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公開番号2025110516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004393
出願日2024-01-16
発明の名称レーザー照射装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B23K 26/06 20140101AFI20250722BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】精度よく照射対象物を照射できるレーザー照射装置を提供する。
【解決手段】レーザー素子と、前記レーザー素子と照射対象物との相対位置、および前記レーザー素子と検査対象物との相対位置を変化させる移動機構と、前記検査対象物を撮像する撮像部と、制御部と、を有し、前記制御部は、前記レーザー素子および前記移動機構を制御して、前記レーザー素子と前記検査対象物とを対向させた状態で、前記検査対象物へレーザー光を照射させる第1処理と、前記撮像部を制御して、レーザー光が照射された前記検査対象物を撮像する第2処理と、前記レーザー素子および前記移動機構を制御して、前記レーザー素子と前記照射対象物とを対向させた状態で、前記第2処理における撮像結果に基づいて、前記照射対象物へレーザー光を照射させながら、前記レーザー素子と前記照射対象物との相対位置を変化させる第3処理と、を行う、レーザー照射装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レーザー光を照射するレーザー素子と、
前記レーザー素子と照射対象物との相対位置、および前記レーザー素子と検査対象物との相対位置を変化させる移動機構と、
前記検査対象物を撮像する撮像部と、
前記レーザー素子、前記移動機構、および前記撮像部を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記レーザー素子および前記移動機構を制御して、前記レーザー素子と前記検査対象物とを対向させた状態で、前記検査対象物へレーザー光を照射させる第1処理と、
前記撮像部を制御して、レーザー光が照射された前記検査対象物を撮像する第2処理と、
前記レーザー素子および前記移動機構を制御して、前記レーザー素子と前記照射対象物とを対向させた状態で、前記第2処理における撮像結果に基づいて、前記照射対象物へレーザー光を照射させながら、前記レーザー素子と前記照射対象物との相対位置を変化させる第3処理と、
を行う、レーザー照射装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記レーザー素子および前記撮像部は、前記移動機構に支持されている、レーザー照射装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記検査対象物を支持する第1支持部と、
前記照射対象物を支持する第2支持部と、
を有し、
前記移動機構は、前記レーザー素子を第1方向に沿って移動させ、
前記第1支持部および前記第2支持部は、前記第1方向に沿って並んでいる、レーザー照射装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記照射対象物および前記検査対象物の材質は、同じである、レーザー照射装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記照射対象物は、前記レーザー素子からのレーザー光によって加工される加工対象物である、レーザー照射装置。
【請求項6】
請求項1において、
前記照射対象物は、前記レーザー素子からのレーザー光によって記録される記録対象物である、レーザー照射装置。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか1項において、
前記レーザー素子は、フォトニック結晶面発光レーザーである、レーザー照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザー照射装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
レーザー光を照射して、加工対象物を加工する加工装置や、記録対象物に印字などの記録を行う記録装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、レーザー素子が配列された発光素子アレイを有して構成されるプリンター用ヘッドと、プリンター用ヘッドから出射される光により硬化する光硬化性液を収容する液槽と、光により硬化して形成された成形物が付着するステージ部と、を有する3次元プリンター装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-154714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のようなレーザー光を照射するレーザー照射装置では、例えばレーザー加工を繰り返し行った場合に、レーザー素子の特性が設計値からずれることがある。レーザー素子の特性が設計値からずれた状態で照射対象物を照射すると、精度よく照射することができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るレーザー照射装置の一態様は、
レーザー光を照射するレーザー素子と、
前記レーザー素子と照射対象物との相対位置、および前記レーザー素子と検査対象物との相対位置を変化させる移動機構と、
前記検査対象物を撮像する撮像部と、
前記レーザー素子、前記移動機構、および前記撮像部を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記レーザー素子および前記移動機構を制御して、前記レーザー素子と前記検査対象物とを対向させた状態で、前記検査対象物へレーザー光を照射させる第1処理と、
前記撮像部を制御して、レーザー光が照射された前記検査対象物を撮像する第2処理と、
前記レーザー素子および前記移動機構を制御して、前記レーザー素子と前記照射対象物とを対向させた状態で、前記第2処理における撮像結果に基づいて、前記照射対象物へレーザー光を照射させながら、前記レーザー素子と前記照射対象物との相対位置を変化させる第3処理と、
を行う。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るレーザー照射装置を模式的に示す斜視図。
第1実施形態に係るレーザー照射装置を模式的に示す斜視図。
第1実施形態に係るレーザー照射装置のヘッドを模式的に示す底面図。
第1実施形態に係るレーザー照射装置を模式的に示す断面図。
第1実施形態に係るレーザー照射装置の制御部の処理を説明するためのフローチャート。
検査対象物を模式的に示す平面図および断面図。
レーザー素子に注入される電流と光出力との関係を説明するためのグラフ。
レーザー素子に注入される電流と光出力との関係を説明するためのグラフ。
検査対象物を模式的に示す平面図および断面図。
第1実施形態の第1変形例に係るレーザー照射装置を模式的に示す斜視図。
第1実施形態の第2変形例に係るレーザー照射装置のヘッドを模式的に示す底面図。
第2実施形態に係るレーザー照射装置を模式的に示す斜視図。
第2実施形態に係るレーザー照射装置を模式的に示す断面図。
第2実施形態に係るレーザー照射装置の制御部の処理を説明するためのフローチャート。
第2実施形態の変形例に係るレーザー照射装置のヘッドを模式的に示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1. 第1実施形態
1. レーザー照射装置
1.1.1. 構成
まず、第1実施形態に係るレーザー照射装置について、図面を参照しながら説明する。図1および図2は、第1実施形態に係るレーザー照射装置100を模式的に示す斜視図である。なお、図1および図2では、互いに直交する3軸として、X軸、Y軸、およびZ軸を図示している。X軸方向およびY軸方向は、例えば、水平方向である。Z軸方向は、例えば、鉛直方向である。
【0010】
レーザー照射装置100は、図1および図2に示すように、例えば、ヘッド10と、移動機構20と、第1光学素子30と、第1支持部40と、撮像部50と、第2光学素子60と、第2支持部70と、制御部80と、を有している。レーザー照射装置100は、例えば、レーザー加工装置である。レーザー照射装置100は、例えば、レーザー溶融法(Selective Leaser Melting:SLM)を利用した金属3Dプリンターである。
(【0011】以降は省略されています)

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