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公開番号
2025101198
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217859
出願日
2023-12-25
発明の名称
ソーラシステムとそれを採用したカーポート
出願人
株式会社 FD
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
E04D
13/18 20180101AFI20250630BHJP(建築物)
要約
【課題】 V字状に隣接配置されたソーラパネルの隙間における雨漏れを防止する。
【解決手段】 ソーラシステムは、第1の勾配で傾斜する第1ソーラパネルと、第1ソーラパネルの水下側の一辺に隣接するとともに、第1の勾配とは逆向きの第2の勾配で傾斜する第2ソーラパネルと、第1ソーラパネルと第2ソーラパネルとの隙間に沿って延在しており、第1ソーラパネルの水下側の一辺と、第2ソーラパネルの水下側の一辺とを支持する中央レールとを備える。中央レールは、第1ソーラパネルから流入する雨水と、第2ソーラパネルから流入する雨水とを、自己の長手方向に沿って案内する少なくとも一つの雨水路を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の勾配で傾斜する第1ソーラパネルと、
前記第1ソーラパネルの水下側の一辺に隣接するとともに、前記第1の勾配とは逆向きの第2の勾配で傾斜する第2ソーラパネルと、
前記第1ソーラパネルと前記第2ソーラパネルとの隙間に沿って延在しており、前記第1ソーラパネルの前記水下側の一辺と、前記第2ソーラパネルの水下側の一辺とを支持する中央レールと、を備え、
前記中央レールは、前記第1ソーラパネルから流入する雨水と、前記第2ソーラパネルから流入する雨水とを、自己の長手方向に沿って案内する少なくとも一つの雨水路を有する、
ソーラシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記少なくとも一つの雨水路は、前記中央レールの内部に設けられている、請求項1に記載のソーラシステム。
【請求項3】
前記中央レールは、前記少なくとも一つの雨水路として、前記第1ソーラパネルから流入する雨水と、前記第2ソーラパネルから流入する雨水との両者を、前記長手方向に沿って案内する雨水路を有する、請求項2に記載のソーラシステム。
【請求項4】
前記中央レールは、前記少なくとも一つの雨水路として、前記第1ソーラパネルから流入する雨水を前記長手方向に沿って案内する第1雨水路と、前記第2ソーラパネルから流入する雨水を前記長手方向に沿って案内する第2雨水路とを有する、請求項2に記載のソーラシステム。
【請求項5】
前記第1ソーラパネルを前記中央レールへ固定する第1押え金具をさらに備え、
前記中央レールは、前記第1ソーラパネルと前記第2ソーラパネルとの間へ突出する突出部を有し、
前記第1押え金具は、前記第1ソーラパネルと前記突出部との間に架け渡された状態で、前記中央レールに締結されている、請求項1に記載のソーラパネル。
【請求項6】
前記第2ソーラパネルを前記中央レールへ固定する第2押え金具をさらに備え、
前記第2押え金具は、前記第2ソーラパネルと前記突出部との間に架け渡された状態で、前記中央レールに締結されている、請求項5に記載のソーラパネル。
【請求項7】
前記中央レールの前記突出部の上面は、前記第1ソーラパネルの上面を前記突出部に向けて延長した平面と交差するとともに、前記第2ソーラパネルの上面を前記突出部に向けて延長した平面と交差する位置にある、請求項6に記載のソーラパネル。
【請求項8】
前記第1ソーラパネルを複数備え、
前記複数の第1ソーラパネルは、前記長手方向に沿って配列されているとともに、各々の水下側の一端が、前記中央レールによって支持されており、
隣接する二つの第1ソーラパネルの隙間の下方には、前記中央レールから延在する第1水受け樋が設けられており、
前記第1水受け樋の前記中央レール側の一端は、前記中央レールの前記少なくとも一つの雨水路に接続されている、請求項1に記載のソーラパネル。
【請求項9】
前記第1水受け樋は、前記第1の勾配で傾斜しており、
前記第1水受け樋の前記中央レール側の前記一端は、前記第1水受け樋の水下側の一端である、請求項8に記載のソーラパネル。
【請求項10】
前記第2ソーラパネルを複数備え、
前記複数の第2ソーラパネルは、前記長手方向に沿って配列されているとともに、各々の水下側の一端が、前記中央レールによって支持されており、
隣接する二つの第2ソーラパネルの隙間の下方には、前記中央レールから延在する第2水受け樋が設けられており、
前記第2水受け樋の前記中央レール側の一端は、前記中央レールの前記少なくとも一つの雨水路に接続されている、請求項9に記載のソーラパネル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、ソーラパネル(太陽光パネルや太陽電池モジュールとも称される)を有するソーラシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、ソーラシステムが記載されている。このソーラシステムは、カーポートに採用されており、複数のソーラパネルがカーポートの屋根を構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-14764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したカーポートでは、屋根が一定の勾配で傾斜しており、全てのソーラパネルが同じ勾配で配設されている。これに対して、屋根が概してV字状を成すように、複数のソーラパネルを配列することも考えられる。この場合、屋根の中央部分では、逆向きに勾配する二つのソーラパネルが、V字状に隣接配設される。その結果、それら二つのソーラパネルの隙間では、両方向(即ち、二つのソーラパネル)から雨水が流れ込むことになり、雨漏れが問題となるおそれがある。
【0005】
本明細書は、カーポートに限られず、V字状に隣接配置されたソーラパネルの隙間において、雨漏れを防止するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術は、ソーラシステムに具現化される。このソーラシステムは、第1の勾配で傾斜する第1ソーラパネルと、第1ソーラパネルの水下側の一辺に隣接するとともに、第1の勾配とは逆向きの第2の勾配で傾斜する第2ソーラパネルと、第1ソーラパネルと第2ソーラパネルとの隙間に沿って延在しており、第1ソーラパネルの水下側の一辺と、第2ソーラパネルの水下側の一辺とを支持する中央レールとを備える。中央レールは、第1ソーラパネルから流入する雨水と、第2ソーラパネルから流入する雨水とを、自己の長手方向に沿って案内する少なくとも一つの雨水路を有する。
【0007】
上記したソーラシステムでは、第1ソーラパネルと第2ソーラパネルとがV字形状に隣接配置されている。従って、第1ソーラパネルと第2ソーラパネルとの隙間には、それら二つのソーラパネルから雨水が流入する。しかしながら、第1ソーラパネルと第2ソーラパネルとの隙間には中央レールが配置されており、それら二つのソーラパネルの水下側の各一辺が、共通の中央レールによって支持されている。これにより、二つのソーラパネルから流入する雨水は、中央レールによって受け止められる。中央レールには雨水路が設けられており、二つのソーラパネルから流入した雨水は、中央レールの長手方向に沿って案内される。これにより、二つのソーラパネルの隙間から雨漏れすることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例のソーラシステム100の要部の平面図。
図1中のII-II線における断面図。
図2に示す断面図に、雨水RWの流れを示す矢印を付与した図。
ソーラシステム100の変形例であって、二つの雨水路108A、108Bを有する中央レール106を示す図。
実施例のカーポート10の側面図。
実施例のカーポート10の平面図。
ソーラパネル50の図示を省略したカーポート10の平面図。
図6中のVIII-VIII線における断面図。
図8中のIX-IX線における端面図。
図8に示す断面図に、雨水RWの流れを示す矢印を付与した図。
カーポート10の変形例を模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本技術の一実施形態において、少なくとも一つの雨水路は、中央レールの内部に設けられていてもよい。このような構成によると、雨水路を流れる雨水が風などによって溢れ、下方へ水漏れするといった事態が防止される。
【0010】
本技術の一実施形態において、中央レールは、少なくとも一つの雨水路として、第1ソーラパネルから流入する雨水と、第2ソーラパネルから流入する雨水との両者を、長手方向に沿って案内する共通の雨水路を有してもよい。このような構成は、例えば第1ソーラパネルと第2ソーラとの隙間が比較的に狭く、中央レールの幅寸法が比較的に小さい場合に有利である。
(【0011】以降は省略されています)
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