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公開番号
2025092493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024213373
出願日
2024-12-06
発明の名称
メモリ素子、及びそれを利用したマルチレベルメモリ具現化方法
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
個人
,
個人
主分類
H10B
63/10 20230101AFI20250612BHJP()
要約
【課題】メモリ素子、及びそれを利用したマルチレベルメモリ具現化方法を提供する。
【解決手段】メモリ素子、及びそれを利用したマルチレベルメモリ具現化方法が開示され、該メモリ素子は、互いに離隔されるように配される第1電極及び第2電極と、第1電極と第2電極との間に設けられ、カルコゲナイドベースの物質を含み、オボニック閾値スイッチング特性を有し、印加される電圧の極性及び強度によって閾値電圧が変化するように構成された自己選択型メモリ層と、第2電極と自己選択型メモリ層との間に設けられ、印加電圧によって抵抗特性が変化するメモリ層と、を含む。第1電極と第2電極との間に印加される電圧の極性及び強度を変化させることにより、マルチレベルの抵抗状態が具現化されうる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに離隔されるように配される第1電極及び第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、カルコゲナイドベースの物質を含み、オボニック閾値スイッチング特性を有し、印加される電圧の極性及び強度によって閾値電圧が変化するように構成された自己選択型メモリ層と、
前記第2電極と前記自己選択型メモリ層との間に設けられ、印加電圧によって抵抗特性が変化するメモリ層と、を含む、メモリ素子。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記メモリ層は、印加電圧により、磁場による抵抗特性が変化する少なくとも1層の磁気メモリ層を含む、請求項1に記載のメモリ素子。
【請求項3】
前記自己選択型メモリ層と、前記少なくとも1層の磁気メモリ層は、電気的に直列に連結された、請求項2に記載のメモリ素子。
【請求項4】
前記少なくとも1層の磁気メモリ層は、直列に連結された複数の磁気メモリ層を含む、請求項2に記載のメモリ素子。
【請求項5】
前記第1電極と前記第2電極との間に印加される電圧の極性及び強度を変化させることにより、マルチレベルの抵抗状態を具現化する、請求項1に記載のメモリ素子。
【請求項6】
前記自己選択型メモリ層は、Se、Te及びSのうち少なくとも一つを含むカルコゲン元素と、Ge、As及びSbのうち少なくとも一つと、を含む、請求項1に記載のメモリ素子。
【請求項7】
前記磁気メモリ層は、互いに離隔されるように配される固定層及び自由層と、前記固定層と前記自由層との間に設けられるトンネル障壁層と、を含む、請求項2に記載のメモリ素子。
【請求項8】
前記固定層及び前記自由層は、それぞれ磁性を有する強磁性金属材料を含み、前記トンネル障壁層は、結晶質の金属酸化物を含む、請求項7に記載のメモリ素子。
【請求項9】
前記自己選択型メモリ層と前記メモリ層との間に設けられた第3電極をさらに含む、請求項1に記載のメモリ素子。
【請求項10】
互いに離隔されるように配される第1電極及び第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、カルコゲナイドベースの物質を含み、オボニック閾値スイッチング特性を有し、印加される電圧の極性及び強度によって閾値電圧が変化するように構成された自己選択型メモリ層と、
前記第2電極と前記自己選択型メモリ層との間に設けられ、印加電圧により、磁場による抵抗特性が変化する少なくとも1層の磁気メモリ層と、を含むメモリ素子を利用してマルチレベルを具現化する方法において、
前記第1電極と前記第2電極との間に印加される電圧の極性及び強度を変化させることにより、マルチレベルの抵抗状態を具現化する、メモリ素子のマルチレベル具現化方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メモリ素子、及びそれを利用したマルチレベルメモリ具現化方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電子製品の軽薄短小傾向により、メモリ素子の高集積化を求める要求が増大している。クロスポイント(cross-point)構造のメモリ素子は、ワードラインとビットラインとが垂直に交差し、交差された領域に、メモリセルが配された構造を有する。そのような構造は、平面上、小さいメモリセルを有するという長所がある。一般的に、該クロスポイント構造のメモリ素子のメモリセルは、隣接メモリセル間の漏れ電流(sneak current)を防止するために、互いに直列連結された2端子セレクタ(2-terminalselector)と、メモリ素子と、を含む。最近では、該セレクタと該メモリ素子とを同時に実行する自己選択型メモリ素子(SSM:self-selecting memory device)が開発されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、メモリ素子、及びそれを利用したマルチレベルメモリ具現化方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一態様において、
互いに離隔されるように配される第1電極及び第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、カルコゲナイドベースの物質を含み、オボニック閾値スイッチング特性を有し、印加される電圧の極性及び強度によって閾値電圧が変化するように構成された自己選択型メモリ層(self-selecting memory layer)と、
前記第2電極と前記自己選択型メモリ層との間に設けられ、印加電圧によって抵抗特性が変化するメモリ層と、を含むメモリ素子が提供される。
【0005】
前記メモリ層は、印加電圧により、磁場による抵抗特性が変化する少なくとも1層の磁気メモリ層(magnetic memory layer)を含むものでもある。
【0006】
前記自己選択型メモリ層と、前記少なくとも1層の磁気メモリ層は、電気的に直列に連結されうる。
【0007】
前記少なくとも1層の磁気メモリ層は、直列に連結された複数の磁気メモリ層を含むものでもある。
【0008】
前記第1電極と前記第2電極との間に印加される電圧の極性及び強度を変化させることにより、マルチレベルの抵抗状態を具現化しうる。
【0009】
前記自己選択型メモリ層は、Se、Te及びSのうち少なくとも一つを含むカルコゲン元素と、Ge、As及びSbのうち少なくとも一つと、を含むものでもある。
【0010】
前記磁気メモリ層は、互いに離隔されるように配される固定層(pinned layer)及び自由層(free layer)と、前記固定層と前記自由層との間に設けられるトンネル障壁層(tunnel barrier layer)と、を含むものでもある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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