特許ウォッチ

公開番号2025106106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-11
出願番号2025070042,2023048984
出願日2025-04-22,2023-03-24
発明の名称プログラム及び情報処理装置
出願人株式会社セガ
代理人個人
主分類A63F 13/533 20140101AFI20250704BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】プレイすべき抽選ゲームにユーザを誘導する。
【解決手段】本発明は、コンピュータを、コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも1つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び1プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定手段、ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定手段、未だプレイしていないと判定された場合、選択された前記抽選ゲームを前記ユーザがプレイすることを制限する制限手段として機能させるプログラムである。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
コンピュータを、
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定手段、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定手段、
未だプレイしていないと判定された場合、選択された前記抽選ゲームを前記ユーザがプレイすることを制限する制限手段、
として機能させるプログラム。
続きを表示（約 2,200 文字）【請求項２】
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームをプレイすべきことを前記ユーザに通知するゲーム画面を表示させる表示制御手段、
として機能させる請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザにプレイさせるためのゲーム画面を表示させる表示制御手段、
として機能させる請求項１又は２に記載のプログラム。
【請求項４】
コンピュータを、
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定手段、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定手段、
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームをプレイすべきことを前記ユーザに通知するゲーム画面を表示させる表示制御手段、
として機能させるプログラム。
【請求項５】
コンピュータを、
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定手段、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定手段、
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザにプレイさせるためのゲーム画面を表示させる表示制御手段、
として機能させるプログラム。
【請求項６】
前記決定手段は、前記推奨の抽選ゲームとして前記ユーザにとって有利となる抽選ゲームを決定する、
請求項１、４、５のいずれか１項に記載のプログラム。
【請求項７】
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定部と、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定部と、
未だプレイしていないと判定された場合、選択された前記抽選ゲームを前記ユーザがプレイすることを制限する制限部と、
を備える情報処理装置。
【請求項８】
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定部と、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定部と、
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームをプレイすべきことを前記ユーザに通知するゲーム画面を表示させる表示制御部と、
を備える情報処理装置。
【請求項９】
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定部と、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定部と、
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザにプレイさせるためのゲーム画面を表示させる表示制御部と、
を備える情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
続きを表示（約 2,500 文字）【背景技術】
【０００２】
複数のアイテムコンテンツ（例えば、キャラクタ）の中から抽選されたアイテムコンテンツをユーザに付与する抽選ゲームを実行する情報処理装置が知られている（たとえば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－５６２０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
プレイ可能な複数種類の抽選ゲームのそれぞれで獲得可能なコンテンツ等や、ユーザによるコンテンツの獲得状況等を比較し勘案すれば、その複数種類の抽選ゲームの中に、前記ユーザがプレイすべき抽選ゲームが存在するにもかかわらず、前記ユーザはそれに気づかず、その他の抽選ゲームを選択してプレイしてしまうことがあった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザがプレイすべき抽選ゲームに前記ユーザを誘導することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、
コンピュータを、
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定手段、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定手段、
未だプレイしていないと判定された場合、選択された前記抽選ゲームを前記ユーザがプレイすることを制限する制限手段、
として機能させるプログラムである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施形態に係る情報処理システム１の一例を示す構成図である。
本実施形態に係るコンピュータ５０の一例を示すハードウェア構成図である。
本実施形態に係るサーバー装置２０の一例を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係るキャラクタ情報の一例を示す構成図である。
本実施形態に係る抽選ゲーム情報の一例を示す構成図である。
本実施形態に係る対戦ゲーム情報の一例を示す構成図である。
本実施形態に係るユーザ情報の一例を示す構成図である。
本実施形態に係るクライアント端末１０の一例を示す機能ブロック図である。
本実施形態における抽選ゲームに関する動作例を示すフローチャートである。
本実施形態における抽選ゲーム選択画面５００の構成例を示す図である。
本実施形態における制限付きの抽選ゲーム画面５５０の構成例を示す図である。
本実施形態におけるメッセージ付きの抽選ゲーム画面５７０の構成例を示す図である。
本実施形態におけるユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームの抽選ゲーム画面６００の構成例を示す図である。
本実施形態における抽選ゲーム画面６５０の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
即ち、コンピュータを、
コンテンツの獲得状況、コンテンツの使用状況、コンテンツへの関心度、及びユーザのアイテムの消費状況のうちの少なくとも１つがユーザに対応付けて設定されたユーザ情報と、獲得可能なコンテンツ、及び１プレイで消費されるアイテム数が複数種類の抽選ゲームのそれぞれに対応付けて設定された抽選ゲーム情報とに基づいて、前記複数種類の抽選ゲームの中から前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定する決定手段、
ユーザが前記複数種類の抽選ゲームの中から前記推奨の抽選ゲーム以外の抽選ゲームを選択したことにより、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザが既にプレイしたか否かを判定する判定手段、
未だプレイしていないと判定された場合、選択された前記抽選ゲームを前記ユーザがプレイすることを制限する制限手段、
として機能させるプログラムである。
このようなプログラムによれば、ユーザによるコンテンツの獲得状況等と、複数種類の抽選ゲームのそれぞれにおける獲得可能なコンテンツ等とを比較しつつ、前記ユーザがプレイすべき推奨の抽選ゲームを決定し、その決定された推奨の抽選ゲームをプレイし終えるまでそれ以外の抽選ゲームをプレイできないように制限することで、気づかないユーザをその推奨の抽選ゲームに誘導することができる。
【０００９】
また、かかるプログラムであって、
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームをプレイすべきことを前記ユーザに通知するゲーム画面を表示させる表示制御手段、
として機能させることとしてもよい。
このようなプログラムによれば、決定された推奨の抽選ゲームを未だプレイしていないユーザを、その推奨の抽選ゲームにさらに誘導しやすくなる。
【００１０】
また、かかるプログラムであって、
未だプレイしていないと判定された場合、前記推奨の抽選ゲームを前記ユーザにプレイさせるためのゲーム画面を表示させる表示制御手段、
として機能させることとしてもよい。
このようなプログラムによれば、決定された推奨の抽選ゲームを未だプレイしていないユーザを、その推奨の抽選ゲームにさらに誘導しやすくなる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許