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公開番号
2025116077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025087431,2021070877
出願日
2025-05-26,2020-06-01
発明の名称
手洗い装置、手洗い装置の使用方法、および手洗い装置の使用プログラム
出願人
WOTA株式会社
代理人
IPTech弁理士法人
主分類
A61L
2/18 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】移動させる際の困難を軽減できる手洗い装置を提供する。
【解決するための手段】筐体と、筐体の一部に設けられる手洗い槽と、洗浄水を吐水する吐水口が可動であり、吐水口を、手洗い槽上方、又は筐体外の上方に配置可能な水栓と、少なくとも一部が筐体の内部に設けられ、手洗い槽からの排水を浄化して、洗浄水として循環させる循環ユニットと、手洗い槽の内側に向けて、皮膚の衛生を保つための薬剤を吐出するディスペンサと、を備える手洗い装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の一部に設けられる手洗い槽と、
洗浄水を吐水する吐水口が可動であり、前記吐水口を、前記手洗い槽上方、又は前記筐体外の上方に配置可能な水栓と、
少なくとも一部が前記筐体の内部に設けられ、前記手洗い槽からの排水を浄化して、前記洗浄水として循環させる循環ユニットと、
前記手洗い槽の内側に向けて、皮膚の衛生を保つための薬剤を吐出するディスペンサと、
を備える手洗い装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記筐体は、円筒形状をなしている、
請求項1に記載の手洗い装置。
【請求項3】
前記筐体は、
外周面に、前記筐体の内部とアクセスするアクセスホールが形成され、
前記アクセスホールを開閉自在に覆う扉が設けられている、
請求項2に記載の手洗い装置。
【請求項4】
ユーザの手洗い時間の目安を表示する第1インジケータを備える、
請求項1に記載の手洗い装置。
【請求項5】
前記第1インジケータは、前記筐体の上面における前記手洗い槽の外側に配置されている、請求項4に記載の手洗い装置。
【請求項6】
前記第1インジケータは、前記手洗い槽の上端縁に、前記手洗い槽を囲むように形成されている、
請求項5に記載の手洗い装置。
【請求項7】
前記循環ユニットは、
前記手洗い槽からの排水に対して前処理を施す前処理フィルタと、
前記前処理フィルタで前処理された水を、濃縮水と透過水とに分離する逆浸透膜と、
前記逆浸透膜で分離された透過水に対して後処理を施す後処理フィルタと
を備え、
前記後処理フィルタは、前記筐体の外部に配置され、内部が視認可能な容器に格納されている、
請求項1に記載の手洗い装置。
【請求項8】
前記前処理フィルタは、前記筐体の外部に前記後処理フィルタと並べて配置され、内部が視認可能な容器に格納されている、
請求項7に記載の手洗い装置。
【請求項9】
前記循環ユニットは、
前記前処理フィルタで前処理された水と、前記逆浸透膜で分離された濃縮水のうち不純物の少ない濃縮水とを貯留する第1タンクと、
前記逆浸透膜で分離された濃縮水のうち不純物の多い濃縮水を貯留する第2タンクと、
前記後処理フィルタで後処理された水を貯留する第3タンクと
前記第3タンクに貯留された水を前記洗浄水として、前記水栓から吐水させる吐水ユニットと、
前記手洗い槽からの排水を前記前処理フィルタへ供給する排水ユニットと、
を備える、
請求項8に記載の手洗い装置。
【請求項10】
ユーザの携行品に対して紫外線を照射して、前記携行品の表面を殺菌処理する殺菌装置を備えている、
請求項1から9のいずれか1項に記載の手洗い装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、手洗い装置、手洗い装置の使用方法、および手洗い装置の使用プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、大規模な感染病の流行により、衛生面の向上を図るニーズがある。感染病には、手洗いを行うことにより感染を防止する効果を高めることができるものもある。
特許文献1には、可搬移動可能な殺菌手洗い装置が記載されている。特許文献1に記載の発明では、循環水を浄水フィルタにより清浄化することにより、手洗い後の手洗い水に混合した手の汚れ、又は石鹸成分を除去し、清浄化された水を殺菌水生成手段により、再度殺菌水化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-029439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような循環する洗浄水を用いた手洗い装置は、店舗、又は屋外等の様々な場所に設置するために可搬性が求められる。しかしながら、洗浄水が充填された手洗い装置は一定の重量があるため、手洗い装置を移動させるのには困難が伴う。
【0005】
本開示は、移動させる際の困難を軽減可能な手洗い装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、筐体と、筐体の一部に設けられる手洗い槽と、洗浄水を吐水する吐水口が可動であり、吐水口を、手洗い槽上方、又は筐体外の上方に配置可能な水栓と、少なくとも一部が筐体の内部に設けられ、手洗い槽からの排水を浄化して、洗浄水として循環させる循環ユニットと、手洗い槽の内側に向けて、皮膚の衛生を保つための薬剤を吐出するディスペンサと、を備える手洗い装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の手洗い装置によれば、移動させる際の困難を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の手洗い装置の外観斜視図である。
手洗い装置の上面図である。
図1に示す外付けモジュールの正面図である。
手洗い装置の吐水口の位置を変化された状態における外観図である。
手洗い装置の循環ユニットを示すブロック図である。
手洗い装置の制御処理を示す説明図である。
手洗いインジケータの表示態様を説明する図である。
手洗いインジケータの制御処理を示す説明図である。
殺菌インジケータの表示態様を説明する図である。
殺菌インジケータの制御処理を示す説明図である。
第2の実施形態に係る手洗い装置の構成の一例を示すブロック図である。
メンテナンスユニットの構成を示すブロック図である。
メンテナンスユニットが記憶する手洗い装置利用履歴データのデータ構造を示す図である。
メンテナンスユニットが記憶する部材管理データのデータ構造を示す図である。
メンテナンスユニットが記憶するフィルタセンシングデータのデータ構造を示す図である。
メンテナンスユニットが記憶する液体残量センシングデータのデータ構造を示す図である。
メンテナンスユニットが記憶する殺菌装置利用履歴データのデータ構造を示す図である。
第1指示部、第2指示部を制御する処理のフローを示す図である。
第1指示部の表示態様の一例を示す図である。
第2指示部の表示態様の一例を示す図である。
情報処理システム1000の全体構成を示すブロック図である。
通信ユニット100の機能構成を示すブロック図である。
情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置200の機能構成を示すブロック図である。
製品データDB231のデータ構造の一例を示す図である。
設置データDB232のデータ構造の一例を示す図である。
集計データDB233のデータ構造の一例を示す図である。
手洗いデータDB234のデータ構造の一例を示す図である。
殺菌装置利用データDB235のデータ構造の一例を示す図である。
ユーザデータDB236のデータ構造の一例を示す図である。
メンテナンスDB237のデータ構造の一例を示す図である。
環境データDB238のデータ構造の一例を示す図である。
監視データDB239のデータ構造を示す図である。
通信ユニット100によるデータ収集処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
情報処理装置200によるデータ収集処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
監視データ解析処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
データ分析処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
データ推定処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
分析モデル学習処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
<第1の実施形態>
<概要>
本実施形態で説明する手洗い装置1は、屋内、屋外など様々な場所に設置されうる。手洗い装置1は、屋内として、例えば、建物の入り口付近、建物に入居している事業者のオフィススペース、店舗の入り口付近等に設置される。例えば、建物が宿泊用、運動用、娯楽用などの施設であり、施設を利用するためのチェックインを要する場合に、チェックインを行う場所などに設置される。例えば、チェックインのために、利用者が、共用されている筆記具で所定の事項を記入する前後などにおいて、手洗い装置1で手洗いを行うこと等が想定される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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