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公開番号2025102589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023220138
出願日2023-12-26
発明の名称搬送台車管理システム及び搬送台車管理方法
出願人トヨタ自動車東日本株式会社
代理人個人,個人
主分類B61B 13/00 20060101AFI20250701BHJP(鉄道)
要約【課題】簡単な構成で、容易に搬送台車管理することができる搬送台車管理システム及び搬送台車管理方法を提供する。
【解決手段】搬送台車管理システム10は、搬送物Mを搭載して搬送する複数の搬送台車11と、搬送台車11及び搭載された搬送物Mを撮影する台車・搬送物撮影手段12と、撮影された台車・搬送物撮影画像に基づき、搬送物Mが所定の位置範囲に搭載されているか否かを検出する位置検出手段13と、搬送台車11を個別に識別する識別手段15と、識別手段15に基づき各搬送台車11を特定する搬送台車特定手段16と、各搬送台車11について、位置検出手段13により得られた結果と、搬送台車特定手段16による特定結果とを関連付けて記録する記録手段17とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送物を搭載して搬送する複数の搬送台車と、
前記各搬送台車及び搭載された搬送物を撮影する台車・搬送物撮影手段と、
前記台車・搬送物撮影手段により得られた台車・搬送物撮影画像に基づき、前記搬送物が所定の位置範囲に搭載されているか否かを検出する位置検出手段と、
前記各搬送台車に個別に取り付けられ、前記各搬送台車を識別する識別手段と、
前記識別手段に基づき、前記各搬送台車を特定する搬送台車特定手段と、
前記各搬送台車について、前記位置検出手段により得られた結果と、前記搬送台車特定手段による特定結果とを関連付けて記録する記録手段と
を備えたことを特徴とする搬送台車管理システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記識別手段は識別記号であり、
前記搬送台車特定手段は、前記識別記号を撮影する識別記号撮影手段と、前記識別記号撮影手段により得られた識別記号撮影画像から識別記号を読み取る読み取り手段とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の搬送台車管理システム。
【請求項3】
前記識別記号は、二次元コードであることを特徴とする請求項2記載の搬送台車管理システム。
【請求項4】
搬送物を搭載して搬送する複数の搬送台車を管理する搬送台車管理方法であって、
前記各搬送台車に前記搬送物を搭載した後、前記各搬送台車及び前記搬送物を撮影し、得られた台車・搬送物撮影画像に基づき、前記搬送物が所定の位置範囲に搭載されているか否かを検出する位置検出手順と、
前記各搬送台車に個別に取り付けられた識別手段に基づき、前記各搬送台車を特定する搬送台車特定手順と、
前記各搬送台車について、前記位置検出手順により得られた結果と、前記搬送台車特定手順による特定結果とを関連付けて記録する記録手順と
を備えたことを特徴とする搬送台車管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の搬送台車を用いて部品を搬送する搬送台車管理システム及び搬送台車管理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車の製造においては、部品の自動供給が行われており、例えば、部品を搬送台車に搭載し、搬送台車を自動で部品組付け位置に移動させ、産業用ロボットにより搬送台車から部品を取って組付対象物に組み付けることが行われている。その際、例えば、搬送台車に搭載した部品をカメラにより撮影し、部品が目的とする車種や仕様に適合しているか否かを確認すると共に、部品が所定の位置に搭載されているか否かも確認している。複数の搬送台車を用いて部品の供給をする場合、搬送台車の劣化や損傷等の機差により、部品の搭載位置がばらついて、産業用ロボットにより部品を取ることができない場合があるからである。
【0003】
しかしながら、従来の方法では、車種や仕様の不適合や部品の搭載位置の不良を検出することはできるものの、どの搬送台車で搭載位置の不良が発生したのかを特定することができないという問題があった。そのため、搬送台車の劣化や損傷等に迅速に対応することが難しかった。
【0004】
なお、特許文献1には、搬送台車に運転状態記憶部を設けて、延べ走行距離、走行時間、走行回数、停止位置のエラー回数、物品の受け渡し回数などを記憶し、これらの値を評価部で評価し、搬送台車毎の機差を再測定する搬送台車システムが記載されている。しかし、特許文献1の方法では、搬送台車に記憶部を持たせるので、搬送台車の数が多くなると全体のシステムが複雑になるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-41687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、簡単な構成で、容易に搬送台車管理することができる搬送台車管理システム及び搬送台車管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の搬送台車管理システムは、搬送物を搭載して搬送する複数の搬送台車と、各搬送台車及び搭載された搬送物を撮影する台車・搬送物撮影手段と、台車・搬送物撮影手段により得られた台車・搬送物撮影画像に基づき、搬送物が所定の位置範囲に搭載されているか否かを検出する位置検出手段と、各搬送台車に個別に取り付けられ、各搬送台車を識別する識別手段と、識別手段に基づき、各搬送台車を特定する搬送台車特定手段と、各搬送台車について、位置検出手段により得られた結果と、搬送台車特定手段による特定結果とを関連付けて記録する記録手段とを備えたものである。
【0008】
本発明の搬送台車管理方法は、搬送物を搭載して搬送する複数の搬送台車を管理する搬送台車管理方法であって、各搬送台車に搬送物を搭載した後、各搬送台車及び搬送物を撮影し、得られた台車・搬送物撮影画像に基づき、搬送物が所定の位置範囲に搭載されているか否かを検出する位置検出手順と、各搬送台車に個別に取り付けられた識別手段に基づき、各搬送台車を特定する搬送台車特定手順と、各搬送台車について、位置検出手順により得られた結果と、搬送台車特定手順による特定結果とを関連付けて記録する記録手順とを備えたものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、各搬送台車を識別する識別手段を各搬送台車に個別に取り付け、識別手段に基づいて各搬送台車を特定し、位置検出手段により得られた結果と関連付けて記録するようにしたので、搬送物が所定の位置範囲に搭載されていなかった搬送台車を容易に特定することができる。よって、特性された搬送台車を早期に点検することができ、搬送台車の劣化や損傷等に迅速に対応することができる。
【0010】
また、識別手段を識別記号により構成すれば、搬送台車を簡便に識別することができ、特に、二次元コードにより構成すれば、より正確に読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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