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公開番号2025093003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208471
出願日2023-12-11
発明の名称タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類C08L 9/00 20060101AFI20250616BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】高速走行時における操縦安定性を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供する。
【解決手段】ブタジエンゴム及びスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカと、カーボンブラックとを含有し、前記ゴム成分中の総スチレン量≦前記シリカの含有量であり、
前記シリカの含有量≦前記カーボンブラックの含有量であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ブタジエンゴム及びスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカと、カーボンブラックとを含有し、
前記ゴム成分中の総スチレン量≦前記シリカの含有量であり、
前記シリカの含有量≦前記カーボンブラックの含有量であるタイヤ用ゴム組成物。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記ブタジエンゴムの含有量≧前記ゴム成分中の総スチレン量である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項3】
前記ゴム成分がイソプレン系ゴムを含有し、
前記ブタジエンゴムの含有量≧前記イソプレン系ゴムの含有量である請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項4】
前記ゴム成分中の総スチレン量が20質量%以下である請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項5】
樹脂を含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項6】
前記シリカの平均粒子径が16nm以下である請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項7】
メルカプト系シランカップリング剤を含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項8】
液状ポリマーを含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項9】
植物油を含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項10】
加硫ゴム粒子を含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ用ゴム組成物及びタイヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
これまで、操縦安定性を改善する手法が種々検討されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、近年では、操縦安定性の更なる改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-186567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前記課題を解決し、高速走行時における操縦安定性を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ブタジエンゴム及びスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカと、カーボンブラックとを含有し、前記ゴム成分中の総スチレン量≦前記シリカの含有量であり、前記シリカの含有量≦前記カーボンブラックの含有量であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、ブタジエンゴム及びスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカと、カーボンブラックとを含有し、前記ゴム成分中の総スチレン量≦前記シリカの含有量であり、前記シリカの含有量≦前記カーボンブラックの含有量であるタイヤ用ゴム組成物であるので、高速走行時における操縦安定性が良好となる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本開示のタイヤ用ゴム組成物は、ブタジエンゴム及びスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、シリカと、カーボンブラックとを含有し、前記ゴム成分中の総スチレン量≦前記シリカの含有量であり、前記シリカの含有量≦前記カーボンブラックの含有量である。
【0008】
上記ゴム組成物で前述の効果が得られる理由は、以下のように推察される。
シリカの含有量とゴム成分中のスチレンドメインの量とを上記関係とすることで、ゴム組成物の追従性が向上する。また、カーボンブラックの含有量とシリカの含有量との関係を上記のようにすることで、追従性よりを高めることができる。
以上の作用により、高速走行時における操縦安定性が向上すると考えられる。
【0009】
上記ゴム組成物は、ゴム成分を含有する。
ここで、ゴム成分は、架橋に寄与する成分であり、一般的に、重量平均分子量(Mw)が1万以上のものである。
【0010】
ゴム成分の重量平均分子量は、好ましくは5万以上、より好ましくは15万以上、更に好ましくは20万以上であり、また、好ましくは200万以下、より好ましくは150万以下、更に好ましくは100万以下である。上記範囲内であると、効果がより良好に得られる傾向がある。
(【0011】以降は省略されています)

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