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公開番号
2025112708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007112
出願日
2024-01-22
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び移動体
出願人
株式会社豊田中央研究所
代理人
弁理士法人IPX
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】時間変化する画像の複雑さを通じて違和感をユーザに提示する情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び移動体を提供する。
【解決手段】少なくとも1つのプロセッサを備える情報処理システムにおいて、少なくとも1つのプロセッサは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行する。プログアムは、時間経過によって変化する対象画像を取得する対象画像取得ステップと、対象画像に基づき、当該対象画像の時間変化の複雑さを示す複雑パラメータを算出する算出ステップと、複雑さパラメータに基づき、対象画像の単位時間あたりの変化が複雑になるにつれて、予め定められた三次元オブジェクトの表面状態が基準状態に比べて空間的に細かく歪むように、三次元オブジェクトを表示させる表示制御ステップと、を実行させる。基準状態は、複雑さパラメータが基準値の場合に対応する三次元オブジェクトの表面状態である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理システムであって、
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行するように構成され、
対象画像取得ステップでは、時間経過によって変化する対象画像を取得し、
算出ステップでは、前記対象画像に基づき、当該対象画像の時間変化の複雑さを示す複雑パラメータを算出し、
表示制御ステップでは、前記複雑さパラメータに基づき、前記対象画像の単位時間あたりの変化が複雑になるにつれて、予め定められた三次元オブジェクトの表面状態が基準状態に比べて空間的に細かく歪むように、前記三次元オブジェクトを表示させ、
前記基準状態は、前記複雑さパラメータが基準値の場合に対応する、前記三次元オブジェクトの表面状態である、システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記表示制御ステップでは、前記三次元オブジェクトの表面に表示される所定の環境画像の立体感を変化させることによって前記表面状態が歪むように、前記三次元オブジェクトを表示させる、システム。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
前記環境画像は、周期的なパターンによって規定される画像である、システム。
【請求項4】
請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
さらに画像処理ステップでは、さらに、前記複雑さパラメータに基づき、前記環境画像を変化させるような画像処理を行い、
前記表示制御ステップでは、前記複雑さパラメータに基づき、前記三次元オブジェクトの表面に表示される、前記画像処理が行われた前記環境画像を歪ませることにより、前記三次元オブジェクトを表示させる、システム。
【請求項5】
請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
前記環境画像は、時間変化する映像である、システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記表示制御ステップでは、前記複雑さパラメータに応じて前記三次元オブジェクトの形状が歪むように、前記三次元オブジェクトを表示させる、システム。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記表示制御ステップでは、
前記複雑さパラメータに基づき、前記三次元オブジェクトの表面状態を歪ませる態様を変えるように、前記三次元オブジェクトを表示させる、システム。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理システムにおいて、
前記三次元オブジェクトの表面状態を歪ませる態様は、前記三次元オブジェクトの表面に表示される環境画像の立体感を変化させることと、前記三次元オブジェクトの形状を変化させることと、を含む、システム。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記算出ステップでは、前記対象画像における最新の画像である第1対象画像と、前記対象画像における、前記第1対象画像より所定の期間前の画像である第2対象画像との差異に基づき、前記複雑さパラメータを算出する、システム。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理システムにおいて、
前記第2対象画像は、前記対象画像における前記第1対象画像の直前の画像であり、
前記算出ステップでは、前記複雑さパラメータとして、前記第2対象画像から前記第1対象画像への変化量を算出する、システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び移動体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、移動体の周辺環境に応じて変化する画像を得ることができる、画像生成装置、表示システム及びプログラムが開示されている。画像生成装置は、移動体の周辺環境の変化の度合いを表す環境情報(複雑さパラメータは一例)を生成する情報生成部(パラメータ生成部)と、環境情報に応じて画像処理を制御して環境情報に応じて変化する画像を生成する画像生成部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-092094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、時間変化する画像の複雑さを通じて違和感をユーザに提示するための技術には、未だ改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、少なくとも1つのプロセッサを備える。少なくとも1つのプロセッサは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行するように構成される。対象画像取得ステップでは、時間経過によって変化する対象画像を取得する。算出ステップでは、対象画像に基づき、当該対象画像の時間変化の複雑さを示す複雑パラメータを算出する。表示制御ステップでは、複雑さパラメータに基づき、対象画像の単位時間あたりの変化が複雑になるにつれて、予め定められた三次元オブジェクトの表面状態が基準状態に比べて空間的に細かく歪むように、三次元オブジェクトを表示させる。基準状態は、複雑さパラメータが基準値の場合に対応する、三次元オブジェクトの表面状態である。
【0006】
このような構成によれば、時間変化する画像の複雑さを通じて違和感をユーザに提示するためのよりよい技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
情報処理システム1を表す構成図である。
情報処理装置7のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理システム1において実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。
静止画像IM0aおよび車載画像IM1aを用いた場合における三次元オブジェクトOb2の表示態様を示す図である。
車載画像IM1bを用いた場合における三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
車載画像IM1cを用いた場合における三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
動的画像IM0bの変化の様子の一例を示す図である。
複雑さパラメータに基づく画像処理として、光のエフェクトを重畳させる処理を用いた場合における動的画像IM0bの変化を示す図である。
車載画像IM1として車載画像IM1dを用いた場合における三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
車載画像IM1として車載画像IM1eを用いた場合における三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
車載画像IM1として車載画像IM1fを用いた場合における三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
立方体状のモデルデータを用いて三次元オブジェクトOb2を生成した場合における、複雑さパラメータに応じた三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
平面状のモデルデータを用いた場合における三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
複雑さパラメータに基づき三次元オブジェクトOb2の形状を変化させる場合における、三次元オブジェクトOb2の表示態様の一例を示す図である。
情報処理システム1によって実行される情報処理の別例を示すアクティビティ図である。
三次元オブジェクトOb2の表示態様の変更に加え、さらに知覚情報出力部の出力態様を変更可能な情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0009】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0010】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0または1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、または量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
(【0011】以降は省略されています)
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