TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025100027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217105
出願日2023-12-22
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社ぐるなび
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】飲食店のモバイルオーダーシステムにおいてテーブルの前の客の会計が未完了のまま同じテーブルの次の客が同じ伝票に注文してしまうのを防止すること。
【解決手段】情報処理システムは、制御部を有する。制御部は、ユーザ端末から当該ユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該ユーザ端末に注文用画面を表示させる。また制御部は、次に同一のテーブル識別情報を受信した場合に、直前に当該テーブル識別情報を受信してから、または、当該直前のテーブル識別情報の受信後に最初の注文情報を受信してから、所定時間が経過しているか否かを判断する。そして制御部は、前記所定時間が経過していないと判断した場合、前記生成された伝票識別情報を維持し、前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報と異なる新たな伝票識別情報を生成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ端末から当該ユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該ユーザ端末に注文用画面を表示させ、
次に同一のテーブル識別情報を受信した場合に、直前に当該テーブル識別情報を受信してから、または、当該直前のテーブル識別情報の受信後に最初の注文情報を受信してから、所定時間が経過しているか否かを判断し、
前記所定時間が経過していないと判断した場合、前記生成された伝票識別情報を維持し、前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報と異なる新たな伝票識別情報を生成する、制御部
を具備する情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記所定時間経過前に前記同一のテーブル識別情報を受信した場合、当該受信時を起算時とするように前記所定時間をリセットする
情報処理システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記最初の注文情報を受信後に前記ユーザ端末から追加の注文情報を受信した場合、当該受信時を起算時とするように前記所定時間をリセットする
情報処理システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記ユーザの会計毎に新たな前記伝票識別情報を生成する第1モードと、前記所定時間の経過を基準に前記新たな伝票識別情報を生成する第2モードとを切替可能である
情報処理システム。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記飲食店の混雑度が所定の閾値以上になった場合、前記第1モードを前記第2モードに切り替える
情報処理システム。
【請求項6】
請求項4に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記飲食店の会計端末に、前記第1モードと前記第2モードの切替用のユーザインタフェースを表示させる
情報処理システム。
【請求項7】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、所定のトリガに応じて、前記所定時間の長さを変更する
情報処理システム。
【請求項8】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記所定時間が経過した場合に、前記ユーザに会計を促す情報を前記注文用画面上に表示させる
情報処理システム。
【請求項9】
請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
前記制御部は、前記テーブル識別情報の受信元である前記ユーザ端末とのセッションを管理し、前記所定時間が経過した場合であっても、前記テーブル識別情報を直前に受信した前記ユーザ端末とのセッションが継続している間は前記新たな伝票識別情報を生成せず、直前に生成された伝票識別情報を維持する
情報処理システム。
【請求項10】
ユーザ端末から当該ユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該ユーザ端末に注文用画面を表示させ、
次に同一のテーブル識別情報を受信した場合に、直前に当該テーブル識別情報を受信してから、または、当該直前のテーブル識別情報の受信後に最初の注文情報を受信してから、所定時間が経過しているか否かを判断し、
前記所定時間が経過していないと判断した場合、前記生成された伝票識別情報を維持し、前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報と異なる新たな伝票識別情報を生成する
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店においてユーザ端末からモバイルオーダーを受付可能な情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、飲食店において、ユーザが自身のスマートフォン等から飲食物を注文可能なモバイルオーダーシステムが導入されている。
【0003】
例えば下記特許文献1には、飲食店において、各テーブルに当該テーブルを識別するテーブルIDを記憶した2次元コードが印刷された印刷物が設置されており、ユーザがユーザ端末によって当該2次元コードを読み取ることで、飲食店の飲食物の注文ページへアクセス可能となり、当該注文ページを介して、上記テーブルIDと共に注文情報をサーバへ送信することで飲食物のモバイルオーダーが可能なシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-078691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記モバイルオーダーシステムには、飲食物の注文のみ受け付けて会計は別手段により行うものと、注文から会計(クレジットカードや電子マネーによる)までシステム内で実行可能なものとがある。ここで前者の場合、特に客の回転率が高い飲食店においては、あるテーブルの飲食済みの客の会計が未完了の状態(例えばレジに客が会計待ちで並んでいる状態等)で次の客をテーブルに案内してしまい前の客の伝票に注文が追加されてしまうケースが発生してしまう。
【0006】
以上のような事情に鑑み、本発明は、飲食店のモバイルオーダーシステムにおいてテーブルの前の客の会計が未完了のまま同じテーブルの次の客が同じ伝票に注文してしまうのを防止することが可能な情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムは、制御部を有する。制御部は、ユーザ端末から当該ユーザ端末のユーザが利用する飲食店のテーブル又は席を識別するテーブル識別情報を最初に受信した場合に、当該テーブル識別情報に対応する伝票識別情報を生成し、当該ユーザ端末に注文用画面を表示させる。また制御部は、次に同一のテーブル識別情報を受信した場合に、直前に当該テーブル識別情報を受信してから、または、当該直前のテーブル識別情報の受信後に最初の注文情報を受信してから、所定時間が経過しているか否かを判断する。そして制御部は、前記所定時間が経過していないと判断した場合、前記生成された伝票識別情報を維持し、前記所定時間が経過していると判断した場合、前記生成された伝票識別情報と異なる新たな伝票識別情報を生成する。
【0008】
この構成によれば、情報処理システムは、客が会計済みか否かにかかわらず所定時間で強制的に伝票IDを切り替えることで、飲食店のモバイルオーダーシステムにおいてテーブルの前の客の会計が未完了のまま同じテーブルの次の客が同じ伝票に注文してしまうのを防止することができる。所定時間とは例えば10分、15分、20分等であるがこれらに限られない。
【0009】
前記制御部は、前記所定時間経過前に前記同一のテーブル識別情報を受信した場合、当該受信時を起算時とするように前記所定時間をリセットしてもよい。
【0010】
この構成により情報処理システムは、所定時間経過前に他のユーザが同一テーブルの利用を開始した場合には、元のユーザの同席者とみなして、当該他のユーザの利用開始時を基準に所定時間をカウントし直すことで、他のユーザの飲食時間を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対話装置
25日前
個人
情報処理装置
25日前
個人
政治のAI化
1か月前
個人
物品給付年金
1か月前
個人
情報処理装置
21日前
個人
記入設定プラグイン
13日前
個人
プラグインホームページ
1か月前
個人
不動産売買システム
5日前
個人
情報入力装置
25日前
個人
物価スライド機能付生命保険
25日前
個人
マイホーム非電子入札システム
25日前
株式会社BONNOU
管理装置
18日前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
ホシデン株式会社
タッチ入力装置
5日前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
サクサ株式会社
カードの制動構造
27日前
株式会社ワコム
電子消去具
5日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
28日前
株式会社東芝
電子機器
6日前
株式会社ライト
情報処理装置
18日前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
1か月前
個人
パターン抽出方法及び通信多重化方法
4日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
1か月前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
Sansan株式会社
組織図生成装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
1か月前
大王製紙株式会社
RFIDタグ
4日前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
1か月前
応研株式会社
業務支援システム
1か月前
株式会社CBE-A
情報処理システム
4日前
住友重機械工業株式会社
力覚伝達装置
20日前
続きを見る