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公開番号
2025112675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007057
出願日
2024-01-19
発明の名称
樹脂発泡体シート
出願人
株式会社イノアックコーポレーション
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08J
9/04 20060101AFI20250725BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】撥水性に優れる樹脂発泡体シートを提供すること。
【解決手段】本技術では、ポリオレフィン系樹脂と、シリコーンと、を含む組成物を発泡させた樹脂発泡体シートであって、前記樹脂発泡体シートと水との接触角が120°以上である、樹脂発泡体シートを提供する。前記樹脂発泡体シートは、50%圧縮応力歪みが40kPa以下であってもよい。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリオレフィン系樹脂と、
シリコーンと、
を含む組成物を発泡させた樹脂発泡体シートであって、
前記樹脂発泡体シートと水との接触角が120°以上である、樹脂発泡体シート。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
50%圧縮応力歪みが40kPa以下である、請求項1に記載の樹脂発泡体シート。
【請求項3】
前記組成物は、石油系樹脂を含む、請求項1に記載の樹脂発泡体シート。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の樹脂発泡体シートを備えるシール材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、樹脂発泡体シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、樹脂発泡体シートは、緩衝性、断熱性、撥水性、防湿性等に優れることから、様々な用途で使用されている。ここで、近年では、樹脂発泡体シートがスマートフォン、ウェアラブル端末等の高い撥水性能が要求される機器にも用いられることから、特に、撥水性能が求められているという実情がある。
【0003】
これに対し、例えば、特許文献1では、少なくとも一方の面の光沢度(但し、該光沢度はJIS K7105に記載の方法に従って測定された光沢度である。)が10以下であり、且つ水の接触角が85度以上であることを特徴とするポリエチレン系樹脂発泡シートが提案されている。また、例えば、特許文献2では、管本体と、前記管本体の外表面側に配置された表面層とを備え、前記表面層に対する水の接触角が、120°以上であり、温度25℃及び湿度90%の環境下において、温度10℃のドレン水が15分流れるまで、前記表面層の外表面に結露が発生しない、発泡樹脂管が提案されている。更に、例えば、特許文献3では、平均気泡径が40~200μmであり、圧縮開始後3時間経過後の50%圧縮強度Bが25~800kPaである発泡シートが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-121024号公報
特開2018-91561号公報
特開2020-139075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、撥水性能を高めた樹脂発泡体シートに関する技術が開発されてはいるものの、シール材として満足のいく樹脂発泡体シートはなく、上述した技術の開発は十分ではないという実情がある。
【0006】
そこで、本技術では、撥水性に優れる樹脂発泡体シートを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本技術では、
ポリオレフィン系樹脂と、
シリコーンと、
を含む組成物を発泡させた樹脂発泡体シートであって、
前記樹脂発泡体シートと水との接触角が120°以上である、樹脂発泡体シートを提供する。
本技術に係る樹脂発泡体シートは、50%圧縮応力歪みが40kPa以下であってよい。
前記組成物は、石油系樹脂を含んでいてよい。
また、本技術では、前記樹脂発泡体シートを備えるシール材も提供する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
U字止水試験における寸法を説明する図である。
止水性の評価について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本技術を実施するための好適な形態について説明する。
以下に説明する実施形態は、本技術の代表的な実施形態の一例を示したものであり、いずれの実施形態も組み合わせることが可能である。また、これらにより本技術の範囲が狭く解釈されることはない。
【0010】
1.樹脂発泡体シート
本技術に係る樹脂発泡体シートは、樹脂組成物を発泡してなるものである。樹脂組成物は、ポリオレフィン系樹脂と、シリコーンと、を含む。また、樹脂組成物は、発泡剤、架橋剤等を含んでいてもよい。更に、本技術に係る樹脂発泡体シートと水との接触角は、120°以上であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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