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公開番号
2025101384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218202
出願日
2023-12-25
発明の名称
加速器システム、及び放電検出器
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05H
13/04 20060101AFI20250630BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】放電による加速器の内部への影響を抑制できる加速器システム、及び放電検出器を提供する。
【解決手段】加速器システム100は、加速器1の内部における放電を検出する放電検出器60を備える。この放電検出器60は、連続的な放電を検出することに基づき、加速器1の内部で放電による影響が生じる前段階で、放電を遮断する。そのため、加速器1の内部で連続的な放電が発生した場合であっても、早期に放電を遮断することで、放電による影響が生じることを抑制できる。以上より、放電による加速器1の内部への影響を抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粒子を加速する加速器と、
前記加速器の内部における放電を検出する放電検出器と、を備える加速器システムであって、
前記放電検出器は、連続的な放電を検出することに基づき、前記加速器の内部で放電による影響が生じる前段階で、放電を遮断する、加速器システム。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記放電検出器は、前記加速器のキャビティの電気波形に基づいて、放電を遮断する、請求項1に記載された加速器システム。
【請求項3】
前記加速器を制御する上位システムと、
前記加速器のキャビティへの電圧印加を制御する制御部と、を備え、
前記制御部が前記放電検出器を有する、請求項1に記載された加速器システム。
【請求項4】
前記放電検出器は、前記加速器のキャビティでの所定時間内における放電回数が所定回数以上であることを検出した場合、放電を遮断する、請求項1に記載された加速器システム。
【請求項5】
前記放電検出器は、前記加速器のキャビティでの放電が所定時間以上持続することを検出した場合、放電を遮断する、請求項1に記載された加速器システム。
【請求項6】
前記放電検出器は、前記加速器のキャビティの電気波形が所定時間ショートしているときに、放電を遮断する、請求項1に記載された加速器システム。
【請求項7】
粒子を加速する加速器の内部における放電を検出する放電検出器であって、
連続的な放電を検出することに基づき、前記加速器の内部で放電による影響が生じる前段階で、放電を遮断する、放電検出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加速器システム、放電検出器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の加速器システムが知られている。加速器システムは、加速器内部のキャビティで高周波電場を生じることで粒子を加速する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-110040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで上述のような加速器システムでは、加速器内部にて(例えばキャビティ)放電が生じる場合がある。このような放電のうち、連続放電が生じる場合、加速器の内部にて、放電痕、電流パス、内壁の傷など、放電による影響が生じる。このように放電による影響が生じると、加速器の内部の部品の破損及び性能の劣化などの問題が生じる。このような問題に対し、従来、加速器内部の真空度の増減を用いて放電を確認する方法が採用されていた。このような手法は、連続放電が生じることによって生じる間接的な指標に基づいて検出するため、連続放電が発生してから検出するまでのタイムラグが大きい。よって、連続放電によって生じる加速器の内部で生じる影響を十分に抑制できないという問題があった。
【0005】
本発明は、放電による加速器の内部への影響を抑制できる加速器システム、及び放電検出器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の加速器システムは、粒子を加速する加速器と、加速器の内部における放電を検出する放電検出器と、を備える加速器システムであって、放電検出器は、連続的な放電を検出することに基づき、加速器の内部で放電による影響が生じる前段階で、放電を遮断する。
【0007】
本発明に係る加速器システムは、加速器の内部における放電を検出する放電検出器を備える。この放電検出器は、連続的な放電を検出することに基づき、加速器の内部で放電による影響が生じる前段階で、放電を遮断する。そのため、加速器の内部で連続的な放電が発生した場合であっても、早期に放電を遮断することで、放電による影響が生じることを抑制できる。以上より、放電による加速器の内部への影響を抑制できる。
【0008】
放電検出器は、加速器のキャビティの電気波形に基づいて、放電を遮断してよい。キャビティの電気波形は、加速器の内部の真空度などとは異なり、放電が生じたことを直接検出することができる。そのため、連続放電が生じた場合、放電検出器が速やかに放電を検出することができる。
【0009】
加速器システムは、加速器を制御する上位システムと、加速器のキャビティへの電圧印加を制御する制御部と、を備え、制御部が放電検出器を有してよい。この場合、放電検出器は、上位システムを介することなく、キャビティを制御する制御部にて、放電の検出を行うことができる。そのため、放電検出器は、放電を速やかに検出することができる。
【0010】
放電検出器は、加速器のキャビティでの所定時間内における放電回数が所定回数以上であることを検出した場合、放電を遮断してよい。この場合、放電検出器は、単発放電が繰り返し発生するタイプの連続放電を検出することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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