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公開番号
2025096894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212874
出願日
2023-12-18
発明の名称
燃料電池自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60L
58/40 20190101AFI20250623BHJP(車両一般)
要約
【課題】登坂走行において、車速の低下を抑制できる燃料電池自動車を提供する。
【解決手段】FC自動車10は、走行用モータ12と、前記走行用モータ12に電力を出力するFCユニット16と、前記走行用モータ12に電力を出力するバッテリ18と、コントローラ30と、を備え、前記コントローラ30は、登坂走行中、前記バッテリ18を定格出力PB*よりも高出力で運転させるFC保護制御を少なくとも一時的に実行する、ように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用モータと、
前記走行用モータに電力を出力する燃料電池と、
前記走行用モータに電力を出力するバッテリと、
コントローラと、
を備え、前記コントローラは、登坂走行中、前記バッテリを定格出力よりも高出力で運転させるFC保護制御を少なくとも一時的に実行する、ように構成されている、燃料電池自動車。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の燃料電池自動車であって、
前記コントローラは、登坂走行の開始を検知した場合、前記FC保護制御を実行し、所定期間後に、前記バッテリの出力を低下させるとともに、前記バッテリの出力低下と連動して前記燃料電池の出力を上昇させる、ように構成されている、燃料電池自動車。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料電池自動車であって、
前記コントローラは、規定のバッテリ出力上限値の範囲内で前記バッテリから出力させ、不足する出力を、前記燃料電池から出力させるように構成されており、
前記コントローラは、前記FC保護制御において、前記バッテリ出力上限値を、前記バッテリの定格出力よりも高く設定するように構成されている、
燃料電池自動車。
【請求項4】
請求項1に記載の燃料電池自動車であって、
前記コントローラは、前記登坂走行中、前記燃料電池の冷却水の温度が、規定の閾値温度に達した場合、前記FC保護制御を開始する、ように構成されている燃料電池自動車。
【請求項5】
請求項1に記載の燃料電池自動車であって、
前記コントローラは、前記FC保護制御の開始後、規定の緩和時間が経過、または、前記バッテリの温度が規定の閾値を超えた、または、前記バッテリのSOCが規定の閾値を下回った場合に、前記FC保護制御を終了する、ように構成されている燃料電池自動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、燃料電池と、バッテリと、を搭載した燃料電池自動車を開示する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、燃料電池と、バッテリと、を有する燃料電池自動車が知られている。燃料電池自動車に搭載されたコントローラは、車両の状況に応じて、燃料電池の出力電力と、バッテリの出力電力と、走行用モータの回生電力と、の比率を制御する。
【0003】
特許文献1には、こうした燃料電池自動車が開示されている。特許文献1の燃料電池自動車は、長距離登坂を検知した場合、長距離登坂の検知前に比べて、燃料電池の出力配分量が大きくなるように制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-244713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1を含む従来技術では、登坂走行の際、燃料電池の出力配分をバッテリの出力配分と同じにする、あるいは、大きくしていた。この場合、登坂走行における燃料電池の発電量が増加する。そして、燃料電池の発電量が増加すると、その分、燃料電池の温度が上昇する。燃料電池の温度が予め規定された許容値を超えた場合、燃料電池の出力が強制的に制限される。その結果、従来技術では、登坂走行の途中で、走行用モータへの供給電力が不足し、車両の速度が低下する場合があった。
【0006】
そこで、本明細書は、登坂走行において、車速の低下を抑制できる燃料電池自動車を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示する燃料電池自動車は、走行用モータと、前記走行用モータに電力を出力する燃料電池と、前記走行用モータに電力を出力するバッテリと、コントローラと、を備え、前記コントローラは、登坂走行中、前記バッテリを定格出力よりも高出力で運転させるFC保護制御を少なくとも一時的に実行する、ように構成されている。
【0008】
バッテリの出力を一時的に高くすることで、その分、燃料電池の温度上昇を抑制できる。結果として、燃料電池の出力制限を回避でき、電力不足に起因する車速の低下を効果的に抑制できる。
【0009】
この場合、前記コントローラは、登坂走行の開始を検知した場合、前記FC保護制御を実行し、所定期間後に、前記バッテリの出力を低下させるとともに、前記バッテリの出力低下と連動して前記燃料電池の出力を上昇させてもよい。
【0010】
バッテリの出力と、燃料電池の出力と、が互いに連動して増減することで、車両全体としての出力値を安定させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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