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公開番号
2025116923
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011454
出願日
2024-01-30
発明の名称
細菌の腸管定着の増強用組成物
出願人
国立大学法人 和歌山大学
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
A61K
31/702 20060101AFI20250804BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】細菌の腸管定着を増強する技術を提供すること。
【解決手段】Galβ(1→3)Xxx
1
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示す。]で表される糖、及びGalβ(1→3)Xxx
1
-Xxx
2
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示し、Xxx
2
は任意の糖を示す。]で表される糖からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、細菌の腸管定着の増強用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
Galβ(1→3)Xxx
1
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示す。]で表される糖、及びGalβ(1→3)Xxx
1
-Xxx
2
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示し、Xxx
2
は任意の糖を示す。]で表される糖からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、細菌の腸管定着の増強用組成物。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
Xxx
1
がN-アセチルアミノ糖である、請求項1に記載の増強用組成物。
【請求項3】
Xxx
1
がN-アセチルガラクトサミン又はN-アセチルグルコサミンである、請求項1に記載の増強用組成物。
【請求項4】
Galβ(1→3)Xxx
1
で表される糖を含有する、請求項1に記載の増強用組成物。
【請求項5】
前記細菌が腸内細菌である、請求項1に記載の増強用組成物。
【請求項6】
前記細菌が乳酸菌又はビフィズス菌である、請求項1に記載の増強用組成物。
【請求項7】
前記細菌がLacticaseibacillus属細菌である、請求項1に記載の増強用組成物。
【請求項8】
経口摂取形態である、請求項1~7のいずれかに記載の増強用組成物。
【請求項9】
前記細菌と併用摂取するように用いられる、又は前記細菌を含有する、請求項1~7のいずれかに記載の増強用組成物。
【請求項10】
食品組成物、食品添加剤、健康増進剤、栄養補助剤、又は医薬である、請求項1~7のいずれかに記載の増強用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、細菌の腸管定着の増強用組成物等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
腸内環境を改善することによって宿主の健康に有益な影響を与える生きた微生物はプロバイオティクスと呼ばれ、乳酸菌やビフィズス菌が代表的な菌である。有益な機能としては、下痢や便秘を抑える、腸内の良い菌を増やし悪い菌を減らす、腸内環境を改善する、腸内の感染を予防する、免疫機能や神経系を調節する、アレルギーと抑える、コレステロール値を下げる、などが挙げられる。
【0003】
世界における食品プロバイオティクスの市場規模は、2022年に605億米ドルに達し、2030年には1,001億米ドルに達すると予測され、予測期間2023-2030年の年平均成長率は6.5%と予測されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
J Nutr. 1997 Jan;127(1):89-94. doi: 10.1093/jn/127.1.89.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ヨーグルトや発酵乳などとして口から摂取した外来のプロバイオティクスは、既に腸内に定着している細菌叢が妨げとなり、ヒトの腸内で定着することは困難である(非特許文献1)。これまでに有益な細菌を腸内で増殖させる効果のあるイヌリンなどの糖類は報告されているが、細菌の腸管定着を増強する糖類は報告されていない。
【0006】
本発明は、細菌の腸管定着を増強する技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は上記課題に鑑みて鋭意研究を進めた結果、Galβ(1→3)Xxx
1
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示す。]で表される糖、及びGalβ(1→3)Xxx
1
-Xxx
2
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示し、Xxx
2
は任意の糖を示す。]で表される糖からなる群より選択される少なくとも1種が、細菌の腸管定着を増強することを見出した。本発明者はこの知見に基づいてさらに研究を進めた結果、本発明を完成させた。即ち、本発明は、下記の態様を包含する。
【0008】
項1. Galβ(1→3)Xxx
1
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示す。]で表される糖、及びGalβ(1→3)Xxx
1
-Xxx
2
[Xxx
1
はN-アセチルアミノ糖又は6-スルホ-N-アセチルアミノ糖を示し、Xxx
2
は任意の糖を示す。]で表される糖からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、細菌の腸管定着の増強用組成物。
【0009】
項2. Xxx
1
がN-アセチルアミノ糖である、項1に記載の増強用組成物。
【0010】
項3. Xxx
1
がN-アセチルガラクトサミン又はN-アセチルグルコサミンである、項1に記載の増強用組成物。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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