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公開番号2025100530
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025009826,2024169941
出願日2025-01-23,2023-12-22
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社ぐるなび
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】飲食店のモバイルオーダーシステムにおいてテーブルの前の客の会計が未完了のまま同じテーブルの次の客が同じ伝票に注文してしまうのを防止すること。
【解決手段】情報処理システムは、制御部を有する。制御部は、ユーザ端末から当該ユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該ユーザ端末に注文用画面を表示させる。また制御部は、次に同一のテーブル識別情報を受信した場合に、直前に当該テーブル識別情報を受信してから、または、当該直前のテーブル識別情報の受信後に最初の注文情報を受信してから、所定時間が経過しているか否かを判断する。そして制御部は、前記所定時間が経過していないと判断した場合、前記生成された伝票識別情報を維持し、前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報と異なる新たな伝票識別情報を生成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1のユーザ端末から当該第1のユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該第1のユーザ端末に注文用画面を表示させ、
前記伝票識別情報の生成後、第2のユーザ端末から同一のテーブル識別情報を受信した場合に、前記第1のユーザ端末から当該テーブル識別情報または最初の注文情報を受信してから所定時間が経過しているか否かを判断し、
前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報に対応する会計処理の完了通知を受信するまで、前記第2のユーザ端末に対する新たな伝票識別情報の生成及び前記注文用画面の表示を規制する、制御部
を具備する情報処理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記所定時間が経過していないと判断した場合、前記第2のユーザ端末に前記注文用画面を表示させる
情報処理システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記新たな伝票識別情報の生成及び前記注文用画面の表示が規制された後、前記飲食店の従業員の端末から前記テーブル識別情報を含む前記規制の解除要求を受信した場合、当該テーブル識別情報に対応する前記注文用画面の表示の規制を解除し、前記第2のユーザ端末に当該注文用画面を表示させる
情報処理システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、所定のトリガに応じて、前記所定時間の長さを変更する
情報処理システム。
【請求項5】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記所定時間が経過した場合に、前記ユーザに会計を促す情報を前記注文用画面上に表示させる
情報処理システム。
【請求項6】
第1のユーザ端末から当該第1のユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該第1のユーザ端末に注文用画面を表示させ、
前記伝票識別情報の生成後、第2のユーザ端末から同一のテーブル識別情報を受信した場合に、前記第1のユーザ端末から当該テーブル識別情報または最初の注文情報を受信してから所定時間が経過しているか否かを判断し、
前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報に対応する会計処理の完了通知を受信するまで、前記第2のユーザ端末に対する新たな伝票識別情報の生成及び前記注文用画面の表示を規制する
情報処理方法。
【請求項7】
情報処理装置に、
第1のユーザ端末から当該第1のユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該第1のユーザ端末に注文用画面を表示させるステップと、
前記伝票識別情報の生成後、第2のユーザ端末から同一のテーブル識別情報を受信した場合に、前記第1のユーザ端末から当該テーブル識別情報または最初の注文情報を受信してから所定時間が経過しているか否かを判断するステップと、
前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報に対応する会計処理の完了通知を受信するまで、前記第2のユーザ端末に対する新たな伝票識別情報の生成及び前記注文用画面の表示を規制するステップと
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店においてユーザ端末からモバイルオーダーを受付可能な情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、飲食店において、ユーザが自身のスマートフォン等から飲食物を注文可能なモバイルオーダーシステムが導入されている。
【0003】
例えば下記特許文献1には、飲食店において、各テーブルに当該テーブルを識別するテーブルIDを記憶した2次元コードが印刷された印刷物が設置されており、ユーザがユーザ端末によって当該2次元コードを読み取ることで、飲食店の飲食物の注文ページへアクセス可能となり、当該注文ページを介して、上記テーブルIDと共に注文情報をサーバへ送信することで飲食物のモバイルオーダーが可能なシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-078691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記モバイルオーダーシステムには、飲食物の注文のみ受け付けて会計は別手段により行うものと、注文から会計(クレジットカードや電子マネーによる)までシステム内で実行可能なものとがある。ここで前者の場合、特に客の回転率が高い飲食店においては、あるテーブルの飲食済みの客の会計が未完了の状態(例えばレジに客が会計待ちで並んでいる状態等)で次の客をテーブルに案内してしまい前の客の伝票に注文が追加されてしまうケースが発生してしまう。
【0006】
以上のような事情に鑑み、本発明は、飲食店のモバイルオーダーシステムにおいてテーブルの前の客の会計が未完了のまま同じテーブルの次の客が同じ伝票に注文してしまうのを防止することが可能な情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムは、制御部を有する。制御部は、ユーザ端末から当該ユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該ユーザ端末に注文用画面を表示させる。また制御部は、次に同一のテーブル識別情報を受信した場合に、直前に当該テーブル識別情報を受信してから、または、当該直前のテーブル識別情報の受信後に最初の注文情報を受信してから、所定時間が経過しているか否かを判断する。そして制御部は、前記所定時間が経過していないと判断した場合、前記生成された伝票識別情報を維持し、前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報と異なる新たな伝票識別情報を生成する。
【0008】
この構成によれば、情報処理システムは、客が会計済みか否かにかかわらず所定時間で強制的に伝票IDを切り替えることで、飲食店のモバイルオーダーシステムにおいてテーブルの前の客の会計が未完了のまま同じテーブルの次の客が同じ伝票に注文してしまうのを防止することができる。所定時間とは例えば10分、15分、20分等であるがこれらに限られない。
【0009】
前記制御部は、前記所定時間経過前に前記同一のテーブル識別情報を受信した場合、当該受信時を起算時とするように前記所定時間をリセットしてもよい。
【0010】
この構成により情報処理システムは、所定時間経過前に他のユーザが同一テーブルの利用を開始した場合には、元のユーザの同席者とみなして、当該他のユーザの利用開始時を基準に所定時間をカウントし直すことで、他のユーザの飲食時間を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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