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公開番号2025100199
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217397
出願日2023-12-22
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両における重量の増大及び製造コストの増大を抑制しつつ、アンカー部材に入力される荷重に対する剛性を向上できる車両下部構造を得る。
【解決手段】フロアパネル14の車両下方側に配置されたバッテリケース30と、バッテリケース30を支持するバッテリ支持部20と、側面視でバッテリ支持部20の車両上方側に取り付けられたアンカー部材26と、を備えた車両下部構造10とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
フロアパネルの車両下方側に配置されたバッテリケースと、
前記バッテリケースを支持するバッテリ支持部と、
側面視で前記バッテリ支持部の車両上方側に取り付けられたアンカー部材と、
を備えた車両下部構造。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記バッテリ支持部は、
前記フロアパネルと、該フロアパネルに取り付けられた骨格部材と、を含んで構成されており、
側面視で前記フロアパネルと前記骨格部材とで閉断面構造が形成されている請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記バッテリ支持部と前記バッテリケースとが一対の支持部材によって連結されており、
前記バッテリ支持部と前記一対の支持部材と前記バッテリケースとでラーメン構造が形成されている請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記アンカー部材は、締結部材によって前記バッテリ支持部の車両上方側に取り付けられている請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記アンカー部材が、シートベルトアンカーである請求項4に記載の車両下部構造。
【請求項6】
前記シートベルトアンカーは、後席のシートベルト用である請求項5に記載の車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
シートベルトからシートベルトアンカーに入力される引張荷重に対する剛性を高めるために、シートベルトアンカーを取り付ける部分に補強部材を設けた構成は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-156088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、シートベルトアンカー等のアンカー部材を取り付ける部分に、剛性を高めるための補強部材を設けると、車両において、重量の増大及び製造コストの増大を招いてしまう。
【0005】
そこで、本発明は、車両における重量の増大及び製造コストの増大を抑制しつつ、アンカー部材に入力される荷重に対する剛性を向上できる車両下部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様の車両下部構造は、フロアパネルの車両下方側に配置されたバッテリケースと、前記バッテリケースを支持するバッテリ支持部と、側面視で前記バッテリ支持部の車両上方側に取り付けられたアンカー部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様の発明によれば、フロアパネルの車両下方側にバッテリケースが配置されており、そのバッテリケースがバッテリ支持部によって支持されている。そして、側面視でアンカー部材が、バッテリ支持部の車両上方側に取り付けられている。ここで、重量物であるバッテリを収容したバッテリケースにより、バッテリ支持部には、常に車両下方側へ向かう荷重が作用している。
【0008】
したがって、アンカー部材に、例えば車両前方側へ向かう荷重が入力され、そのアンカー部材を介してバッテリ支持部に車両前方側へ向かう荷重が伝達された場合でも、バッテリ支持部は、その荷重に対して耐え易くなる。つまり、本発明によれば、車両における重量の増大及び製造コストの増大を抑制しつつ、アンカー部材に入力される荷重に対する剛性が向上される。
【0009】
また、本発明に係る第2の態様の車両下部構造は、第1の態様の車両下部構造であって、前記バッテリ支持部は、前記フロアパネルと、該フロアパネルに取り付けられた骨格部材と、を含んで構成されており、側面視で前記フロアパネルと前記骨格部材とで閉断面構造が形成されている。
【0010】
第2の態様の発明によれば、バッテリ支持部が、フロアパネルと、フロアパネルに取り付けられた骨格部材と、を含んで構成され、側面視でフロアパネルと骨格部材とで閉断面構造が形成されている。したがって、バッテリ支持部が、側面視で閉断面構造とされていない場合に比べて、バッテリ支持部の剛性が向上される。
(【0011】以降は省略されています)

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