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公開番号2025117917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012902
出願日2024-01-31
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び医療画像撮影システム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 6/03 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】医療画像撮影装置における被検体が載せられる寝台の移動速度を適切な速度に制御することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び医療画像撮影システムを得る。
【解決手段】情報処理装置は、検査に関する検査情報、被検体に関する被検体情報、及び操作者に関する操作者情報の少なくとも1つの情報を取得し、取得した情報に基づいて、初期位置と撮影位置との間における寝台の移動速度を導出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ寝台に載せられた被検体の医療画像を撮影する医療画像撮影システムの前記寝台の移動速度を導出する情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
検査に関する検査情報、前記被検体に関する被検体情報、及び操作者に関する操作者情報の少なくとも1つの情報を取得し、
取得した前記情報に基づいて、初期位置と撮影位置との間における前記寝台の移動速度を導出する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、
導出した前記移動速度に従って、前記初期位置と前記撮影位置との間における前記寝台の移動を制御する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記検査情報は、検査の種別を含む
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記検査の種別が、前記被検体に医療機器を接続して行う検査を表す場合、前記被検体に医療機器を接続せずに行う検査を表す場合よりも前記寝台の移動速度を低く導出する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記被検体情報は、前記被検体の識別情報に対応付けられた情報、前記被検体の生体情報、前記寝台に載せられた前記被検体が発した音声、及び前記寝台に載せられた前記被検体を撮影して得られた光学画像の少なくとも1つを含む
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記寝台の移動開始前に前記寝台の移動速度を導出した後に、前記寝台の移動中に取得した前記生体情報、前記音声、及び前記光学画像の少なくとも1つに基づいて、導出した前記寝台の移動速度を調整した移動速度を導出する
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記操作者情報は、前記操作者の識別情報に対応付けられた情報、前記操作者が発した音声、及び前記操作者を撮影して得られた光学画像の少なくとも1つを含む
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記寝台の移動開始前に前記寝台の移動速度を導出した後に、前記寝台の移動中に取得した前記音声及び前記光学画像の少なくとも一方に基づいて、導出した前記寝台の移動速度を調整した移動速度を導出する
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ寝台に載せられた被検体の医療画像を撮影する医療画像撮影システムの前記寝台の移動速度を導出する情報処理装置の前記プロセッサが、
検査に関する検査情報、前記被検体に関する被検体情報、及び操作者に関する操作者情報の少なくとも1つの情報を取得し、
取得した前記情報に基づいて、初期位置と撮影位置との間における前記寝台の移動速度を導出する
処理を実行する情報処理方法。
【請求項10】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ寝台に載せられた被検体の医療画像を撮影する医療画像撮影システムの前記寝台の移動速度を導出する情報処理装置の前記プロセッサに、
検査に関する検査情報、前記被検体に関する被検体情報、及び操作者に関する操作者情報の少なくとも1つの情報を取得し、
取得した前記情報に基づいて、初期位置と撮影位置との間における前記寝台の移動速度を導出する
処理を実行させるための情報処理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び医療画像撮影システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、CT(Computed Tomography)装置及びMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の医療機器の進歩により、より質の高い高解像度の3次元画像が画像診断に用いられるようになってきている。CT装置及びMRI装置等の医療画像撮影装置では、初期位置において寝台に被検体が載せられ、被検体が載せられた寝台が撮影位置(例えば、ガントリの直前の位置)まで移動された後に、医療画像の撮影が開始される。
【0003】
特許文献1には、操作者がタッチパネル等の入力装置を介して寝台の移動方向及び移動速度を入力する技術が開示されている。
【0004】
特許文献2には、操作者が寝台の天板に加えた力に応じて寝台の移動速度を制御することによって、操作者による寝台の移動をアシストする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-054388号公報
特開2020-068879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した医療画像撮影装置において、初期位置と撮影位置との間で寝台を自動的に移動させることができると、画像撮影を効率化させることができる。この場合、寝台の移動速度を高速にすることができると、画像撮影の時間を短縮することができ、好ましい。しかしながら、検査、被検体、及び操作者等の種々の要素に応じて、最適な寝台の移動速度は異なる。
【0007】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、医療画像撮影装置における被検体が載せられる寝台の移動速度を適切な速度に制御することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び医療画像撮影システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様の情報処理装置は、少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ寝台に載せられた被検体の医療画像を撮影する医療画像撮影システムの寝台の移動速度を導出する情報処理装置であって、プロセッサは、検査に関する検査情報、被検体に関する被検体情報、及び操作者に関する操作者情報の少なくとも1つの情報を取得し、取得した情報に基づいて、初期位置と撮影位置との間における寝台の移動速度を導出する。
【0009】
第2の態様の情報処理装置は、第1の態様の情報処理装置において、プロセッサは、導出した移動速度に従って、初期位置と撮影位置との間における寝台の移動を制御する。
【0010】
第3の態様の情報処理装置は、第1の態様又は第2の態様の情報処理装置において、検査情報は、検査の種別を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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