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公開番号2025116449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010875
出願日2024-01-29
発明の名称荷台部材およびトラック
出願人個人,個人,個人,個人
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B62D 33/02 20060101AFI20250801BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】荷物を積むスペースと工具を積むスペースとを分離でき、分離のために設けられる支持具への過重負荷およびそれに起因する荷台の変形を抑制可能な荷台部材、および当該荷台部材を搭載したトラックを提供する。
【解決手段】荷台部材10は、ベース板1と、床板2と、複数の支持部材3と、複数の側壁部材4とを備える。ベース板1は第1主面1aを有する。床板2はベース板1の第1主面1a上に、第1主面1aと間隔を隔てて配置される。複数の支持部材3はベース板1と床板2とを接続する。複数の側壁部材4は床板2から見て上側に突出するように、床板2の外周部上に配置されるとともに床板2に接続される。少なくとも1つの側壁部材4は、床板2との接続部5を回転中心として回転可能である。複数の側壁部材4を互いに固定する固定部材6をさらに備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トラックの荷台に搭載する荷台部材であって、
第1主面を有するベース板と、
前記ベース板の前記第1主面上に、前記第1主面と間隔を隔てて配置される床板と、
前記ベース板と前記床板とを接続する複数の支持部材と、
前記床板から見て前記ベース板が位置する側と反対側に突出するように、前記床板の外周部上に配置されるとともに前記床板に接続された複数の側壁部材と、を備え、
前記複数の側壁部材のうちの少なくとも1つは、前記床板との接続部を回転中心として回転可能であり、
前記複数の側壁部材を互いに固定する固定部材をさらに備える、荷台部材。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
平面視において、前記床板の外縁が前記ベース板の外縁より外側に位置している、請求項1に記載の荷台部材。
【請求項3】
前記ベース板と前記床板との間の空間の端部にカバーシートが設置されている、請求項1または2に記載の荷台部材。
【請求項4】
前記複数の側壁部材は、開閉可能な扉部が形成された扉部付き側壁部材を含む、請求項1または2に記載の荷台部材。
【請求項5】
前記複数の側壁部材は、屈曲部が形成された屈曲部付き側壁部材を含む、請求項1または2に記載の荷台部材。
【請求項6】
荷台を有するトラックであって、
請求項1または2に記載の荷台部材が前記荷台に設置されている、トラック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷台部材およびトラックに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2007-22463号公報(特許文献1)には、小型トラック用の補助荷台が開示されている。特許文献1の補助荷台は、幌で覆った状態においても、荷台への荷物の出し入れを容易にするとの課題を解決する。具体的には、特許文献1では、トラックの荷台は開閉可能な側板で囲まれている。特許文献1では、荷台の四隅の上に、互いに間隔をあけて、支持具が配置される。特許文献1では、支持具の上に棚板が設けられている。棚板と荷台とは高さ方向について間隔を有している。当該間隔の部分にて荷台への荷物の出し入れが可能となる。荷台と棚板とを有することにより、荷物(土、木など)を積むスペースと、工具を積むスペースとを分離できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-22463号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし特許文献1においては、四本の支持具のみにより棚板が支えられている。このため棚板上に荷物を搭載すれば、支持具に大きな荷重が加わる。その結果、支持具の下端に接続された荷台の表面が凹んだり変形したりする可能性がある。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みなされたものである。本発明の目的は、荷物を積むスペースと工具を積むスペースとを分離でき、分離のために設けられる支持具への過重負荷およびそれに起因する荷台の変形を抑制可能な荷台部材、および当該荷台部材を搭載したトラックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従った荷台部材は、トラックの荷台に搭載するものである。荷台部材は、ベース板と、床板と、複数の支持部材と、複数の側壁部材とを備える。ベース板は第1主面を有する。床板はベース板の第1主面上に、第1主面と間隔を隔てて配置される。複数の支持部材はベース板と床板とを接続する。複数の側壁部材は床板から見てベース板が位置する側と反対側に突出するように、床板の外周部上に配置されるとともに床板に接続される。複数の側壁部材のうちの少なくとも1つは、床板との接続部を回転中心として回転可能である。複数の側壁部材を互いに固定する固定部材をさらに備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、荷物を積むスペースと工具を積むスペースとを分離でき、分離のために設けられる支持具への過重負荷およびそれに起因する荷台の変形を抑制可能な荷台部材、および当該荷台部材を搭載したトラックを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る荷台部材の斜視図である。
実施の形態1に係る荷台部材を側方から見た側面図である。
実施の形態1に係る荷台部材を後方から見た側面図である。
図1~図3の荷台部材が搭載されたトラックを側方から見た側面図である。
図4のトラックを後方から見た側面図である。
実施の形態1の変形例に係る荷台部材の斜視図である。
実施の形態2の第1例に係る荷台部材を側方から見た側面図である。
実施の形態2の第2例に係る荷台部材を側方から見た側面図である。
実施の形態3に係る荷台部材を上方から見た平面図である。
実施の形態4に係る荷台部材を側方から見た側面図である。
実施の形態5に係る荷台部材およびトラックを側方から見た側面図である。
図11の荷台部材を搭載したトラックを後方から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施の形態1)
<荷台部材の構成>
図1は、実施の形態1に係る荷台部材の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る荷台部材を側方から見た側面図である。図3は、実施の形態1に係る荷台部材を後方から見た側面図である。図4は、図1~図3の荷台部材が搭載されたトラックを側方から見た側面図である。図5は、図4のトラックを後方から見た側面図である。図1~図5を参照して、本実施の形態の荷台部材10は、トラックの荷台に搭載される。荷台部材10は、ベース板1と、床板2と、複数の支持部材3と、複数の側壁部材4とを主に備えている。
【0010】
ベース板1は、第1主面1aを有する板状の部材である。ベース板1は、平面視において矩形状を有する。第1主面1aは、荷台部材10がトラックに搭載されたときに水平方向に拡がる。このように以降においても、荷台部材10の各部分の方向は、これがトラックに搭載されたときの方向を記す。第1主面1aは上方を向いている。床板2は、ベース板1の第1主面1aの上に配置される。このとき床板2は、上下方向について第1主面1aと間隔を隔てている。ベース板1と床板2との間隔により、ベース板1と床板2との間には空間11が設けられる。床板2は、平面視において矩形状を有する。なお、ベース板1および床板2はそれぞれ1つの部材であってもよいし、複数の部材により構成されていてもよい。ベース板1および床板2の平面形状は矩形状とは異なる他の形状であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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