TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025097735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214091
出願日
2023-12-19
発明の名称
電力供給装置および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/65 20230101AFI20250624BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】保護回路を有する電力供給装置において、必要に応じて、撮像装置に高い電力を供給可能とするための技術を提供する。
【解決手段】外部電源から供給される電力を撮像装置に供給するための電力供給装置が、前記外部電源からの電力の供給が切断した場合に前記撮像装置への電力供給を一時的に維持するように構成された保護回路と、前記保護回路を無効にする第一のモードと前記保護回路を有効にする第二のモードを切り替えるための制御を行う制御手段と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外部電源から供給される電力を撮像装置に供給するための電力供給装置であって、
前記外部電源からの電力の供給が切断した場合に前記撮像装置への電力供給を一時的に維持するように構成された保護回路と、
前記保護回路を無効にする第一のモードと前記保護回路を有効にする第二のモードを切り替えるための制御を行う制御手段と、
を有する電力供給装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第一のモードは、前記保護回路を無効にすることによって前記保護回路による電力消費を低減するモードである
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項3】
前記第一のモードは、前記保護回路による電力消費が低減されることによって前記第二のモードに比べて前記撮像装置へ大きな電力を供給可能なモードである
請求項2に記載の電力供給装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記撮像装置からの指示に応じて、前記第一のモードと前記第二のモードの切り替えを行う
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記撮像装置が動画撮影を行う場合に前記第一のモードに切り替え、前記撮像装置が静止画撮影を行う場合に前記第二のモードに切り替える
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記電力供給装置が撮像装置に接続されていないことを検出すると、前記第二のモードに切り替える
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項7】
前記保護回路は、電荷を保持するコンデンサと、前記外部電源と前記撮像装置の間に配置されるダイオードとを有し、
前記制御手段は、前記ダイオードをバイパスする経路を開閉するスイッチと前記スイッチを制御する制御回路とを有し、
前記第一のモードでは、前記制御回路が前記スイッチを閉成することによって、前記ダイオードを経由せずに前記外部電源と前記撮像装置を電気的に接続し、
前記第二のモードでは、前記制御回路が前記スイッチを開放することによって、前記ダイオードを経由して前記外部電源と前記撮像装置を電気的に接続する
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項8】
前記外部電源は、ACをDCに変換するACアダプターであり、
前記電力供給装置は、前記ACアダプターのDC出力を前記撮像装置に供給するためのDCカプラーである
請求項1~7のいずれかに記載の電力供給装置。
【請求項9】
外部電源の電力が電力供給装置を介して供給される撮像装置であって、
前記電力供給装置は、前記外部電源からの電力の供給が切断した場合に前記撮像装置への電力供給を一時的に維持するように構成された保護回路と、前記保護回路の有効/無効を切り替える機能とを有しており、
前記撮像装置は、前記電力供給装置に対し、前記保護回路の有効/無効の切り替え指示を送信する指示手段を有する
撮像装置。
【請求項10】
前記指示手段は、前記撮像装置が動画撮影を行う場合に前記保護回路を無効にする指示を送信し、前記撮像装置が静止画撮影を行う場合に前記保護回路を有効にする指示を送信する
請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部電源と撮像装置を接続する電力供給装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置のなかには、内蔵バッテリーの代わりに、外部電源から直接電力を供給しながら撮影を行うことが可能な機能(いわゆる外部電源駆動)をもつ製品がある。外部電源駆動は、例えば、長時間の動画撮影を行う場合などに利用される。このとき、DCカプラーと呼ばれる電力供給装置を介して、ACアダプターなどの外部電源と撮像装置とが接続される構成が一般的である。
【0003】
撮像装置用の電力供給装置において、外部電源からの入力が突然切断した場合に備え、切断後も撮像装置への電力供給を一時的に維持するための保護回路が設けられることがある。特許文献1の図8には、ダイオード(25)とコンデンサ(26)により構成された保護回路が開示されている。例えばコンセントプラグやケーブルが抜ける等して、外部電源からの入力が切断されたとしても、コンデンサに蓄積された電荷が撮像装置に供給されることで、撮像データを破損させずに安全にシャットダウンするための時間を確保することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-273448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
異常電源断時のデータ保護のためには上記のような保護回路はきわめて有用である。しかしその一方で、保護回路による電圧降下に起因し、電力供給装置内での電力消費が増してしまうという弊害がある。外部電源の電力の一部を電力供給装置が消費してしまうと、その分、撮像装置に供給可能な電力が低下する。これにより、撮像装置が高い電力を必要する動作時(例えば、連続的に動画撮影を行う場合など)に十分な電力を安定的に供給できない可能性があり、好ましくない。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、その目的は、保護回路を有する電力供給装置において、必要に応じて、撮像装置に高い電力を供給可能とするための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、外部電源から供給される電力を撮像装置に供給するための電力供給装置であって、前記外部電源からの電力の供給が切断した場合に前記撮像装置への電力供給を一時的に維持するように構成された保護回路と、前記保護回路を無効にする第一のモードと前記保護回路を有効にする第二のモードを切り替えるための制御を行う制御手段と、を有する電力供給装置を含む。
【0008】
本開示は、外部電源の電力が電力供給装置を介して供給される撮像装置であって、前記電力供給装置は、前記外部電源からの電力の供給が切断した場合に前記撮像装置への電力供給を一時的に維持するように構成された保護回路と、前記保護回路の有効/無効を切り替える機能とを有しており、前記撮像装置は、前記電力供給装置に対し、前記保護回路の有効/無効の切り替え指示を送信する指示手段を有する撮像装置を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、保護回路を有する電力供給装置において、必要に応じて、撮像装置に高い電力を供給することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は撮像装置とDCカプラーの構成例を示す図である。
図2は撮像装置とDCカプラーの起動処理の例を示すフロー図である。
図3は図2のステップS105~S106の処理の一例である。
図4は撮像装置とDCカプラーの接続検出の流れを示すフロー図である。
図5は撮像装置の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
トナー
19日前
キヤノン株式会社
顕微鏡
20日前
キヤノン株式会社
移動体
19日前
キヤノン株式会社
トナー
19日前
キヤノン株式会社
トナー
5日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
処理装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
電子部品
8日前
キヤノン株式会社
記憶装置
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
表示システム
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
液体収容容器
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
続きを見る
他の特許を見る