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公開番号
2025097599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213866
出願日
2023-12-19
発明の名称
香料付着高分子製物品の製造方法
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08J
7/02 20060101AFI20250624BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】高分子製物品全体に香料を付着させる製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の香料付着高分子製物品の製造方法は、水と香料とを含有し、香料濃度が0.005質量%~5質量%であって5℃~80℃の温度の香料水と高分子製の成形体とを、5分間以上混合し、香料水が付着した高分子製の成形体得る工程と、香料水が付着した高分子製の成形体を、30℃以上、90℃以下の温度で50分間~240分間乾燥する工程とを有することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水と香料とを含有し、香料濃度が0.005質量%~5質量%であって5℃~80℃の温度の香料水と高分子製の成形体とを、5分間以上混合し、香料水が付着した高分子製の成形体得る工程と、
香料水が付着した高分子製の成形体を、30℃以上、90℃以下の温度で50分間~240分間乾燥する工程とを有することを特徴とする香料付着高分子製物品の製造方法。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
香料水濃度が0.01質量%~5質量%である請求項1に記載の香料付着高分子製物品の製造方法。
【請求項3】
50℃以下の温度の香料水に混合する請求項1に記載の香料付着高分子製物品の製造方法。
【請求項4】
香料水と高分子製の成形体とを10分間以上混合する請求項1に記載の香料付着高分子製物品の製造方法。
【請求項5】
30℃以上、60℃以下の温度で、100分間から180分間乾燥する請求項1に記載の香料付着高分子製物品の製造方法。
【請求項6】
高分子製の成形体は、ゴム手袋の成形体である請求項1に記載の香料付着高分子製物品の製造方法。
【請求項7】
前記ゴム手袋の成形体は、ゴムラテックス組成物に手型を浸漬し、手型を引き上げて、手型の表面に付着したゴムラテックス組成物を乾燥させることによりゴム手袋の成形体を作製し、得られたゴム手袋の成形体を、塩素を含有する塩素化処理液で処理し、塩素化処理液から取り出したゴム手袋の成形体である請求項6に記載の香料付着高分子製物品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、香料付着高分子製物品の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
高分子製品の弱点として、ゴム臭い、石油臭い、ビニール臭いなどの不快臭が挙げられる。これらの弱点克服のために、消臭剤、活性炭などを配合させることで、不快臭をある程度低減させる技術がある。しかし、消臭剤や活性炭による消臭効果は高くないため改善が必要である。
【0003】
香料を材料に配合する技術もあるが、製造工程中の加熱により香料が揮発し、不快臭を十分に低減できないことや、化学的処理などにより香料の一部の香り成分が奪われ、香りの質が変わってしまい、その変質した香りと高分子製品の不快臭とが混じって、より不快なにおいになることが懸念される。
【0004】
香料を含んだ材料を噴霧する、または、香料原液を塗布する方法にて香りを付与し、不快臭低減効果を狙った技術があるが、高分子製品全体にまんべんなく、香料を付着することが困難なため、香りが付与された箇所とされていない箇所が生じ、香りが付与されていない箇所から不快臭が感じられる。
【0005】
例えば、特許文献1には、天然ゴム系ラテックスに、分子量10,000以上のポリフェノールを含有させたことを特徴とする天然ゴム系ラテックス組成物が開示されている。
【0006】
特許文献2には、ゴム成分と、セドレン、セドロール、セドレノール、ジャスモン酸メチル、ジヒドロジャスモン酸メチル及びアネトールからなる群より選択される少なくとも1種の香料とを含有し、前記ゴム成分100質量%中、天然ゴムの含有量が40質量%以上であるタイヤ用ゴム組成物が開示されている。
【0007】
特許文献3には、タイヤの形成に用いられるタイヤ用ゴム組成物であって、天然ゴムからなるゴム成分と、前記ゴム成分100質量部に対して25質量部以上80質量部以下のシリカと、前記タイヤ用ゴム組成物の0.2質量%以上0.9質量%以下の天然香料と、を含む、タイヤ用ゴム組成物が開示されている。
【0008】
特許文献4には、分子中にエステル構造を有し、総炭素数が3~13である少なくとも1種の香料(A)を含有するゴム用添加剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2012-025877号公報
特開2020-055979号公報
特開2009-013188号公報
特開2008-274040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高分子製物品全体に香料を付着させる製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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