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公開番号2025109756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025077340,2022523738
出願日2025-05-07,2021-05-06
発明の名称発光デバイス
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類C07D 493/14 20060101AFI20250717BHJP(有機化学)
要約【課題】新規な有機化合物を提供する。または、良好な色度の発光を呈する有機化合物を提供する。または、良好な色度の青色発光を呈する有機化合物を提供する。または、発光効率の良好な発光素子を提供する。または、キャリア輸送性の高い有機化合物を提供する。
【解決手段】置換もしくは無置換のジベンゾフロビスベンゾフラン骨格、置換もしくは無置換のジベンゾチエノビスベンゾチオフェン骨格、置換もしくは無置換のベンゾビスベンゾチエノベンゾフラン骨格または置換もしくは無置換のジベンゾチエノビスベンゾフラン骨格のいずれかと、1または2のアミノ基を有する有機化合物。また、アミノ基は、置換または無置換のヘテロアリール基と、置換もしくは無置換の炭素数6乃至25の芳香族炭化水素基または置換もしくは無置換の炭素数5乃至25のヘテロアリール基のいずれかを備える有機化合物。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一般式(G0)で示される有機化合物。
JPEG
2025109756000063.jpg
58
165
(ただし、上記一般式(G0)において、
Bは、置換もしくは無置換のジベンゾフロビスベンゾフラン骨格、置換もしくは無置換のジベンゾチエノビスベンゾチオフェン骨格、置換もしくは無置換のベンゾビスベンゾチエノベンゾフラン骨格または置換もしくは無置換のジベンゾチエノビスベンゾフラン骨格のいずれか一を表し、
qは、1または2の整数を表し、
qが1の場合において、HAは、上記一般式(R0)で示すアミノ基またはアミノ基を有するアリール基であり、
qが2の場合において、HAは、おのおの独立に上記一般式(R0)で示すアミノ基またはアミノ基を有するアリール基であり、
上記一般式(R0)において、
α

およびα

は、それぞれ独立に置換または無置換の炭素数6乃至25の二価の芳香族炭化水素基を表し、
Aは、置換または無置換のヘテロアリール基を表し、
Ar

は、置換もしくは無置換の炭素数6乃至25の芳香族炭化水素基または置換もしくは無置換の炭素数5乃至25のヘテロアリール基のいずれかを表し、
mおよびnは、それぞれ独立に0または1の整数を表す。)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、有機化合物、発光デバイス、発光装置、電子機器、表示装置、照明装置または半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
有機EL素子を用いた表示装置、発光装置は一部実用化もされ、その応用が広まりつつある。液晶ディスプレイが大きな進歩を遂げている昨今、次世代のディスプレイと言われる有機ELディスプレイには、当然ながら高い品質が求められている。
【0004】
有機ELディスプレイ用の材料としては、様々な物質が開発されてきているが、実用に耐えうるほどの特性を有する物質はそう多いわけではない。また、組み合わせの多様性や、相性などを考慮すると、選択肢は多ければ多いほど都合が良いことは間違いない。
【0005】
有機EL素子は、複数の機能をそれぞれ異なる物質に担わせる機能分離型の構成を有するが、その中でも発光材料、特に消費電力に影響する発光効率と、表示品質を改善するための発光色に対する要望は大きい。
【0006】
例えば、置換もしくは無置換のナフトビスベンゾフラン、置換もしくは無置換のナフトビスベンゾチオフェン骨格および置換または無置換のナフトベンゾフラノベンゾチオフェン骨格のいずれか一に、置換または無置換のジベンゾフラニル基、置換または無置換のジベンゾチオフェニル基、および置換または無置換のカルバゾリル基のいずれか一が結合しているアミノ基を、少なくとも一つ有する有機化合物が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2018/185571号パンフレット(WO, A1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の一態様は、利便性、有用性または信頼性に優れた新規な有機化合物を提供することを課題の一とする。または、利便性、有用性または信頼性に優れた新規な発光デバイスを提供することを課題の一とする。または、利便性、有用性または信頼性に優れた新規な光電変換デバイスを提供することを課題の一とする。または、利便性、有用性または信頼性に優れた新規な電子機器を提供することを課題の一とする。または、利便性、有用性または信頼性に優れた新規な表示装置を提供することを課題の一とする。または、利便性、有用性または信頼性に優れた新規な照明装置を提供することを課題の一とする。または、新規な有機化合物、新規な発光デバイス、新規な発光装置、新規な電子機器、新規な表示装置、新規な照明装置または新規な半導体装置を提供することを課題の一とする。
【0009】
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、これら以外の課題は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(1)本発明の一態様は、下記一般式(G0)で表される有機化合物である。
(【0011】以降は省略されています)

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