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公開番号
2025101655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218659
出願日
2023-12-25
発明の名称
ペデルセンコミットを活用した身元基盤暗号化方法およびこれに対応した復号化方法
出願人
ジクリプト インコーポレイテッド
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
H04L
9/32 20060101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ペデルセンコミットを活用して身元基盤で暗号化を遂行する方法を提供する。
【解決手段】ペデルセンコミットを活用して身元基盤で暗号化を遂行する方法において、エンクリプタは、パブリックパラメータおよびパブリックキーを受信S310し、暗号定数をランダムに決定S320する。次に、パブリックパラメータから複数のパラメータ及びパラメータベクトルをパーシングS330し、複数のパラメータ、暗号定数及びメッセージを活用して第1暗号文及び第2暗号文を決定S340し、パブリックキーから複数のビットを含むID値をパーシングS350し、ID値を活用して第3暗号文を計算S360し、エンクリプタは、決定した第1暗号文、第2暗号文及び第3暗号文を出力S370する。
【選択図】図5a
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサによって遂行される身元(identification)基盤でメッセージを暗号化する方法(encryption method)において、
パブリックパラメータおよびパブリックキーを受信する段階;
暗号定数をランダムに決定する段階;
前記パブリックパラメータから複数のパラメータをパーシングする段階;
前記複数のパラメータ、前記暗号定数および前記メッセージを活用して第1暗号文(cypher text)および第2暗号文を計算する段階;
前記パブリックキーから複数のビットを含むID値をパーシングする段階;
前記ID値を活用して第3暗号文を計算する段階;および
前記第1暗号文、前記第2暗号文および前記第3暗号文を出力する段階;を含み、
前記第1暗号文、第2暗号文および第3暗号文のうち少なくとも一つはペデルセンコミットの形式を有することを特徴とする、暗号化方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1暗号文および第2暗号文を計算する段階は、
前記複数のパラメータのうち第1パラメータに前記メッセージを累乗した値と、前記第2パラメータに前記暗号定数を累乗した値を、乗算した値を前記第1暗号文に決定する段階;を含む、請求項1に記載の暗号化方法。
【請求項3】
前記第1パラメータを(g
1
)、前記第2パラメータを(g
2
)、前記メッセージを(m)、前記暗号定数を(t)とする時、前記第1暗号文(ct
1
)は下記の数学式で決定されることを特徴とする、請求項2に記載の暗号化方法。
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2025101655000017.jpg
8
40
【請求項4】
前記第1暗号文および第2暗号文を計算する段階は、
前記複数のパラメータのうち第1コミット値に前記暗号定数を累乗した値を前記第2暗号文に決定する段階;を含む、請求項1に記載の暗号化方法。
【請求項5】
前記第1コミット値を(g)、前記暗号定数を(t)とする時、前記第2暗号文(ct
2
)は下記の数学式で決定されることを特徴とする、請求項4に記載の暗号化方法。
JPEG
2025101655000018.jpg
8
24
【請求項6】
前記第3暗号文を計算する段階は、
前記パブリックパラメータから第3パラメータおよびパラメータベクトルをパーシングする段階;
前記ID値の複数のビットのうち第1ビット値に該当するインデックスを含むインデックスセットを獲得する段階;および
前記パラメータベクトルに含まれる要素のうち前記インデックスセットに対応する要素および前記第3パラメータを利用して前記第3暗号文を計算する段階;を含む、請求項1に記載の暗号化方法。
【請求項7】
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2025101655000019.jpg
18
169
ことを特徴とする、請求項6に記載の暗号化方法。
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2025101655000020.jpg
16
49
【請求項8】
少なくとも一つのプロセッサによって遂行される身元(identification)基盤で暗号化されたメッセージを復号化する方法(decryption method)において、
パブリックパラメータ、第1暗号文、第2暗号文および第3暗号文を受信する段階;
前記パブリックパラメータから第1コミット値および第2コミット値をパーシングする段階;
第1秘密キーおよび第2秘密キーを獲得する段階;
ペアリング関数を活用して前記第1暗号文と前記第2コミット値から第1ペアリング値を獲得する段階;
ペアリング関数を活用して前記第2暗号文と前記第2秘密キーから第2ペアリング値を獲得する段階;
ペアリング関数を活用して前記第3暗号文と前記第1秘密キーから第3ペアリング値を獲得する段階;
前記第1ペアリング値、前記第2ペアリング値および前記第3ペアリング値に対する演算を通じて復号文を獲得する段階;
前記パブリックパラメータから獲得した第1パラメータおよび前記第2コミット値を活用して前記復号文からメッセージを復号化する段階;を含む、復号化方法。
【請求項9】
前記メッセージを復号化する段階は、
ペアリング関数を活用して前記第2パラメータと前記第1コミット値に対する第4ペアリング値を獲得する段階;および
前記第4ペアリング値に対する累乗を通じて前記復号文を達成できる指数値を前記メッセージとして決定する段階;を含む、請求項8に記載の復号化方法。
【請求項10】
前記復号文を獲得する段階は、
前記第1ペアリング値に前記第3ペアリング値を乗算し、前記第2ペアリング値を割ることによって前記復号文を獲得する段階を含む、請求項8に記載の復号化方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はペデルセンコミット(PEDERSEN COMMIT)を活用して身元基盤で遂行する暗号化方法およびこれに対応した復号化方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
プライバシーを保障するブロックチェーンシステムや、計算を委任するクラウドシステムなどで検証可能性を提供するためにゼロ知識証明がしばしば活用される。ゼロ知識証明アルゴリズムとして、zk-SNARK(zero-knowledge Succinct Non-interactive ARguments of Knowledge)が多く活用されるが、zk-SNARKは任意の回路に対する演算を正しく遂行したという事実を、回路内で使われた秘密情報を公開せず、かつ証明可能である。応用により回路内暗号化技術が含まれる場合が多数存在する。この時、暗号化技術の大部分は複雑な暗号演算が必ず含まれているので、回路の大きさを増加させる。zk-SNARKの証明生成時間は回路の大きさに線形比例するため、暗号化内演算が複雑であるほどzk-SNARKの実用性は低くなることになるところ、このような証明生成時間を短縮化させるための努力が続けられてきた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の一目的は、ペデルセンコミットを活用して身元基盤で暗号化を遂行する方法を提供するところにある。
【0004】
本発明のさらに他の目的は、ペデルセンコミットを活用して身元基盤で暗号化された暗号文を復号化する方法を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施例に係る少なくとも一つのプロセッサによって遂行される身元(identification)基盤でメッセージを暗号化する方法(encryption method)は、パブリックパラメータおよびパブリックキーを受信する段階、暗号定数をランダムに決定する段階、前記パブリックパラメータから複数のパラメータをパーシングする段階、前記複数のパラメータ、前記暗号定数および前記メッセージを活用して第1暗号文(cypher text)および第2暗号文を計算する段階、前記パブリックキーから複数のビットを含むID値をパーシングする段階、前記ID値を活用して第3暗号文を計算する段階および前記第1暗号文、前記第2暗号文および前記第3暗号文を出力する段階を含み、前記第1暗号文、第2暗号文および第3暗号文のうち少なくとも一つはペデルセンコミットの形式を有することを特徴とすることができる。
【0006】
一実施例によると、前記第1暗号文および第2暗号文を計算する段階は、前記複数のパラメータのうち第1パラメータに前記メッセージを累乗した値と、前記第2パラメータに前記暗号定数を累乗した値を、乗算した値を前記第1暗号文に決定する段階を含むことができる。
【0007】
一実施例によると、前記第1パラメータをg
1
、前記第2パラメータをg
2
、前記メッセージをm、前記暗号定数をtとする時、前記第1暗号文ct
1
は下記の数学式で決定されることを特徴とすることができる。
【0008】
JPEG
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9
43
【0009】
一実施例によると、前記第1暗号文および第2暗号文を計算する段階は、前記複数のパラメータのうち第1コミット値に前記暗号定数を累乗した値を前記第2暗号文に決定する段階を含むことができる。
【0010】
一実施例によると、前記第1コミット値をg、前記暗号定数をtとする時、前記第2暗号文ct
2
は下記の数学式で決定されることを特徴とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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