特許ウォッチ

公開番号2025076121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187865
出願日2023-11-01
発明の名称景品取得ゲーム装置
出願人株式会社セガ
代理人個人,個人
主分類A63F 9/30 20060101AFI20250508BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】景品の種類に合わせてプレイエリアや景品展示部の大きさを変更できる景品取得ゲーム装置を提供すること。
【解決手段】景品取得ゲーム装置1は、景品を収容する収容空間において景品を取得するゲームを遊戯者にプレイさせるものであって、収容空間内の後方には景品を展示する景品展示部300A,300Bが設けられ、収容空間を左右方向に区画する区画体200が左右方向に移動可能に設けられていることで、景品の種類に合わせてそれぞれの第1プレイエリアPA1及び第2プレイエリアPA2や景品展示部300A,300Bなどの左右幅を自由に変更することができる。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項１】
景品を収容する収容空間において前記景品を取得するゲームを遊戯者にプレイさせる景品取得ゲーム装置であって、
前記収容空間内の後方には前記景品を展示する景品展示部が設けられ、
前記収容空間を左右方向に区画する区画体が左右方向に移動可能に設けられている
ことを特徴とする景品取得ゲーム装置。
続きを表示（約 640 文字）【請求項２】
前記収容空間は、後方側の前記景品展示部と、前方側のプレイエリアと、から構成されており、
前記区画体は、前記収容空間のうち少なくとも前記景品展示部を左右方向に区画する
ことを特徴とする請求項１に記載の景品取得ゲーム装置。
【請求項３】
前記区画体は、前記景品展示部を区画する上下方向に延びる第１区画部と、前記プレイエリアを区画する前後方向に延びる第２区画部と、から構成されている
ことを特徴とする請求項２に記載の景品取得ゲーム装置。
【請求項４】
前記区画体は、前記収容空間の後方上部または後方下部で位置固定される
ことを特徴とする請求項１に記載の景品取得ゲーム装置。
【請求項５】
前記収容空間の後方上部に左右方向に延びるガイドレールが設けられ、
前記区画体は、上部が前記ガイドレールにスライド可能に吊支されている
ことを特徴とする請求項４に記載の景品取得ゲーム装置。
【請求項６】
前記景品展示部は、一方の端部が前記区画体に支持される景品支持体を備え、
前記景品支持体は、左右方向の長さを変更可能な部材で構成されている
ことを特徴とする請求項１～５のいずれかに記載の景品取得ゲーム装置。
【請求項７】
前記景品支持体は、左右方向に伸縮自在な棒状部材である
ことを特徴とする請求項６に記載の景品取得ゲーム装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、収容空間に収容された景品を取得するゲームを遊戯者にプレイさせる景品取得ゲーム装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
この種の景品取得ゲーム装置として、景品を収容する収容空間内で景品取得部を移動させて遊戯者に景品を取得するゲームをプレイさせるものが種々存在する（例えば、特許文献１、２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－４１７６号公報
特開２０１９－９８０７６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１、２に記載の景品取得ゲーム装置では、遊戯者が景品取得ゲームをプレイするエリアとして左右に２つのエリアが設けられており、特に、特許文献１に記載のものでは、プレイエリア毎にそれぞれ景品展示棚が設けられている。これらの景品取得ゲーム装置では、それぞれのプレイエリアや景品展示棚に異なる種類の景品を展開する場合に、限られた配置しかできないものであった。
【０００５】
本発明は、景品の種類に合わせてプレイエリアや景品展示部の大きさを変更できる景品取得ゲーム装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために本発明の景品取得ゲーム装置は、
景品を収容する収容空間において前記景品を取得するゲームを遊戯者にプレイさせる景品取得ゲーム装置であって、
前記収容空間内の後方には前記景品を展示する景品展示部が設けられ、
前記収容空間を左右方向に区画する区画体が左右方向に移動可能に設けられている
ことを特徴としている。
この特徴によれば、収容空間を左右方向に区画する区画体を左右方向に移動させることで景品の種類に合わせてそれぞれのプレイエリアや景品展示部などの左右幅を自由に変更できる。
【０００７】
本発明の景品取得ゲーム装置は、
前記収容空間は、後方側の前記景品展示部と、前方側のプレイエリアと、から構成されており、
前記区画体は、前記収容空間のうち少なくとも前記景品展示部を左右方向に区画する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、景品の種類に合わせて景品展示部の幅を変更することができる。
【０００８】
本発明の景品取得ゲーム装置は、
前記区画体は、前記景品展示部を区画する上下方向に延びる第１区画部と、前記プレイエリアを区画する前後方向に延びる第２区画部と、から構成されている
ことを特徴としている。
この特徴によれば、区画体の強度を高めることができる。
【０００９】
本発明の景品取得ゲーム装置は、
前記区画体は、前記収容空間の後方上部または後方下部で位置固定される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、区画体を移動させた位置に合わせて収容空間後方の部材に加工をする必要がなく収容空間後方の見栄えがよくなる。
【００１０】
本発明の景品取得ゲーム装置は、
前記収容空間の後方上部に左右方向に延びるガイドレールが設けられ、
前記区画体は、上部が前記ガイドレールにスライド可能に吊支されている
ことを特徴としている。
この特徴によれば、区画体を安全にかつ少ない力で左右方向に移動させることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許