚きの度に浴槽水が除菌装置を通過することで、除菌装置には、経年的に浴槽水の汚れが付着して除菌能力が比較的早く低下するおそれがあった。
【0005】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、除菌装置に対し浴槽水の汚れの付着を抑制することを可能とする温水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る温水装置は、
浴槽内の浴槽水が浴槽と加熱部との間で循環する風呂循環回路と、
風呂循環回路に設けられ、風呂循環回路を循環する浴槽水を除菌する除菌装置と、
風呂循環回路における除菌装置をバイパスして浴槽水を流す分岐流路と、
風呂循環回路を循環する浴槽水が除菌装置を通過するか分岐流路を通過するかを切替える切替弁とを備える。
【0007】
前記構成により、浴槽内の浴槽水の追焚き運転時には、切替弁により、風呂循環回路を循環する浴槽水を分岐流路に通過させ、除菌装置を通過させないようにすることで、除菌装置に浴槽水の汚れが付着しないようにすることができる。さらには、追焚き運転時の高温の浴槽水が除菌装置を通過しないようにすることができるため、除菌装置が熱によって損傷を受けないようにすることができる。また、使用者が浴槽の残り湯を使用する場合等に浴槽水の除菌運転を行うときは、切替弁により、風呂循環回路を循環する浴槽水を除菌装置に通過させることで、浴槽水の除菌を行うことができる。このように、除菌運転を行う場合にのみ風呂循環回路を循環する浴槽水を除菌装置に通過させるため、除菌装置には浴槽水の汚れが付着しにくくすることができ、除菌装置の除菌能力が早期に低下することなく除菌能力を高く維持した状態を長期間持続することができる。
【0008】
前記温水装置において、
加熱部の下流側の風呂循環回路には、風呂循環回路を流れる浴槽水の温度を検出する温度センサを備え、
風呂循環回路を循環する浴槽水を除菌装置に通過させる除菌運転時に、温度センサで検出する浴槽水の温度が所定温度以上の場合、切替弁により浴槽水を分岐流路に通過させ、除菌運転をキャンセルするように構成することができる。
【0009】
前記構成により、高温の浴槽水が除菌装置を通過することを防止できるため、除菌装置が熱で損傷を受けにくくすることができ、除菌装置の長寿命化を図ることができる。
【0010】
前記温水装置において、
風呂循環回路における除菌装置から分岐流路の合流部までの間の流路には、浴槽水が上流側へ逆流することを防止する逆止弁を設けるようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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