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公開番号
2025109216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024002915
出願日
2024-01-12
発明の名称
画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250717BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】シートの種類の判断に関する設定を画像形成装置の使用状況により変更する。
【解決手段】画像形成装置100が、シート種判別手段によって判別されたシートSの種類で画像形成する自動検知モードと、シート種指定受付手段によって受け付けられたシートSの種類で画像形成する種類指定モードと、のいずれかのモードで画像形成を行う。そして、制御部108は、種類指定モードが設定されている場合に、開閉検知手段111により開動作又は閉動作の少なくとも一方を検知されたことに基づいて、種類指定モードから自動検知モードにモードを切り換えるか否かを判断する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを供給する供給手段と、
前記供給手段により供給されたシートの種類を判別するシート種判別手段と、
ユーザーによるシートの種類の指定を受け付けるシート種指定受付手段と、
供給されるシートに対して、前記シート種判別手段によって判別されたシートの種類で画像形成する自動検知モードと、供給されるシートに対して、前記シート種指定受付手段によって受け付けられたシートの種類で画像形成する種類指定モードと、のいずれかのモードで画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段によりいずれのモードで画像形成を行うかを判断し設定するモード設定手段と、
モード設定手段によって設定されたモードを切り換えるか否かを判断する切換判断手段と、
前記切換判断手段によりモードを切り換えると判断された場合に、前記画像形成手段が画像形成する際のモードを自動的に切り換える切換手段と、
シートを収容する用紙カセットがユーザー操作により開かれる動作、又は閉められる動作の少なくとも一方を検知する検知手段と、
を備え、
前記切換判断手段は、前記モード設定手段により前記種類指定モードが設定されている場合に、前記検知手段により前記開かれる動作、又は前記閉められる動作の少なくとも一方を検知されたことに基づいて、前記種類指定モードから前記自動検知モードにモードを切り換えるか否かを判断することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
表示パネルを有し、ユーザーに対し各種装置状態やメッセージを通知するための表示手段を備え、
前記自動検知モードと前記種類指定モードとを切り換える場合には、前記表示パネルに表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記切換判断手段がモードを切り換えるか否かの判断は、前記検知手段により前記用紙カセットの開かれる動作、又は閉められる動作の少なくとも一方が検知された場合に、前記種類指定モードにおいて指定されているシートの種類に応じて行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記種類指定モードにおいて指定されているシートが前記シート種判別手段による判別不得手紙である場合には、前記切換判断手段は、モードを切り換えずに前記種類指定モードを維持すると判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記種類指定モードにおいて指定されているシートが前記シート種判別手段による判別可能なシートである場合には、前記切換判断手段は、前記種類指定モードを前記自動検知モードに切り換えると判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記切換判断手段がモードを切り換えるか否かの判断は、前記検知手段により前記用紙カセットの開かれる動作、又は閉められる動作の少なくとも一方が検知された場合に、画像形成ジョブの動作状態に応じて行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
一連の画像形成ジョブの途中で前記検知手段により前記用紙カセットの開かれる動作、又は閉められる動作の少なくとも一方が検知された場合には、前記切換判断手段は、モードを切り換えずに前記種類指定モードを維持すると判断することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
待機中及び受付済みの画像形成ジョブが無い状態のときに前記検知手段により前記用紙カセットの開かれる動作、又は閉められる動作の少なくとも一方が検知された場合には、前記切換判断手段は、モードを切り換えずに前記種類指定モードを維持すると判断することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
自動検知モード及び種類指定モードの有効/無効を、管理者のみが設定できる管理者モードと、ユーザーが設定できるユーザーモードとを有していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
自動検知モードと種類指定モードとを切り換える設定変更について前記表示パネル上にメッセージ表示する場合、メッセージ表示の手法を複数有していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シート(用紙)の種類を検出するシート種判別手段(特許文献1において「用紙種類センサー」を備える画像形成装置が知られている。異なる種類のシートに印刷が行われると必ずしも予定の仕上がりとならない。
このため、例えば特許文献1には、シート種判別手段で検出されたシート種類の情報と外部から指定されたシート種類の情報とが異なる場合には印刷を停止させることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-062963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シート種判別手段を備える場合でも、シート種判別手段による自動的な判別結果に基づいて印刷に使用されるシートの種類を判断する自動設定と、ユーザーの手動の設定に基づきシートの種類を判断する手動設定とが可能となっている。
しかしながら、使用するシートの種類を正しく判別し、設定することができないユーザーも存在する。また自動設定/手動設定が選択可能に存在することを認識していないユーザーもいる。
【0005】
このようなユーザーにとっては、画像形成装置がシートの種類を手動で設定する状態となっていると、複数の種類のシートを使用する場合に、都度手動でのシート種類の設定変更が必要となり、操作が煩わしく、手間もかかる。また、シートの種類について知見の無いユーザーの場合、シートの種類を正しく設定できず、正常な印刷結果を得られない場合も想定される。
【0006】
他方で、ユーザーによっては画像形成装置を手動設定で使用したい場合もある。この場合に、その都度設定が自動設定に変更されてしまうと使用する度に設定を手動設定に戻すことへの煩わしさを感じる。また、使用するシート種類が固定されている場合や自動判別が難しいシートを使用するユーザーも存在する。
【0007】
また、自動検出に向かないシートが設定されている場合に自動設定の状態となると、シート種類を誤検知する可能性のある状態で使用することとなる。その結果、生産性の低下やJAM発生の懸念が生じる。
さらに、シートの種類の判断において、画像形成装置に自動設定と手動設定とが備わっている場合、一律に手動設定から自動設定へと切り替わると、ユーザーの意思と反する設定になってしまうケースも想定される。このため、シート種類の判断については、各種の場面に応じて、ユーザーにとって最も使いやすい設定となることが望まれる。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、シート種類の判断に関する設定を画像形成装置の使用状況により変更することのできる画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の問題を解決するために、本発明の画像形成装置は、
シートを供給する供給手段と、
前記供給手段により供給されたシートの種類を判別するシート種判別手段と、
ユーザーによるシートの種類の指定を受け付けるシート種指定受付手段と、
供給されるシートに対して、前記シート種判別手段によって判別されたシートの種類で画像形成する自動検知モードと、供給されるシートに対して、前記シート種指定受付手段によって受け付けられたシートの種類で画像形成する種類指定モードと、のいずれかのモードで画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段によりいずれのモードで画像形成を行うかを判断し設定するモード設定手段と、
モード設定手段によって設定されたモードを切り換えるか否かを判断する切換判断手段と、
前記切換判断手段によりモードを切り換えると判断された場合に、前記画像形成手段が画像形成する際のモードを自動的に切り換える切換手段と、
シートを収容する用紙カセットがユーザー操作により開かれる動作、又は閉められる動作の少なくとも一方を検知する検知手段と、
を備え、
前記切換判断手段は、前記モード設定手段により前記種類指定モードが設定されている場合に、前記検知手段により前記開かれる動作、又は前記閉められる動作の少なくとも一方を検知されたことに基づいて、前記種類指定モードから前記自動検知モードにモードを切り換えるか否かを判断することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、シート種類の判断に関する設定を画像形成装置の使用状況により変更することができ、ユーザビリティの向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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