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公開番号
2025103647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221184
出願日
2023-12-27
発明の名称
切削加工機
出願人
DGSHAPE株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23Q
11/00 20060101AFI20250702BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】筐体の外部の塵埃が筐体の内部に設けられた加工機構移動装置や保持装置移動装置に付着しにくい切削加工機を提供する。
【解決手段】切削加工機100は、筐体10と、筐体10の内部を互いに空気の流通が可能な塵埃貯留エリアと第1収容エリアA1または第2収容エリアA2とに仕切る第1仕切部材80と、筐体10の外部と塵埃貯留エリアとを連通させる吸気口78と、加工エリアA0と筐体10の外部とを連通させる排気口70と、を備えている。切削加工機100は、排気口70から加工エリアA0の空気を吸引排出したときに、吸気口78を通じて筐体10の外部から塵埃貯留エリアに空気が流入し、塵埃貯留エリア、第1収容エリアA1または第2収容エリアA2、加工エリアA0の順に空気が流通するように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の内部を互いに空気の流通が可能な塵埃貯留エリアと収容エリアとに仕切る第1仕切部材と、
前記筐体の内部を互いに空気の流通が可能な前記収容エリアと加工エリアとに仕切る第2仕切部材と、
前記筐体に形成され、前記筐体の外部と前記塵埃貯留エリアとを連通させる吸気口と、
前記筐体に形成され、前記加工エリアと前記筐体の外部とを連通させる排気口と、
前記加工エリアに配置され、被加工物を把持する保持装置と、
前記収容エリアに配置され、前記保持装置に把持された前記被加工物を切削する加工機構と、
前記収容エリアに配置され、前記保持装置を移動させる保持装置移動装置と、
前記収容エリアに配置され、前記加工機構を移動させる加工機構移動装置と、を備え、
前記排気口から前記加工エリアの空気を吸引排出したときに、前記吸気口を通じて前記筐体の外部から前記塵埃貯留エリアに空気が流入し、前記塵埃貯留エリア、前記収容エリア、前記加工エリアの順に空気が流通するように構成された、切削加工機。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第1仕切部材は前記吸気口と対向するように設けられている、請求項1に記載の切削加工機。
【請求項3】
前記第1仕切部材は前記吸気口と前記加工機構移動装置との間、または、前記吸気口と前記保持装置移動装置との間に配置されている、請求項1に記載の切削加工機。
【請求項4】
前記第2仕切部材には第1開口部が形成され、
前記吸気口の面積は、前記第1開口部の面積よりも大きい、請求項1に記載の切削加工機。
【請求項5】
前記塵埃貯留エリアには第1空気流通部が設けられ、
前記第1空気流通部における空気の流路断面積は、前記吸気口の面積よりも大きい、請求項4に記載の切削加工機。
【請求項6】
前記収容エリアを、前記加工機構および前記加工機構移動装置が配置される第1収容エリアと、前記保持装置移動装置が配置される第2収容エリアと、に区画する第3仕切部材を備えている、請求項1~3のいずれか一つに記載の切削加工機。
【請求項7】
前記第2仕切部材には、前記加工エリアと前記第1収容エリアとを連通させる第1開口部と、前記加工エリアと前記第2収容エリアとを連通させる第2開口部と、が形成され、
前記吸気口の面積は、前記第1開口部の面積よりも大きく、かつ、前記第2開口部の面積よりも大きい、請求項6に記載の切削加工機。
【請求項8】
前記塵埃貯留エリアには、前記塵埃貯留エリアと前記第1収容エリアとを連通させる第1空気流通部と、前記塵埃貯留エリアと前記第2収容エリアとを連通させる第2空気流通部と、が設けられ、
前記第1空気流通部における空気の流路断面積は、前記吸気口の面積よりも大きく、かつ、前記第2空気流通部における空気の流路断面積は前記吸気口の面積よりも大きい、請求項7に記載の切削加工機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切削加工機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
被加工物を切削加工することによって、例えば歯科用成形品などを作製する切削加工機が従来から知られている。例えば特許文献1には、加工エリアと複数の収容エリアとを含む複数のエリアに内部が区画されている筐体を備えた切削加工機が開示されている。加工エリアは被加工物に対して切削加工を行うエリアである。加工エリアには、被加工物を保持するクランプが収容されている。第1収容エリアには、被加工物を切削加工する加工機構と、加工機構を移動させる加工機構移動装置とが収容されている。第1収容エリアと別の収容エリアである第2収容エリアには、クランプを移動させるクランプ移動装置が配置されている。加工エリアと第1収容エリアとは壁部によって区画されており、壁部には開口部が形成されている。被加工物を切削する際、開口部を通じて加工機構を第1収容エリアから加工エリアに移動させる。
【0003】
被加工物に対して切削加工を行っている際、切削粉が発生する。そこで、特許文献1で開示されている切削加工機は、筐体の上面に設けられた吸気口と、筐体内部の加工エリアと筐体の外部とを連通させる排気ダクトとを備えている。筐体の外部には集塵機が設けられ、集塵機は排気ダクトと接続されている。これにより、筐体の外部から吸気口、加工エリアおよび排気ダクトを経由して集塵機へと到達する空気の流れが形成される。この空気の流れによって切削粉が集塵機へと運ばれ、切削粉を筐体の内部から排出できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023―125452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、筐体の外部に塵埃が多い環境であると、吸気口から筐体の内部に空気が流入するとき、同時に塵埃が筐体の内部に侵入しやすい。この塵埃が、駆動部を有する加工機構移動装置やクランプ移動装置に付着すると、加工機構移動装置やクランプ移動装置の動作に不具合が発生する可能性がある。
【0006】
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、その目的は筐体の外部の塵埃が筐体の内部に設けられた加工機構移動装置やクランプ移動装置に付着しにくい切削加工機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る切削加工機は、筐体と、前記筐体の内部を互いに空気の流通が可能な塵埃貯留エリアと収容エリアとに仕切る第1仕切部材と、前記筐体の内部を互いに空気の流通が可能な前記収容エリアと加工エリアとに仕切る第2仕切部材と、前記筐体に形成され、前記筐体の外部と前記塵埃貯留エリアとを連通させる吸気口と、前記筐体に形成され、前記加工エリアと前記筐体の外部とを連通させる排気口と、前記加工エリアに配置され、被加工物を把持する保持装置と、前記加工エリアに配置され、前記保持装置に把持された前記被加工物を切削する加工機構と、前記収容エリアに配置され、前記保持装置を移動させる保持装置移動装置と、前記収容エリアに配置され、前記加工機構を移動させる加工機構移動装置とを備えている。前記切削加工機は、前記排気口から前記加工エリアの空気を吸引排出したときに、前記吸気口を通じて前記筐体の外部から前記塵埃貯留エリアに空気が流入し、前記塵埃貯留エリア、前記収容エリア、前記加工エリアの順に空気が流通するように構成されている。
【0008】
上記構成によれば、吸気口から流入した空気は、加工機構移動装置や保持装置移動装置が収容された収容エリアに到達する前に、塵埃貯留エリアを経由する。吸気口から流入した空気と一緒に筐体の外部から内部に侵入した塵埃は、塵埃貯留エリアに貯留される。これにより、筐体の外部から侵入した塵埃は、収容エリアに到達しにくい。加工機構移動装置や保持装置移動装置に筐体の外部から侵入した塵埃が付着しにくい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、筐体の外部の塵埃が筐体の内部に設けられた加工機構移動装置や保持装置移動装置に付着しにくい切削加工機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る切削加工機の斜視図である。
扉を開いた際の切削加工機の斜視図である。
図1におけるB-B切断面を左方から見た際の切削加工機の断面図である。
図1におけるC-C切断面を右方から見た際の切削加工機の断面図である。
図1におけるD-D切断面を前方から見た際の切削加工機の断面図である。
クランプの平面図である。
図1におけるE-E切断面を左方から見た際の切削加工機の断面図である。
図1におけるG-G切断面を右方から見た際の切削加工機の断面図である。
図1におけるH-H切断面を前方から見た際の切削加工機の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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