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公開番号
2025102557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023220085
出願日
2023-12-26
発明の名称
二重窓の連動装置及び二重窓
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
E06B
3/46 20060101AFI20250701BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】内窓の障子を開けるだけで、外窓の内窓とは異なる側の障子を開けることが可能な二重窓の連動装置等を提供する。
【解決手段】内窓と外窓とが各々内障子と外障子を有する二重窓の連動装置であって、前記内障子及び前記外障子が移動する障子移動方向における一方側に移動する第一部材と、前記第一部材の移動に伴って前記障子移動方向における他方側に移動する第二部材とを有し、前記第一部材は、前記内窓が有する前記外障子と一体となって移動し、前記第二部材は前記外窓が有する前記内障子と一体となって移動する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内窓と外窓とが各々内障子と外障子を有する二重窓の連動装置であって、
前記内障子及び前記外障子が移動する障子移動方向における一方側に移動する第一部材と、前記第一部材の移動に伴って前記障子移動方向における他方側に移動する第二部材とを有し、
前記第一部材は、前記内窓が有する前記外障子と一体となって移動し、前記第二部材は前記外窓が有する前記内障子と一体となって移動することを特徴とする二重窓の連動装置。
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【請求項2】
請求項1に記載の二重窓の連動装置であって、
前記第一部材は、前記内窓の前記外障子に取り付けられる内側部材と、前記内側部材と分離可能に係合される内被係合部材と、
を有し、
前記第二部材は、前記外窓の前記内障子に取り付けられる外側部材と、前記外側部材と分離可能に係合される外被係合部材と、
を有していることを特徴とする二重窓の連動装置。
【請求項3】
請求項2に記載の二重窓の連動装置であって、
前記内被係合部材及び前記外被係合部材は、ワイヤーとともに環状に繋がる環状体をなし、
前記環状体は、前記障子移動方向に間隔を空けて設けられて上下方向に沿う軸回りに回動する2つの滑車に前記ワイヤーが巻回されて掛け渡されており、
前記内被係合部材と前記外被係合部材とは、前記ワイヤーの巻回された部分の両側に配置されていることを特徴とする二重窓の連動装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の二重窓の連動装置であって、
前記内側部材及び前記外側部材は、前記内窓と前記外窓とが対向する対向方向に突出し、
前記内被係合部材は、上方または下方に窪む内被係合凹部と、前記内被係合凹部と前記障子移動方向に繋がって設けられ、前記内側部材が接触して前記内被係合凹部に案内される内側案内部を有し、
前記外被係合部材は、上方または下方に窪む外被係合凹部と、前記外被係合凹部と前記障子移動方向に繋がって設けられ、前記外側部材が接触して前記外被係合凹部に案内される外側案内部を有していることを特徴とする二重窓の連動装置。
【請求項5】
請求項4に記載の二重窓の連動装置であって、
前記内側案内部は、前記内被係合凹部から離れつつ前記内被係合凹部が窪む方向に傾斜する内傾斜面を有し、
前記外側案内部は、前記外被係合凹部から離れつつ前記外被係合凹部が窪む方向に傾斜する外傾斜面を有し、
前記内側部材及び前記外側部材は、前記障子移動方向に沿う軸回りに揺動可能に付勢され、前記対向方向において上下に移動する係合片を有し、
前記係合片は、揺動範囲の上端または下端に位置する状態で前記障子移動方向において前記内傾斜面または前記外傾斜面と対向していることを特徴とする二重窓の連動装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の二重窓の連動装置であって、
既に取り付けられている前記外窓の室内側に前記内窓とともに取り付ける、または、既に取り付けられている前記内窓及び前記外窓の間に取り付けることを特徴とする二重窓の連動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内窓と外窓とを有する二重窓の連動装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から内窓と外窓とを有する二重窓にチェーンなどの伝動部材を用いた連動機構により内窓の引き戸と外窓の引き戸を連動連結して、内窓及び外窓のいずれか一方の引き戸を手で開閉動作すると、他方の引き戸が同時に同方向に開閉する連動二重窓は知られている
(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭57―163974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
断熱性に優れる二重窓では、室内外の熱の移動を抑えつつ換気をする方法として、内窓と外窓とで開ける障子を左右方向において異ならせ、例えば、内窓は左側の障子を開け、外窓は右側の障子を開けることにより、室内外が見込み方向に貫通しない状態で換気をすることを可能とする方法がある。上記従来の連動二重窓は、内窓の障子と外窓の障子とが同方向に移動するので、内窓と外窓とで左右方向における互いに異なる側の障子を開けることができないという課題があった。
【0005】
また、内窓と外窓とで異なる側の障子を開けるためには、まず内窓のクレセント錠を解錠して内窓の左側の障子(外障子)を開いて外窓のクレセント錠を解錠し、その後、内窓の外障子を閉じて内窓の右側の障子(内障子)を開け、外窓の右側の障子(内障子)を僅かに開けた後に、内窓の内障子を閉じ、最後に内窓の外障子を僅かに開ける操作が必要であり、手順が複雑で操作が繁雑であるという課題があった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内窓の障子を開けるだけで、外窓の内窓とは異なる側の障子を開けることが可能な二重窓の連動装置及び二重窓を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するための主たる発明は、内窓と外窓とが各々内障子と外障子を有する二重窓の連動装置であって、前記内障子及び前記外障子が移動する障子移動方向における一方側に移動する第一部材と、前記第一部材の移動に伴って前記障子移動方向における他方側に移動する第二部材とを有し、前記第一部材は、前記内窓が有する外障子と一体となって移動し、前記第二部材は前記外窓が有する内障子と一体となって移動することを特徴とする二重窓の連動装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、内窓の障子を開けるだけで、外窓の内窓とは異なる側の障子を開けることが可能な二重窓の連動装置及び二重窓を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る二重窓を室内側から見た姿図である。
本実施形態に係る二重窓の縦断面図である。
本実施形態に係る二重窓の横断面図である。
本実施形態に係る二重窓の連動装置のうち窓台に取り付けられる部材を示す分解斜視図である。
図5(a)は、内側部材の斜視図であり、図5(b)は、内側部材の分解斜視図である。
図6(a)は、外側部材の斜視図であり、図6(b)は、外側部材の分解斜視図である。
内側部材を右側から見た図であり、図7(a)は、内被係合部材との係合が解除されているとき状態を示す図であり、図7(b)は、内被係合部材と係合しているとき状態を示す図である。
外側部材を左側から見た図であり、図8(a)は、外被係合部材との係合が解除されているとき状態を示す図であり、図8(b)は、外被係合部材と係合しているとき状態を示す図である。
外側部材と外被係合部材との係合を解除して外障子を開けるときの様子を説明する図である。
図10(a)は、図9(a)におけるA矢視図であり、図10(b)は、図9(b)におけるB矢視図であり、図10(c)は、図9(c)におけるC矢視図であり、図10(d)は、図9(d)におけるD矢視図である。
外側部材と外被係合部材とが係合するときの様子を説明する図である。
図12(a)は、図11(a)におけるE矢視図であり、図12(b)は、図11(b)におけるF矢視図であり、図12(c)は、図11(c)におけるG矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係る二重窓の連動装置及び二重窓について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る二重窓1の一例として、図1~図3に示すように、内窓2及び外窓3が各々内障子2a、3aと外障子2b、3bとを有する、所謂引違いタイプの建具を備えた二重窓1が連動装置10を備えている例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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