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公開番号
2025104304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024225040
出願日
2024-12-20
発明の名称
汎用クランプシステム
出願人
フランツ・ハイマー・マシーネンバウ・カーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23B
31/02 20060101AFI20250702BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】 汎用クランプシステムを提供する。
【解決手段】 本発明は、部品をクランプするためのクランプアダプタ、部品をクランプ可能なクランプアダプタをクランプするための機械要素、加工機及び/又は測定機の機械要素に部品をクランプするためのクランプシステム、及び、部品を加工及び/又は測定するための加工機及び/又は測定機、並びに、加工機及び/又は測定機の機械要素に部品をクランプ又は解除する方法に関する。本発明に従って、クランプアダプタに部品をクランプ又は解除するための第1のクランプ装置と、機械要素にクランプアダプタをクランプ又は解除するための第2のクランプ装置と、を有するクランプ機構の作動によって、部品をクランプアダプタにクランプ又は解除する際に、クランプアダプタ自身も、クランプ機構の作動によって、クランプアダプタに部品をクランプ又は解除する際に、機械要素へクランプ可能であり、或いは機械要素から解除可能であることが提供される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
部品をクランプするためのクランプアダプタであって、クランプアダプタのハウジング部分と、前記クランプアダプタのハウジング部分に収容され、前記部品をクランプ可能な第1のクランプ装置と、前記第1のクランプ装置を作動可能な第1の作動要素と、を備えるクランプアダプタにおいて、
前記第1の作動要素はクランプ機能面を有し、前記第1の作動要素は、第2の作動要素の作動の際に、加工機及び/又は測定機の機械要素の第2のクランプ装置によって、前記クランプ機能面を介して、前記第2のクランプ装置を作動可能な前記第2の作動要素と結合可能であり、或いは、前記第2の作動要素から解除可能であり、
これによって、前記第1の作動要素は前記第2の作動要素によって作動可能であり、且つ、前記第2の作動要素の作動の際に、前記クランプアダプタも前記機械要素にクランプ可能であり、或いは前記機械要素から解除可能であることを特徴とする、クランプアダプタ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1のクランプ装置は第1のコレットチャックを有し、
特に、前記第1のコレットチャックは、
第1のスリーブ状基部と、及び/又は、軸方向のスロットによって周方向に互いに分離され、前記第1のスリーブ状基部に結合され、半径方向に弾性があり、被クランプ部品に関連する前部の第1のクランプ領域を有する、複数の第1のクランプ舌状部と、を有すること、又は、
周方向に分散して配置可能な、被クランプ部品に関連する前部の第1のクランプ領域を有する、複数の個別の第1のクランプ舌状部を有することを特徴とする、請求項1に記載のクランプアダプタ。
【請求項3】
スリーブ状基部、又は個別のクランプ舌状部は、前記クランプアダプタのハウジング部分内に保持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプアダプタ。
【請求項4】
第1のクランプ舌状部の、或いは第1のコレットチャックの前部の第1のクランプ領域に、前記部品をクランプ可能な第1のクランプ爪状部が形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のクランプアダプタ。
【請求項5】
前記第1のクランプ爪状部は、半径方向外側に位置する形状結合要素を有していることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のクランプアダプタ。
【請求項6】
前記第1の作動要素は、複数の、特に少なくとも2つの、互いに結合可能な、特にねじ止め可能な、及び、引き棒として形成された、作動部分要素によって、複数部分に形成されていることを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載のクランプアダプタ。
【請求項7】
前記第1の作動要素、或いは作動部分要素、或いは前記第1の作動要素の引き棒は、前記クランプアダプタのハウジング部分に対して相対的に及び軸方向に変位可能に、前記クランプアダプタのハウジング部分内に収容されていることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載のクランプアダプタ。
【請求項8】
第1の作動部分要素は、特に半径方向外側の、及び、前記第1のクランプ装置、或いは第1のコレットチャックの第1のクランプ舌状部のための第1のガイドスロットとして作用する第1の接触面を、前記第1のクランプ装置、或いは前記第1のコレットチャックの前記第1のクランプ舌状部のガイドのために有することを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載のクランプアダプタ。
【請求項9】
第1のガイドスロット或いは第1の接触面は、第1のコレットチャックの第1のクランプ舌状部と接触した際に、少なくとも領域的に、特に第1のクランプ領域において、半径方向に第1のコレットチャックを変位させるように形成されており、それによって、特に第1のクランプ爪状部が、被クランプ部品と形状結合係止することができることを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載のクランプアダプタ。
【請求項10】
第2の作動部分要素は、特に端部領域において、特に、ノブ状の形態に形成された、或いはノブの外面上に、クランプ機能面を形成することを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載のクランプアダプタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品をクランプするためのクランプアダプタ、部品をクランプ可能なクランプアダプタをクランプするための機械要素、加工機及び/又は測定機の機械要素に部品をクランプするためのクランプシステム、及び、部品を加工及び/又は測定するための加工機及び/又は測定機、並びに、加工機及び/又は測定機の機械要素に部品をクランプする又は機械要素から部品を解除する方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1から、例えば、部品をクランプするための同種のクランプアダプタ、そのようなクランプアダプタを備えた同種のクランプシステム、及びクランプアダプタを収容する機械要素のような同種の対象が知られている。
【0003】
この部品をクランプするためのクランプアダプタ、特にバランシングアダプタ、すなわち、クランプアダプタは、例えば、フライス工具、工具ホルダ又はプーリのような、バランシングされる部品/ワークをクランプするためのバランシング機に設けられ、クランプアダプタのハウジング部分と、そのクランプアダプタのハウジング部分に収容され、部品をクランプ可能なクランプ装置と、そのクランプ装置を作動可能な第1の作動要素とを備える。
【0004】
更に、特許文献1は、機械要素、すなわちこの場合はバランシング機の駆動スピンドルを示しており、その駆動スピンドルは、機械要素のハウジング部分、その機械要素のハウジング部分に収容される作動装置、及びその作動装置を作動可能な第2の作動要素を有している。
【0005】
バランシングされるワークをクランプするために、そのバランシングアダプタは、機械要素のハウジング部分にねじ止めされている。第1の作動要素及び第2の作動要素も、同様に、一緒にねじ止めされている。第2の作動要素によって作動装置を作動させることによって、第1のクランプ装置が、第1の作動要素及び接続された第2の作動要素を介して、バランシングされる部品をクランプする。
【0006】
特許文献1による、クランプアダプタと機械要素とからなるこのクランプシステムの欠点は、部品をクランプする前に、部品を保持するクランプアダプタが機械要素にすでにしっかりと収容(ここではねじ止め)されていなければならないこと、或いは、部品がクランプアダプタにおける押圧部材から解除された後も、クランプアダプタが機械要素にしっかりと収容されていなければならないことである。
【0007】
このことは、更に、交換時間が長くなり、自動化の度合いが低下するという、すなわち、部品が交換され、それに応じてクランプアダプタも交換される加工プロセスにおいては、通常、クランプアダプタの交換が必要とされるという、不都合を有する(特許文献1の場合、これは、ねじ接続を解除し、その後クランプアダプタを(再)締め付けることによって行われる)。
【0008】
特許文献2による、バランシングアダプタ或いはクランプアダプタと機械要素とからなるクランプシステムによって、改善が提供される。
【0009】
この文献においては、クランプアダプタは、同様に、バランシングされる部品をクランプするバランシングアダプタとクランプアダプタを収容する駆動スピンドル(機械要素)とからなるクランプシステムのバランシングアダプタと、クランプアダプタのハウジング部分と、クランプアダプタのハウジング部分に収容され、部品をクランプすることができるクランプ装置と、クランプ装置を作動させることができる第1の作動要素と、を備える。
【0010】
特許文献2は、機械要素、すなわち、ここでもバランシング機の駆動スピンドルを示し、その駆動スピンドルは、機械要素のハウジング部分、その機械要素のハウジング部分に収容される作動装置、及びその作動装置を作動させることができる第2の作動要素を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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