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公開番号2025098907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215330
出願日2023-12-20
発明の名称アームレスト、アームレストの製造方法及び金型
出願人株式会社イノアックコーポレーション
代理人個人,個人
主分類B60N 3/00 20060101AFI20250625BHJP(車両一般)
要約【課題】従来のアームレストでは、発泡樹脂部のホルダ嵌合凹部の周りにボイドが発生し易いという問題があった。
【解決手段】発明の一態様は、アームレストの発泡樹脂部に、カップホルダが嵌合されるホルダ嵌合凹部が成形されているアームレストであって、前記ホルダ嵌合凹部のうち前記アームレストの基端側の内面に、前記アームレストの幅方向に延びる横溝を備えるアームレストである。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
アームレストの発泡樹脂部に、カップホルダが嵌合されるホルダ嵌合凹部が成形されているアームレストであって、
前記ホルダ嵌合凹部のうち前記アームレストの基端側の内面に、前記アームレストの幅方向に延びる横溝を備えるアームレスト。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記横溝は、前記ホルダ嵌合凹部の深さ方向における底面寄り位置に配置されている請求項1に記載のアームレスト。
【請求項3】
前記発泡樹脂部に埋設され、車両に取り付けられる支持フレームを備え、
前記横溝は、前記支持フレームよりも前記ホルダ嵌合凹部の深さ方向における底面側に設けられている請求項1に記載のアームレスト。
【請求項4】
前記ホルダ嵌合凹部の前記内面には、前記ホルダ嵌合凹部の深さ方向に延びる1対の縦溝が形成され、それら1対の縦溝の間を前記横溝が連絡している請求項1に記載のアームレスト。
【請求項5】
アームレストの発泡樹脂部に、カップホルダが嵌合されるホルダ嵌合凹部が成形されているアームレストの製造方法であって、
前記アームレストの基端側が上、先端側が下となる姿勢で前記発泡樹脂部が成形されるキャビティを有する金型が用意され、
前記金型のうち前記ホルダ嵌合凹部を成形する成形突部の上面に、前記アームレストの幅方向に延びる横リブが設けられ、
前記成形突部の上面に上側から発泡原料が注入されて前記発泡樹脂部が成形されるアームレストの製造方法。
【請求項6】
アームレストの発泡樹脂部に、カップホルダが嵌合されるホルダ嵌合凹部が成形されているアームレストの前記発泡樹脂部を成形するための金型であって、
前記アームレストの基端側が上、先端側が下となる姿勢で前記発泡樹脂部が成形されるキャビティと、
前記金型のうち前記ホルダ嵌合凹部を成形する成形突部の上面に形成され、前記アームレストの幅方向に延びる横リブと、
前記成形突部の上面に上側から発泡原料を注入することが可能な原料注入口と、を備える金型。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アームレストとその製造方法、及びアームレストの製造に用いられる金型に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のアームレストとして、発泡樹脂部に、カップホルダが嵌合されるホルダ嵌合凹部が成形されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-95895(図3、図13等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のアームレストでは、発泡樹脂部のホルダ嵌合凹部の周りにボイドが発生し易いという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
発明の一態様は、アームレストの発泡樹脂部に、カップホルダが嵌合されるホルダ嵌合凹部が成形されているアームレストであって、前記ホルダ嵌合凹部のうち前記アームレストの基端側の内面に、前記アームレストの幅方向に延びる横溝を備えるアームレストである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態のアームレストの斜視図
図2は、アームレストの図1におけるA-A線断面図
図3は、支持フレームの斜視図
図4は、カップホルダの下方斜視図
図5は、図1におけるB-B線断面図
図6は、図1におけるC-C線断面図
図7は、支持フレームがセットされて発泡原料が注入される金型の側断面図
図8は、発泡原料が注入されて型閉じされた金型の側断面図
図9は、金型の成形突部の拡大側断面図
図10は、金型内で成形された発泡樹脂部の側断面図
図11は、金型内で成形された発泡樹脂部のホルダ嵌合凹部付近の側断面図
他の実施形態に係るアームレストの製造に用いられる金型の成形突部の拡大側断面図
他の実施形態に係るアームレストの製造に用いられる金型内で成形された発泡樹脂部のホルダ嵌合凹部付近の側断面図
従来のアームレストの製造に用いられる金型の側断面図
従来のアームレストの発泡樹脂部の側断面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
[第1実施形態]
図1には、本実施形態のアームレスト10が示されている。本実施形態の例では、アームレスト10は、車両のリアシートに用いられる。アームレスト10は、前側に延びて乗員の肘を受ける使用状態と、上側に延びて背もたれの一部を構成する収容状態と、に回動して変化可能になっている。
【0008】
本実施形態の例では、アームレスト10は、乗員の肘を受ける肘受面10Aと乗員の背中を受ける背もたれ面10Bとを表裏に有する扁平な形状をなしていて、アームレスト10の長手方向の基端部が車両本体(本実施形態の例では、リアシート)に組み付けられている。また、本実施形態の例では、アームレスト10の先端側部分には、カップホルダ30が設けられていて、カップホルダ30は、アームレスト10のうち使用状態で上側を向く肘受面10Aに開口する。
【0009】
アームレスト10は、発泡樹脂部12を備えている。発泡樹脂部12のうち肘受面10A側(表側)には、ホルダ嵌合凹部12Aが成形されている。ホルダ嵌合凹部12Aには、カップホルダ30が受容されている。本実施形態の例では、ホルダ嵌合凹部12Aは、底側から開口に向かうにつれて広がるように形成されている。本実施形態の例では、ホルダ嵌合凹部12Aは、アームレス10の長手方向の先端側部分に配置されている。
【0010】
本実施形態の例では、アームレスト10は、発泡樹脂部12を外側から覆う袋状の表皮材15を備えている。表皮材15には、ホルダ嵌合凹部12Aに重ねられる開口15A(図2参照)が形成されている。カップホルダ30は、表皮材15の開口15Aに挿通されて、発泡樹脂部12のホルダ嵌合凹部12Aに受容される。
(【0011】以降は省略されています)

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