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公開番号
2025109077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002782
出願日
2024-01-11
発明の名称
光電混載基板、アクティブオプティカルケーブル、および、光電混載基板の製造方法
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20250716BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】優れた接続信頼性を有する光電混載基板、その光電混載基板を備えるアクティブオプティカルケーブル、および、光電混載基板の製造方法を提供すること。
【解決手段】光電混載基板4は金属支持層12とフレキシブル配線板11と光導波路フィルム13とを備える。フレキシブル配線板11はベース絶縁層14と導体層15と金属めっき層31とを備える。導体層15は電気配線18とコネクタ側端子17とを備える。光電混載基板4は電気接続部分7を備える。電気接続部分7は金属支持層12とベース絶縁層14とコネクタ側端子17および金属めっき層31とを含む。電気接続部分7において金属支持層12の長手方向一方側端縁がコネクタ側端子17および金属めっき層31の長手方向一方側端縁よりも長手方向一方側に向かって突出する。ベース絶縁層14の長手方向一方側端縁が金属支持層12の長手方向一方側端縁よりも長手方向一方側に向かって突出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属支持層と、フレキシブル配線板と、光導波路フィルムとを備える光電混載基板であり、
前記フレキシブル配線板は、前記金属支持層の厚み方向一方側に配置されており、
ベース絶縁層と、
前記ベース絶縁層の厚み方向一方側に配置される導体層であって、配線部と、前記配線部に連続する端子部とを備える導体層と、
前記端子部の厚み方向一方側に配置される金属めっき層とを備え、
前記光導波路フィルムは、前記金属支持層の厚み方向他方側に配置されており、
前記光電混載基板は、前記光電混載基板の長手方向一方側端部に配置される接続部分を備えており、
前記接続部分は、前記金属支持層と、前記ベース絶縁層と、前記端子部および前記金属めっき層とを含み、
前記接続部分において、
前記金属支持層の長手方向一方側端縁が、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出しており、
前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁が、前記金属支持層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出している、光電混載基板。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記接続部分は、前記光導波路フィルムを含み、
前記接続部分において、
前記光導波路フィルムの長手方向一方側端縁が、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出しており、
前記金属支持層の長手方向一方側端縁が、前記光導波路フィルムの長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出している、請求項1に記載の光電混載基板。
【請求項3】
前記接続部分において、
前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁と、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁との間の距離が、0.10mmより長い、請求項1に記載の光電混載基板。
【請求項4】
前記接続部分において、
前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁と、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁との間の距離が、0.12mm以上である、請求項3に記載の光電混載基板。
【請求項5】
前記接続部分において、
前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁と、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁との間の距離が、0.12mm以上0.30mm以下である、請求項4に記載の光電混載基板。
【請求項6】
前記接続部分は、前記光導波路フィルムを含み、
前記接続部分において、
前記金属支持層の厚みと、
前記フレキシブル配線板の厚みと、
前記光導波路フィルムの厚みと
の合計が、100μm以上500μm以下である、請求項1に記載の光電混載基板。
【請求項7】
前記光導波路フィルムが、感光性樹脂からなる、請求項1に記載の光電混載基板。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の光電混載基板と、
前記光電混載基板に接続された光ケーブルと
を備える、アクティブオプティカルケーブル。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか一項に記載の光電混載基板を製造する方法であり、
金属支持層を準備する工程と、
前記金属支持層の厚み方向一方面に、開口部を有する前記ベース絶縁層を配置する工程と、
前記導体層の前記配線部を前記ベース絶縁層の厚み方向一方面に配置し、前記導体層の前記端子部を前記開口部から露出する前記金属支持層の厚み方向一方面に配置する工程と、
前記金属支持層から前記開口部内の前記端子部に給電することにより、前記端子部の厚み方向一方面に金属めっき層を形成する工程と、
前記金属支持層の長手方向一方側端縁を加工し、
前記金属支持層の長手方向一方側端縁を、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出させ、かつ、
前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁を、前記金属支持層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出させる工程と、
前記金属支持層の厚み方向一方面に対する他方面に光導波路フィルムを配置する工程と
を備える、光電混載基板の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光電混載基板、アクティブオプティカルケーブル、および、光電混載基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光電混載基板が知られている。光電混載基板は、例えば、フレキシブル配線板と、金属支持層と、光導波路フィルムとを備える。光電混載基板は、例えば、電気コネクタを介して、プリント配線板に接続される。より具体的には、光電混載基板は、電気コネクタの差し込み口に挿入され、光電混載基板のコネクタ側端子と、電気コネクタのコネクタ端子とが、接触される(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-028664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光電混載基板と電気コネクタとの接続信頼性のさらなる向上が要求される。
【0005】
本発明は、優れた接続信頼性を有する光電混載基板、その光電混載基板を備えるアクティブオプティカルケーブル、および、光電混載基板の製造方法である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明[1]は、金属支持層と、フレキシブル配線板と、光導波路フィルムとを備える光電混載基板であり、前記フレキシブル配線板は、前記金属支持層の厚み方向一方側に配置されており、ベース絶縁層と、前記ベース絶縁層の厚み方向一方側に配置される導体層であって、配線部と、前記配線部に連続する端子部とを備える導体層と、前記端子部の厚み方向一方側に配置される金属めっき層とを備え、前記光導波路フィルムは、前記金属支持層の厚み方向他方側に配置されており、前記光電混載基板は、前記光電混載基板の長手方向一方側端部に配置される接続部分を備えており、前記接続部分は、前記金属支持層と、前記ベース絶縁層と、前記端子部および前記金属めっき層とを含み、前記接続部分において、前記金属支持層の長手方向一方側端縁が、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出しており、前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁が、前記金属支持層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出している、光電混載基板を、含んでいる。
【0007】
本発明[2]は、前記接続部分は、前記光導波路フィルムを含み、前記接続部分において、前記光導波路フィルムの長手方向一方側端縁が、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出しており、前記金属支持層の長手方向一方側端縁が、前記光導波路フィルムの長手方向一方側端縁よりも、長手方向一方側に向かって突出している、上記[1]に記載の光電混載基板を、含んでいる。
【0008】
本発明[3]は、前記接続部分において、前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁と、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁との間の距離が、0.10mmより長い、上記[1]または[2]に記載の光電混載基板を、含んでいる。
【0009】
本発明[4]は、前記接続部分において、前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁と、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁との間の距離が、0.12mm以上である、上記[3]に記載の光電混載基板を、含んでいる。
【0010】
本発明[5]は、前記接続部分において、前記ベース絶縁層の長手方向一方側端縁と、前記端子部および前記金属めっき層の長手方向一方側端縁との間の距離が、0.12mm以上0.30mm以下である、上記[4]に記載の光電混載基板を、含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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