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公開番号2025102548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023220063
出願日2023-12-26
発明の名称受信コイルユニット、医用画像診断システム及びコイルカバー
出願人富士フイルム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 5/055 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】受信コイルユニットと被検体との間から逃がすことができる受信コイルユニット、医用画像診断システム及びコイルカバーを提供する。
【解決手段】
受信コイルユニットは、被検体の核磁気共鳴信号を受信するコイルエレメントと、コイルエレメントの周囲を覆う柔軟性のあるコイルカバーと、コイルカバーの、被検体と接触する外側面に配置された複数の通路形成部材であって、被検体とコイルカバーとの間に、第1方向に延びる第1通路と、第1方向と異なる第2方向に延びる第2通路とを形成する複数の通路形成部材と、を備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
被検体の核磁気共鳴信号を受信するコイルエレメントと、
前記コイルエレメントの周囲を覆う柔軟性のあるコイルカバーと、
前記コイルカバーの、前記被検体と接触する外側面に配置された複数の通路形成部材であって、前記被検体と前記コイルカバーとの間に、第1方向に延びる第1通路と、前記第1方向と異なる第2方向に延びる第2通路とを形成する複数の通路形成部材と、
を備える受信コイルユニット。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記通路形成部材は、非磁性金属、樹脂、独立気泡材、及びゴムからなる群より選択された1種の材料或いは2種以上の材料の組合せから構成される、請求項1に記載の受信コイルユニット。
【請求項3】
前記通路形成部材は、板状の形状を有する、請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
【請求項4】
前記通路形成部材は、変形可能に構成される、請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
【請求項5】
前記通路形成部材は、形状の異なる2種類以上の部材で構成される、請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
【請求項6】
前記通路形成部材は、前記被検体の側に溝が形成された形状を有する、請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
【請求項7】
前記通路形成部材は、中空構造を有する、請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
【請求項8】
前記コイルエレメントに接続された発熱源を備え、
前記通路形成部材は、前記発熱源に対応する位置に配置される、請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
【請求項9】
複数の前記コイルエレメントのそれぞれに接続される発熱源を備え、
前記通路形成部材は、複数の前記発熱源に対応する位置に配置される、請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
【請求項10】
前記通路形成部材は、断熱材で構成される請求項1又は2に記載の受信コイルユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は受信コイルユニット、医用画像診断システム及びコイルカバーに関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
磁気共鳴撮像装置(MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置)によって被検体を撮像する場合、被検体は寝台装置のテーブルと共にガントリの撮像空間内に配置される。その際、被検体の撮像部位(例えば胸部又は腹部)の画像を得るため、核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance:NMR)信号を受信するRF(Radio Frequency)コイル等の受信コイルユニットが用いられる。
【0003】
例えば、特許文献1には、小児用のRFコイルユニットが開示されている。このRFコイルユニットは、被検体の背面を支持し、且つコイル要素が設けられた支持部を備え、この支持部が被検体の背面と接触する表面が凹凸を有するクッション材で構成されている。
【0004】
特許文献2には、RFコイルと、RFコイルの当たりを緩和する緩衝材とを備えるRFコイルセットが開示されている。
【0005】
特許文献3には、柔軟なブランケットの上に複数の受信器コイルを配列したコイルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-094035号公報
特開平10-155764号公報
特開2012-130701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、受信コイルユニットは、高い感度を得るために被検体に密着して装着される。そのため、被検体からの熱を逃がすことが難しく、熱がこもりやすい構造となっている。
【0008】
特許文献1に記載のRFコイルユニットでは、クッション材と被検体とが面方向に連続的に密着するため、熱を逃がすことが困難である。
【0009】
特許文献2の記載のRFコイルでは、被検体とRFコイルとの間にシート状の緩衝材を介在させているため、熱を逃がすことが困難である。
【0010】
特許文献3の記載のコイルでは、ブランケットで構成されるため、その柔軟性により被検体に密着し、熱を閉じ込めてしまい、熱を逃がすことが困難である。
(【0011】以降は省略されています)

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