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公開番号
2025102534
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023220042
出願日
2023-12-26
発明の名称
ミニファンモータ
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
H02K
1/14 20060101AFI20250701BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ロータの渦電流を抑制して高性能なミニファンモータを実現する。
【解決手段】ロータ13bの周囲にエアギャップGaを介して配置されたステータ13cを備えたミニファンモータ13である。ステータ13cは、複数のティース62と、3相のコイル群を構成する複数のコイル65とを有している。コイル群の各々に所定の周期で通電することにより、シャフト13a及びロータ13bが一定の方向に回転するように構成されている。ティース62の各々の突端部分に回転側鍔部71と反回転側鍔部72とが設けられていて、回転側ギャップ間距離G1は略一定とされる一方で、反回転側ギャップ間距離G2は、反回転側鍔部72の突端に向かうほど大きくなるように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ミニファンモータであって、
回転軸を中心に回転自在なシャフトと、
前記シャフトに固定されていて周方向に交互に並ぶ複数の磁極を外周面に有するロータと、
前記ロータの周囲にエアギャップを介して配置されたステータと、
を備え、
前記ステータは、
環状のコアリングと、
前記コアリングから内側に突出して放射状に並ぶ複数のティースと、
前記ティースの各々に組み付けられていて3相のコイル群を構成する複数のコイルと、
を有し、
前記コイル群の各々に所定の周期で通電することにより、前記シャフト及び前記ロータが一定の方向に回転するように構成され、
前記ティースの各々の突端部分に、回転方向に張り出す回転側鍔部と、反回転方向に張り出す反回転側鍔部とが設けられていて、
前記回転側鍔部と前記ロータとの間の回転側ギャップ間距離は略一定とされる一方で、前記反回転側鍔部と前記ロータとの間の反回転側ギャップ間距離は、前記反回転側鍔部の突端に向かうほど大きくなるように構成されているミニファンモータ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のミニファンモータにおいて、
電気比抵抗が10Ω・cm以下の永久磁石によって前記磁極が構成されているミニファンモータ。
【請求項3】
請求項1に記載のミニファンモータにおいて、
前記ロータの外周面を被う円筒状の金属製カバーを更に備えるミニファンモータ。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のミニファンモータにおいて、
前記エアギャップに面する前記回転側鍔部の回転側対向面は、前記ロータの外周面と同心の円弧状の断面とされ、前記エアギャップに面する前記反回転側鍔部の反回転側対向面は、前記ティースの中心線に直交する直線状の断面とされており、
前記ティースの中心線から前記反回転側対向面の突端までの距離よりも前記ティースの中心線から前記回転側対向面の突端までの距離の方が長いミニファンモータ。
【請求項5】
請求項2又は3に記載のミニファンモータにおいて、
500W以上の電力が入力可能であるとともに、100000回転/分以上で出力可能であるミニファンモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示する技術は、掃除機に好適なミニファンモータに関する。
続きを表示(約 920 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、小型軽量なスティック型の掃除機が多く上市されている。この種の掃除機は、コードレスであるため、扱い易く、人気がある。ロボット型の掃除機も同様である。
【0003】
これら掃除機には、直径が3~5cm程度の小型のインペラを備えたファン(ミニファン)が搭載されている。そのようなミニファンで高い吸引力を発生させるために、そのモータもまた、小型軽量で、ある程度のトルクを確保しながら50000r/min以上で高速回転できるものが採用されている。
【0004】
これら掃除機においても、従来のキャニスター型の掃除機と同等以上の高い吸引力が求められることから、モータの高速回転化が進み、最近では、100000r/minを超える超高速回転のモータも実現されてきている。
【0005】
そのようなモータ(ミニファンモータ)では、小型軽量で高出力でありながら、よりいっそうの高効率化、高強度化が求められる。
【0006】
開示する技術に関し、ティースの突端部分の形状を工夫したモータが開示されている(特許文献1)。
【0007】
そのモータは、ロータの回転方向が定まる3相のモータとは異なり、ロータの磁極数とステータのティース数とが同一であるために、ロータの回転方向が定まらない単相のモータである。
【0008】
単相のモータでは、ティースの突端の左右両側に突出している鍔部分の周方向の形状を非対称にして、ティースの両側のエアギャップの大きさを異ならせることにより、ロータの回転方向を定めることが一般に行われている。
【0009】
特許文献1では、更にそれら鍔部分の径方向の大きさを、回転方向側で大きくし、反回転方向側で小さくすることにより、磁束密度の飽和抑制及び鉄損の低減を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2021-100377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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