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公開番号
2025104347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024232670
出願日
2024-12-27
発明の名称
半導体素子及び半導体素子の製造方法
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
個人
,
個人
主分類
H10D
64/62 20250101AFI20250702BHJP()
要約
【課題】半導体素子を提供する。
【解決手段】半導体素子10は、シリコンを含む半導体層11、半導体層11に備えられている第1シリサイド層12及び第1シリサイド層12に備えられている第2シリサイド層13を含み、第1シリサイド層12は、チタンとは異なる金属を含むハフニウムシリサイド、ジルコニウムシリサイド、ニッケルシリサイド及びコバルトシリサイドであり、第2シリサイド層12は、C54結晶構造を有するTiSi
2
を含む。これにより、半導体素子10のコンタクト抵抗を低減することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シリコンを含む半導体層と、
前記半導体層上に位置する第1シリサイド層と、
前記第1シリサイド層上に位置し、チタンを含み結晶構造を有する第2シリサイド層と、を含み、
前記第1シリサイド層は、チタンとは異なる金属を含み、
前記第2シリサイド層は、C54結晶構造を有するTiSi
2
を含む、半導体素子。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1シリサイド層は、ハフニウムシリサイド、ジルコニウムシリサイド、ニッケルシリサイド、及びコバルトシリサイドの内の少なくとも一つを含む、請求項1に記載の半導体素子。
【請求項3】
前記第1シリサイド層は、3Åないし30Åの範囲の厚さを有する、請求項1又は2に記載の半導体素子。
【請求項4】
前記第1シリサイド層は、結晶構造を有する、請求項1又は2に記載の半導体素子。
【請求項5】
前記第2シリサイド層は、5Å以上70Å以下の範囲の厚さを有する、請求項1又は2に記載の半導体素子。
【請求項6】
前記第1シリサイド層は、ZrSi、ZrSi
2
、Zr
5
Si
3
、及びZr
3
Si
2
の内の少なくとも一つを含む、請求項1又は2に記載の半導体素子。
【請求項7】
前記第2シリサイド層は、0.7eV以下のショットキー障壁を含む、請求項1又は2に記載の半導体素子。
【請求項8】
前記第2シリサイド層上に位置している金属層をさらに含む請求項1又は2に記載の半導体素子。
【請求項9】
前記金属層は、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、スカンジウム(Sc)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、ガリウム(Ga)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、鉛(Pd)、銀(Ag)、カドミウム(Cd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、ランタン(La)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、金(Au)、ビズマス(Bi)、又はこれらの任意の組合せを含む、請求項8に記載の半導体素子。
【請求項10】
前記金属層は、チャネル層の一側面に位置しているソース電極及び前記チャネル層の他の側面と対向して位置しているドレイン電極を含み、
前記第2シリサイド層は、前記ソース電極と前記チャネル層との間に位置している第2-1シリサイド層、及び前記ドレイン電極と前記チャネル層との間に位置している第2-2シリサイド層を含み、
前記第1シリサイド層は、前記第2-1シリサイド層と前記チャネル層との間に位置している第1-1シリサイド層、及び前記第2-2シリサイド層と前記チャネル層との間に位置している第1-2シリサイド層を含む、請求項8に記載の半導体素子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリサイド層の結晶化を強化するシリサイド層を含む半導体素子及び半導体素子の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体素子は、電気的信号を交換するために、半導体素子の特定部分で金属と半導体との接合を含む。金属は、半導体より相対的に低い抵抗を有しており、外部への配線が容易であるからである。しかし、この場合に、半導体/金属の異種接合による接触抵抗が発生する。
【0003】
このような接触抵抗を低減するために、半導体と金属との間のショットキーエネルギー障壁(Schottky energy barrier)を低減する多様な方法が提案されている。例えば、n型半導体には、仕事関数が4eV近傍である金属を使用し、p型半導体には、仕事関数が5eV近傍である金属を使用してもよい。しかし、金属の仕事関数が半導体の表面で固定(pinning)される現象が現われるため、金属の種類に関係なくショットキーエネルギー障壁を低減するには限界がある。他の提案として、金属と接触する半導体の表面を高い濃度にドーピングすることで空乏幅(depletion width)を低減することもできる。しかし、より小さなサイズの半導体素子への要求が高まるにつれて、ドーピング濃度をさらに高めなければならないが、ドーピング濃度を高める方法、ドーピング状態を安定的に維持する方法、及びドーピング濃度の増加による空乏幅を低減することには限界がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、第2シリサイド層の結晶化を強化する第1シリサイド層を含む半導体素子を提供することである。
【0005】
また、本発明が解決しようとする課題は、第2シリサイド層の結晶化を強化する第1シリサイド層を含む半導体素子の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例示的な実施形態による半導体素子は、シリコンを含む半導体層と、半導体層上に位置する第1シリサイド層と、第1シリサイド層上に位置し、チタンを含み結晶構造を有する第2シリサイド層と、を含み、第1シリサイド層は、チタンとは異なる金属を含み、第2シリサイド層は、C54結晶構造を有するTiSi
2
を含む。
【0007】
第1シリサイド層は、ハフニウムシリサイド、ジルコニウムシリサイド、ニッケルシリサイド、及びコバルトシリサイドの内の少なくとも一つを含む。
【0008】
第1シリサイド層は、3Åないし30Åの範囲の厚さを有する。
【0009】
第1シリサイド層は、結晶構造を有する。第2シリサイド層は、5Å以上70Å以下の範囲の厚さを有する。
【0010】
第1シリサイド層は、ZrSi、ZrSi
2
、Zr
5
Si
3
、及びZr
3
Si
2
のうち少なくとも一つを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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