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公開番号2025096865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212827
出願日2023-12-18
発明の名称空調システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60H 1/00 20060101AFI20250623BHJP(車両一般)
要約【課題】仮に車室内に子供が取り残された場合であっても子供の体調不良を防止する。
【解決手段】空調システムは、温度センサ135と、エアコン125とを備える。温度センサ135は、車両10の車室内の温度を検出する。エアコン125は、車室内の温度を調整する。車室内に子供CHが取り残された可能性があることを示す所定条件が成立しており、かつ、温度センサ135により検出された車室内の温度が基準範囲から逸脱した場合、エアコン125は、基準範囲内に車室内の温度を調整するように始動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両の車室内の温度を検出する温度センサと、
前記車室内の温度を調整するための空調装置とを備え、
前記車室内に子供が取り残された可能性があることを示す所定条件が成立しており、かつ、前記温度センサにより検出された前記車室内の温度が基準範囲から逸脱した場合、前記空調装置は、前記基準範囲内に前記車室内の温度を調整するように始動する、空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、空調システムに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特表２０２２－５１０８５５号公報（特許文献１）は、車両における子供の置き去りを防止するためのシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０２２－５１０８５５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特に、夏または冬などの季節では、子供の置き去りが検出され損ねて子供が車室内に取り残されると子供の体調不良を招く可能性がある。
【０００５】
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、仮に車室内に子供が取り残された場合であっても子供の体調不良を防止するための空調システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の空調システムは、温度センサと、空調装置とを備える。温度センサは、車両の車室内の温度を検出する。空調装置は、車室内の温度を調整する。車室内に子供が取り残された可能性があることを示す所定条件が成立しており、かつ、温度センサにより検出された車室内の温度が基準範囲から逸脱した場合、空調装置は、基準範囲内に車室内の温度を調整するように始動する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、仮に車室内に子供が取り残された場合であっても、子供の体調不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態に従う空調システムを搭載する車両を含む車両システムの全体構成を概略的に示す図である。
携帯端末のＨＭＩ（Human Machine Interface）装置に表示される画面を例示する図である。
ＥＣＵ（Electronic Control Unit)により実行される処理を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明を繰り返さない。
【００１０】
図１は、本実施の形態に従う空調システムを搭載する車両を含む車両システムの全体構成を概略的に示す図である。車両システム１は、車両１０と、携帯端末２０とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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