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公開番号
2025103571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221038
出願日
2023-12-27
発明の名称
情報処理装置および情報処理システム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04N
21/44 20110101AFI20250702BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】コンテンツの再生において、フォービエイテッドレンダリング処理をユーザに応じた適切なものとすることができる情報処理装置および情報処理システムを提供する。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、コンテンツに対してフォービエイテッドレンダリング処理を実行するコントローラを備える。コントローラは、再生されたコンテンツを視聴するユーザの心身状態に応じて、フォービエイテッドレンダリング処理における特性を変更する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コンテンツに対してフォービエイテッドレンダリング処理を実行するコントローラを備え、
前記コントローラは、
再生された前記コンテンツを視聴するユーザの心身状態に応じて、前記フォービエイテッドレンダリング処理における特性を変更する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記心身状態は感情である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記フォービエイテッドレンダリング処理における特性の変更を強化学習モデルにより行い、
再生中のコンテンツを視聴する前記ユーザの心身状態と、再生中の前記コンテンツに設定された心身状態との差を報酬とする強化学習を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記心身状態は感情である、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記フォービエイテッドレンダリング処理における特性の変更を、テーブルデータを用いたレンダリングパラメ-タに対する補正値の選択処理により行い、
前記テーブルデータは、
第1パラメータが再生中のコンテンツを視聴する前記ユーザの心身状態であり、
第2パラメータが再生中の前記コンテンツに設定された想定心身状態であり、
前記第1パラメータと前記第2パラメータとの組み合わせにより選択される値が、前記フォービエイテッドレンダリング処理に用いる前記レンダリングパラメ-タに対する前記補正値である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記心身状態は感情である、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記フォービエイテッドレンダリング処理における特性は、フォービエイテッドレンダリング処理の強度である、
請求項1~6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記フォービエイテッドレンダリング処理における特性は、前記コンテンツの映像においてフォービエイテッドレンダリング処理が実行される領域である、
請求項1~6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記フォービエイテッドレンダリング処理における特性は、フォービエイテッドレンダリング処理の前記特性を変更する周期である、
請求項1~6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記ユーザの脳波および心拍に応じて前記ユーザの感情を推定する、
請求項2、4または6に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置および情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、HMD(Head Mounted Display)等を用いてユーザに対し、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)、MR(Mixed Reality)といった仮想空間体験を含むデジタルコンテンツを提供する技術が知られている。かかるデジタルコンテンツは、XR(Cross Reality)コンテンツともいわれる。XRは、VR、AR、MRのほか、SR(Substitutional Reality)、AV(Audio/Visual)等を含むすべての仮想空間技術をまとめた表現である。
【0003】
また、コンテンツが再生される際、コンテンツに対してフォービエイテッドレンダリング(Foveated Rendering)処理を実行する技術も知られている。フォービエイテッドレンダリング処理は、例えばユーザの視線の先にある領域のみを高解像度でレンダリングし、かかる領域の周囲の解像度を下げることで、ユーザの没入感の低下を抑制しつつ、情報処理装置の処理負荷を減少させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-042807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、コンテンツを視聴するユーザには個人の感覚差等があることから、フォービエイテッドレンダリング処理の内容によっては、ユーザの没入感が過度に低下してしまうおそれがあった。すなわち、従来技術におけるフォービエイテッドレンダリング処理は、ユーザに応じたものではなかった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツの再生において、フォービエイテッドレンダリング処理をユーザに応じた適切なものとすることができる情報処理装置および情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、コンテンツに対してフォービエイテッドレンダリング処理を実行するコントローラを備える。前記コントローラは、再生された前記コンテンツを視聴するユーザの心身状態に応じて、前記フォービエイテッドレンダリング処理における特性を変更する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コンテンツの再生において、フォービエイテッドレンダリング処理をユーザに応じた適切なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要を示す図である。
図2は、情報処理システムにおけるデータの流れを示す図である。
図3は、フォービエイテッドレンダリング処理を説明するための図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図5は、コンテンツ情報の一例を示す説明図である。
図6は、パラメータ情報の一例を示す説明図である。
図7は、感情推定モデルを説明するための図である。
図8は、実施形態に係るコントローラが実行する処理手順を示すフローチャートである。
図9は、ユーザに提供されるXRコンテンツの画像の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る強化学習処理等を説明するための図である。
図11は、実施形態の変形例に係る学習処理等を説明するための図である。
図12は、テーブルデータの一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する情報処理装置および情報処理システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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