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公開番号
2025106162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-14
出願番号
2024225303
出願日
2024-12-20
発明の名称
耐震性能および制御棒価値が向上した核燃料集合体
出願人
ケプコ ニュークリア フューエル カンパニー リミテッド
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
G21C
3/328 20060101AFI20250707BHJP(核物理;核工学)
要約
【課題】小型モジュール原子炉(Small Modular Reactor:SMR)に適した核燃料集合体を提供する。
【解決手段】17×17の格子セルが設けられる支持格子(110)と、支持格子(110)の格子セル内に配置される複数の燃料棒(120)と、支持格子(110)の格子セル内に配置されて固定される案内管(130)と、案内管(130)の上端と下端にそれぞれ固定される上端固定体(140)および下端固定体(150)とを含む核燃料集合体において、案内管(130)は、支持格子(110)の中心セルを基準として主軸方向(Ixx)(Iyy)に8個が配置され、対角方向(Ixy)に4個が配置され、非対角方向(Ixxy)(Ixyy)に16個が配置されることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
17×17の格子セルが設けられる支持格子と、前記支持格子の格子セル内に配置される複数の燃料棒と、前記支持格子の格子セル内に配置されて固定される案内管と、前記案内管の上端と下端にそれぞれ固定される上端固定体および下端固定体とを含む核燃料集合体において、
前記案内管は、前記支持格子の中心セルを基準として主軸方向(Ixx)(Iyy)に8個が配置され、対角方向(Ixy)に4個が配置され、非対角方向(Ixxy)(Ixyy)に16個が配置されることを特徴とする、核燃料集合体。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記案内管は、主軸方向に(6,0)、(3,0)、(-3,0)、(-6,0)、(0,6)、(0,3)、(0,-3)、および(0,-6)に配置される(ただし、(x,y)において、xは中心セル(0,0)の水平方向の格子セルの位置、yは中心セル(0,0)の垂直方向の格子セルの位置を表す。)ことを特徴とする、請求項1に記載の核燃料集合体。
【請求項3】
前記案内管は、対角方向に(5,5)、(-5,-5)、(-5,5)、および(5,-5)に配置される(ただし、(x,y)において、xは中心セル(0,0)の水平方向の格子セルの位置、yは中心セル(0,0)の垂直方向の格子セルの位置を表す。)ことを特徴とする、請求項1に記載の核燃料集合体。
【請求項4】
前記案内管は、非対角方向に(6,3)、(4,2)、(-4,-2)、(-6,-3)、(-6,3)、(-4,2)、(4,-2)、(6,-3)、(3,6)、(2,4)、(-2,-4)、(-3,-6)、(-3,6)、(-2,4)、(2,-4)、および(3,-6)に配置される(ただし、(x,y)において、xは中心セル(0,0)の水平方向の格子セルの位置、yは中心セル(0,0)の垂直方向の格子セルの位置を表す。)ことを特徴とするm、請求項1に記載の核燃料集合体。
【請求項5】
17×17の格子セルが設けられる支持格子と、前記支持格子の格子セル内に固定されて案内管と組み立てられるスリーブとを含む支持格子アセンブリにおいて、
前記スリーブは、前記支持格子の中心セルを基準として主軸方向(Ixx)(Iyy)に8個が配置され、対角方向(Ixy)に4個が配置され、非対角方向(Ixxy)(Ixyy)に16個が配置されることを特徴とする、支持格子アセンブリ。
【請求項6】
前記スリーブは、主軸方向に(6,0)、(3,0)、(-3,0)、(-6,0)、(0,6)、(0,3)、(0,-3)、および(0,-6)に配置される(ただし、(x,y)において、xは中心セル(0,0)の水平方向の格子セルの位置、yは中心セル(0,0)の垂直方向の格子セルの位置を表す。)ことを特徴とする、請求項5に記載の支持格子アセンブリ。
【請求項7】
前記スリーブは、対角方向に(5,5)、(-5,-5)、(-5,5)、および(5,-5)に配置される(ただし、(x,y)において、xは中心セル(0,0)の水平方向の格子セルの位置、yは中心セル(0,0)の垂直方向の格子セルの位置を表す。)ことを特徴とする請求項5に記載の支持格子アセンブリ。
【請求項8】
前記スリーブは、非対角方向に(6,3)、(4,2)、(-4,-2)、(-6,-3)、(-6,3)、(-4,2)、(4,-2)、(6,-3)、(3,6)、(2,4)、(-2,-4)、(-3,-6)、(-3,6)、(-2,4)、(2,-4)、および(3,-6)に配置される(ただし、(x,y)において、xは中心セル(0,0)の水平方向の格子セルの位置、yは中心セル(0,0)の垂直方向の格子セルの位置を表す。)特徴とする、請求項5に記載の支持格子アセンブリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型モジュール原子炉(Small Modular Reactor:SMR)に適した核燃料集合体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的な軽水炉型原子炉の炉心は多数の核燃料集合体を含み、各核燃料集合体は多数の長い燃料棒と、制御棒の動作時に制御棒を案内するために用いられる管形態の多数の案内管とを含む。案内管は、核燃料集合体の上端固定体および下端固定体に固定されて核燃料集合体の骨格体を構成する。
【0003】
制御棒は、分裂過程で発生した中性子を吸収する物質を含み、従来はホウ素カーバイド(B4C)、ハフニウム(Hf)または銀-インジウム-カドミウム(Ag-In-Cd)のような高い中性子捕獲断面積を持つ物質が使用されてきた。
【0004】
韓国内の原子力発電所のモデルであるAPR1400を含む一般的な軽水炉型原子炉の核燃料集合体は、炉心内部で制御棒の位置であるか非制御棒の位置であるかに関わらず同一であり、全ての核燃料集合体は案内される制御棒が存在しない炉心位置で使用されても案内管を備え、該案内管は核燃料集合体を一つの骨格体として構成するために用いられる。
【0005】
典型的な核燃料集合体は、17×17のnで構成され、合計289個の格子セルを備え、これらのうち264個の格子セルには燃料棒が配置され、24個の格子セルには案内管が配置され、残りの1個の格子セルは支持格子の中央に配置されて計測管が配置される。
【0006】
一方、このような従来の原子炉の大きさと出力を画期的に減らしたSMRの開発が行われつつあり、理論的に規模が小さいため出力の調節と原子炉の冷却が容易であるという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
韓国特許公告第10-1994-0003796号公報(公告日:1994.05.03)
韓国特許公告第10-1992-0007739号(公告日:1992.09.16)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、小型モジュール原子炉(SMR)に適した核燃料集合体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記のような目的を達成するための本発明による核燃料集合体は、17×17の格子セルが設けられる支持格子と、前記支持格子の格子セル内に配置される複数の燃料棒と、前記支持格子の格子セル内に配置されて固定される案内管と、前記案内管の上端と下端にそれぞれ固定される上端固定体および下端固定体とを含む核燃料集合体において、前記案内管は、前記支持格子の中心セルを基準として主軸方向(Ixx)(Iyy)に8個が配置され、対角方向(Ixy)に4個が配置され、非対角方向(Ixxy)(Ixyy)に16個が配置されることを特徴とする。
【0010】
好ましくは、前記案内管は、主軸方向に(6,0)、(3,0)、(-3,0)、(-6,0)、(0,6)、(0,3)、(0,-3)、および(0,-6)に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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