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公開番号2025096553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025066155,2021017793
出願日2025-04-14,2021-02-05
発明の名称ゴルフクラブヘッド
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63B 53/04 20150101AFI20250619BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 耐久性を損ねることなくスイートスポットを低くし、主たる打撃位置での反発性能を向上させたゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】 フェース部2を有するゴルフクラブヘッド1である。フェース部2は、ボールを打撃するための面であるフェース21と、その反対側の面であるフェース裏面22とを有する。フェース部2には、フェース裏面22を凹ませることで、第1薄肉領域24が形成されている。フェース21と直交する方向から見たフェース正面図において、第1薄肉領域24は、スイートスポットSSよりも上側かつトウ側の領域であるトウ上部領域A1に形成されている。第1薄肉領域24は、スイートスポットSSを中心とする半径5mmの領域A2よりも外側に形成されている。第1薄肉領域24の面積は、トウ上部領域の面積に対して一定の割合を有する。第1薄肉領域24は、閉じた輪郭を有した一つの領域であり、前記輪郭は、トウ上部領域A1からはみ出すことなく設けられている。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
フェース部を有するゴルフクラブヘッドであって、
前記フェース部は、ボールを打撃するための面であるフェースと、その反対側の面であるフェース裏面とを有し、
前記フェース部には、前記フェース裏面を凹ませることで、第1薄肉領域が形成されており、
前記フェースと直交する方向から見たフェース正面図において、
前記第1薄肉領域は、スイートスポットよりも上側かつトウ側の領域であるトウ上部領域に形成されており、
前記第1薄肉領域は、前記スイートスポットを中心とする半径5mmの領域よりも外側に形成されており、
前記第1薄肉領域の面積は、前記トウ上部領域の面積の15%~70%であり、
前記第1薄肉領域は、閉じた輪郭を有した一つの領域であり、
前記輪郭は、前記トウ上部領域からはみ出すことなく設けられている、
ゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第1薄肉領域の肉厚が0.5~2.0mmの範囲である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記第1薄肉領域は、前記スイートスポットを中心とする半径10mmの領域よりも外側に形成されている、請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記第1薄肉領域は、前記フェース部の中で最も小さい肉厚を有する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記フェース部が、フェースプレートと、前記フェースプレートの周縁部をヘッド後方から支持する支持面を有するフェース受け部とを含んで構成されており、
前記フェース正面図において、前記第1薄肉領域の一部は、前記支持面に重なり、
前記第1薄肉領域は、ヘッド前後方向において、前記支持面から離隔している、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記フェース裏面の上側及び/又は下側に、トウ・ヒール方向にのびる溝が形成されている、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
前記フェース部の前記溝が設けられた部分の肉厚は、前記第1薄肉領域の肉厚よりも大きい、請求項6に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項8】
前記溝は、前記第1薄肉領域とは離隔している、請求項6又は7に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項9】
前記フェース部が、フェースプレートと、前記フェースプレートの周縁部をヘッド後方から支持する支持面を有するフェース受け部とを含んで構成されており、
前記フェース正面図では、前記溝の少なくとも一部が前記支持面に重なり、
前記溝は、ヘッド前後方向において、前記支持面とは離隔している、請求項6ないし8のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項10】
アイアン型である、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1は、良好な打球感を提供しうるアイアン型ゴルフクラブヘッドを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-284155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アイアン型、フェアウエイウッド又はハイブリッドといったゴルフクラブヘッドは、芝生の上に直接置かれたゴルフボールを打撃する機会が多い。このため、この種のゴルフクラブヘッドでは、フェースの最下端から上方へ約15mm程度の位置で頻繁にボールを打撃する傾向がある。
【0005】
一方、フェースにおいて、反発が最も高くなる位置はスイートスポット付近であるが、上述のゴルフクラブヘッドの場合、通常、スイートスポットは、フェースの最下端から上方へ約20~22mm付近に位置する。このため、この種のゴルフクラブヘッドは、主たる打撃位置と反発の高い位置とが一致せず、ひいては、打球の飛距離の向上についてさらなる改善の余地があった。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、耐久性を損ねることなくスイートスポットを低くし、主たる打撃位置での反発性能を向上させることができるゴルフクラブヘッドを提供することを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、フェース部を有するゴルフクラブヘッドであって、前記フェース部は、ボールを打撃するための面であるフェースと、その反対側の面であるフェース裏面とを有し、前記フェース部には、前記フェース裏面を凹ませることで、第1薄肉領域が形成されており、前記フェースと直交する方向から見たフェース正面図において、前記第1薄肉領域は、スイートスポットよりも上側かつトウ側の領域であるトウ上部領域に形成されており、前記第1薄肉領域は、前記スイートスポットを中心とする半径5mmの領域よりも外側に形成されており、前記第1薄肉領域の面積は、前記トウ上部領域の面積の15%~70%である。
【0008】
本発明の他の態様では、前記第1薄肉領域の肉厚が0.5~2.0mmの範囲であっても良い。
【0009】
本発明の他の態様では、前記第1薄肉領域は、前記スイートスポットを中心とする半径10mmの領域よりも外側に形成されても良い。
【0010】
本発明の他の態様では、前記第1薄肉領域は、前記フェース部の中で最も小さい肉厚を有しても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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