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公開番号2025116386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010785
出願日2024-01-29
発明の名称画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 5/74 20060101AFI20250801BHJP(電気通信技術)
要約【課題】特徴点を容易に選択することが可能な、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像投写システム100は、プロジェクター1と端末装置2とを含む。プロジェクター1は、投写面Spを撮像した第1撮像画像を取得することと、第1撮像画像に画像処理を実行することによって複数の特徴点を検出することと、複数の特徴点のうち、第1撮像画像の一部分を切り出した部分画像に含まれる複数の特徴点の位置を示す情報を含む特徴点情報を端末装置2に送信することと、を実行する制御部を含む。端末装置2は、特徴点情報に基づいてユーザーインターフェイス画像を端末表示部に表示させることと、部分画像に含まれる複数の特徴点の中から、ユーザーインターフェイス画像を用いて選択された特徴点を示す選択情報を取得することと、選択情報をプロジェクター1に送信することと、を実行する端末制御部を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1通信装置と、
投写画像が投写される投写面を撮像した撮像画像を取得することと、
前記撮像画像に画像処理を実行することによって複数の特徴点を検出することと、
前記複数の特徴点のうち、前記撮像画像の一部分を切り出した部分画像に含まれる複数の特徴点の位置を示す情報を含む特徴点情報を、前記第1通信装置を介して端末装置に送信することと、
を実行する第1処理装置と、
を含むプロジェクターと、
表示装置と、
第2通信装置と、
前記特徴点情報に基づいて、前記表示装置にユーザーインターフェイス画像を表示させることと、
前記部分画像に含まれる前記複数の特徴点の中から、前記ユーザーインターフェイス画像を用いて選択された特徴点を示す選択情報を取得することと、
前記選択情報を、前記第2通信装置を介して前記プロジェクターに送信することと、
を実行する第2処理装置と、
を含む前記端末装置と、を含む、
画像処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像処理システムであって、
前記第1処理装置は、前記選択情報が示す前記特徴点を用いて、前記投写面における前記投写画像の位置及び形状を補正するための補正情報を生成すること、をさらに実行する、
画像処理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の画像処理システムであって、
前記部分画像は、前記投写画像の角を含む画像である、
画像処理システム。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
前記特徴点情報に含まれる前記複数の特徴点の位置を示す情報は、前記複数の特徴点の前記撮像画像における座標を示す情報である、
画像処理システム。
【請求項5】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
前記特徴点情報は、前記部分画像をさらに含む、
画像処理システム。
【請求項6】
請求項5に記載の画像処理システムであって、
前記部分画像には、前記複数の特徴点を示す画像が重畳されている、
画像処理システム。
【請求項7】
投写画像が投写される投写面を撮像した撮像画像を取得することと、
前記撮像画像に画像処理を実行することによって複数の特徴点を検出することと、
前記複数の特徴点のうち、前記撮像画像の一部分を切り出した部分画像に含まれる複数の特徴点の位置を示す情報を含む特徴点情報を、端末装置に送信することと、
前記部分画像に含まれる前記複数の特徴点の中から選択された特徴点を示す選択情報を、前記端末装置から取得することと、を含む、
画像処理方法。
【請求項8】
コンピューターに、
投写画像が投写される投写面を撮像した撮像画像を取得することと、
前記撮像画像に画像処理を実行することによって複数の特徴点を検出することと、
前記複数の特徴点のうち、前記撮像画像の一部分を切り出した部分画像に含まれる複数の特徴点の位置を示す情報を含む特徴点情報を、端末装置に送信することと、
前記部分画像に含まれる前記複数の特徴点の中から選択された特徴点を示す選択情報を、前記端末装置から取得することと、を実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
投写面に投写画像を投写するプロジェクターは、設置位置が動いてしまうと、投写面における投写画像の位置が初期位置からずれてしまう。このため、特許文献1に示すように、設置位置が動いた場合でも、投写画像の位置を初期位置に戻すことが可能なプロジェクターが提案されている。特許文献1に記載のプロジェクターは、初期設定処理として、投写面を含む外景を撮像装置で撮像し、撮像した画像の中から複数の第1特徴点を抽出する。また、このプロジェクターは、設置位置が動いた後にも、再び外景を撮像し、複数の第2特徴点を抽出する。そして、第1特徴点から対応する第2特徴点への座標変換を行う射影変換パラメータを用いて、投写画像の位置を初期位置に戻す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-92169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のプロジェクターは、所定のアルゴリズムを用いて特徴点を抽出するが、抽出される複数の特徴点には、投写画像の基準点としては不適切な特徴点も含まれ得る。このため、プロジェクターが抽出した複数の特徴点の中から、基準点として適切な特徴点をユーザーが選択できるようにすることが望ましい。しかしながら、特許文献1には、抽出された特徴点の中から適切な特徴点を選択することについては記載されていない。このため、ユーザーが特徴点を容易に選択することを可能とする技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
画像処理システムは、第1通信装置と、投写画像が投写される投写面を撮像した撮像画像を取得することと、前記撮像画像に画像処理を実行することによって複数の特徴点を検出することと、前記複数の特徴点のうち、前記撮像画像の一部分を切り出した部分画像に含まれる複数の特徴点の位置を示す情報を含む特徴点情報を、前記第1通信装置を介して端末装置に送信することと、を実行する第1処理装置と、を含むプロジェクターと、表示装置と、第2通信装置と、前記特徴点情報に基づいて、前記表示装置にユーザーインターフェイス画像を表示させることと、前記部分画像に含まれる前記複数の特徴点の中から、前記ユーザーインターフェイス画像を用いて選択された特徴点を示す選択情報を取得することと、前記選択情報を、前記第2通信装置を介して前記プロジェクターに送信することと、を実行する第2処理装置と、を含む前記端末装置と、を含む。
【0006】
画像処理方法は、投写画像が投写される投写面を撮像した撮像画像を取得することと、前記撮像画像に画像処理を実行することによって複数の特徴点を検出することと、前記複数の特徴点のうち、前記撮像画像の一部分を切り出した部分画像に含まれる複数の特徴点の位置を示す情報を含む特徴点情報を、端末装置に送信することと、前記部分画像に含まれる前記複数の特徴点の中から選択された特徴点を示す選択情報を、前記端末装置から取得することと、を含む。
【0007】
プログラムは、コンピューターに、投写画像が投写される投写面を撮像した撮像画像を取得することと、前記撮像画像に画像処理を実行することによって複数の特徴点を検出することと、前記複数の特徴点のうち、前記撮像画像の一部分を切り出した部分画像に含まれる複数の特徴点の位置を示す情報を含む特徴点情報を、端末装置に送信することと、前記部分画像に含まれる前記複数の特徴点の中から選択された特徴点を示す選択情報を、前記端末装置から取得することと、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像投写システムの概略構成を示す斜視図。
プロジェクターの内部構成を示すブロック図。
画像投写部の概略構成を示す模式図。
端末装置の概略構成を示すブロック図。
投写維持機能の初期設定時におけるプロジェクターの動作を説明するためのフローチャート。
投写維持機能の初期設定時における投写面の状態を示す図。
投写維持機能の初期設定時における投写面の状態を示す図。
投写維持機能の初期設定時における投写面の状態を示す図。
投写維持機能の初期設定時における投写面の状態を示す図。
投写維持機能の初期設定時に投写面を撮像した第1撮像画像を示す図。
投写維持機能の初期設定時に投写面を撮像した第1撮像画像を示す図。
第1撮像画像から切り出された部分画像を示す図。
特徴点を選択する際の端末装置の動作を説明するためのフローチャート。
端末装置の端末表示部を示す図。
復元処理時におけるプロジェクターの動作を説明するためのフローチャート。
変形例に係る部分画像を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.実施形態
以下、本実施形態の画像投写システム100について、図面を参照して説明する。
図1は、画像投写システム100の概略構成を示す斜視図である。画像投写システム100は、画像処理システムの一例である。
【0010】
図1に示すように、画像投写システム100は、投写面Spに投写画像Epを投写するプロジェクター1と、プロジェクター1のユーザーによって使用される端末装置2とを備えている。本実施形態のプロジェクター1は、プロジェクター1の位置や姿勢がわずかに動いた場合でも、投写面Spにおける投写画像Epの位置及び形状を維持する投写維持機能を有している。端末装置2は、投写維持機能を利用する際にユーザーによって使用される。投写維持機能の詳細については、後述する。投写面Sp上において、設置後のプロジェクター1が画像を投写し得る最大の範囲を投写可能範囲Aaとすると、プロジェクターは、有意な画像である投写画像Epを、投写可能範囲Aa内の一部の範囲である投写範囲Ap内に投写する。
(【0011】以降は省略されています)

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