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公開番号
2025104488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222322
出願日
2023-12-28
発明の名称
プリント配線基板
出願人
アール・ビー・コントロールズ株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20250703BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】従来のものでは、発熱源となる電子部品に近い部分に対する熱の伝導量を軽減すべく設けられたもので、発熱源となる電子部品から遠い部分には却って熱を積極的に伝導しようするもので、他の電子部品に対する熱の伝導量を低減するものではない。
【解決手段】1枚の基板本体に発熱源となる電子部品と、その他の電子部品とが実装されたプリント配線基板において、上記基板本体を、上記発熱源となる部品が実装される発熱エリアと、上記その他の電子部品が実装される通常エリアとに区分し、これら発熱エリアと通常エリアとの間に上記基板本体を貫通するスリットを形成した。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1枚の基板本体に発熱源となる電子部品と、その他の電子部品とが実装されたプリント配線基板において、上記基板本体を、上記発熱源となる部品が実装される発熱エリアと、上記その他の電子部品が実装される通常エリアとに区分し、これら発熱エリアと通常エリアとの間に上記基板本体を貫通するスリットを形成したことを特徴とするプリント配線基板。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
上記スリットの内周面に銅箔を被着させ、スリットでの放熱性を高めたことを特徴とする請求項1に記載のプリント配線基板。
【請求項3】
上記基板本体は片面実装基板であり、一方の面に上記発熱源となる電子部品およびその他の電子部品が実装されており、他方の面を銅箔で覆ったことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプリント配線基板。
【請求項4】
上記他方の面に被着された銅箔と、上記スリットの内周面に被着された銅箔とを連結させたことを特徴とする請求項3に記載のプリント配線基板。
【請求項5】
上記基板本体の発熱エリアであって、発熱源となる電子部品が実装されていない部分に銅箔を被着したことを特徴とする請求項4に記載のプリント配線基板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、1枚の基板本体に発熱源となる電子部品と、その他の電子部品とが実装されたプリント配線基板に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば電源装置に用いられるプリント配線基板であれば、電力制御用の電子部品から大きな発熱が生じる場合がある。このような発熱量の大きな電子部品はヒートシンクなどを取り付けて電子部品そのものを冷却する場合があるが、そのような発熱源となる電子部品から生じた熱は基板本体を伝導して他の電子部品に影響を与えるおそれがある。
【0003】
このような発熱源から基板本体を伝導してくる熱の影響を、発熱源となる電子部品から距離が相違しても差が生じないように、スリットを設けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-18113号公報(段落[0009]、[0033]、図5、図6)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来のものでは、発熱源となる電子部品に近い部分に対する熱の伝導量を軽減すべく設けられたもので、発熱源となる電子部品から遠い部分には却って熱を積極的に伝導しようするもので、他の電子部品に対する熱の伝導量を低減するものではない。
【0006】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、発熱源となる電子部品で生じた熱が他の電子部品に可及的に影響しないようにすることのできるプリント配線基板を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明によるプリント配線基板は、1枚の基板本体に発熱源となる電子部品と、その他の電子部品とが実装されたプリント配線基板において、上記基板本体を、上記発熱源となる部品が実装される発熱エリアと、上記その他の電子部品が実装される通常エリアとに区分し、これら発熱エリアと通常エリアとの間に上記基板本体を貫通するスリットを形成したことを特徴とする。
【0008】
基板本体を伝導する熱はこのスリットによって遮断されるが、更に上記スリットの内周面に銅箔を被着させ、スリットでの放熱性を高めてもよい。
【0009】
また、上記基板本体は片面実装基板であり、一方の面に上記発熱源となる電子部品およびその他の電子部品が実装されており、他方の面を銅箔で覆えば、他方の面に被着させた銅箔からの放熱量を高めることができる。
【0010】
更に、上記他方の面に被着された銅箔と、上記スリットの内周面に被着された銅箔とを連結させれば、スリットの内周面に被着させた銅箔から他方の面に被着させた銅箔へと熱を逃がすことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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