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公開番号
2025095779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212067
出願日
2023-12-15
発明の名称
回転コネクタ装置
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
35/04 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フラットケーブルの摺動音を低減させる。
【解決手段】回転コネクタ装置はステータとロテータとを備えている。ロテータは、ステータに対して回転軸線周りに回転可能に設けられる。ステータとロテータとは、回転軸線を取り囲むようにケーブル収容空間を規定する。ケーブル収容空間は、ステータとロテータとの一方に設けられ、回転軸に沿う軸方向に延びる第1壁と、ステータとロテータとの他方に設けられ、軸方向に延び、回転軸線に対して垂直な径方向において第1壁と反対の第2壁と、第1壁と第2壁とを接続し、径方向に延びる支持床と、軸方向において支持床と反対のカバーと、によって規定される。第1壁は、軸方向の第1幅を有する。第2壁は、軸方向の第2幅を有する。第2幅は、第1幅よりも大きい。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータと、
前記ステータに対して回転軸線周りに回転可能に設けられたロテータと、
を備え、
前記ステータと前記ロテータとは、前記回転軸線を取り囲むようにケーブル収容空間を規定し、
前記ケーブル収容空間は、
前記ステータと前記ロテータとのうちの前記回転軸線に対する径方向内側に設けられる一方の部材に設けられ、前記回転軸線に沿う軸方向に延びる第1壁と、
前記ステータと前記ロテータとのうちの前記一方の部材と異なる他方の部材に設けられ、前記軸方向に延び、前記回転軸線に対して垂直な径方向において前記第1壁と反対の第2壁と、
前記第1壁と前記第2壁とを接続し、前記径方向に延びるベースプレートと、
前記軸方向において前記ベースプレートと反対のカバーと、
によって規定され、
前記第1壁は、前記軸方向の第1幅を有し、
前記第2壁は、前記軸方向の第2幅を有し、
前記第2幅は、前記第1幅よりも大きい、
回転コネクタ装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記ベースプレートは、前記第2壁に近接する第1基端部を有し、
前記第1基端部は、前記径方向に実質的に延びる、
請求項1に記載の回転コネクタ装置。
【請求項3】
前記ベースプレートは、
前記第2壁に近接する第1基端部と、
前記第1壁に近接する第2基端部と、
前記径方向において前記第1基端部と前記第2基端部との間に設けられる傾斜部と、を有し、
前記傾斜部は、前記第1基端部から前記カバーに向けて傾いており、
前記第2基端部の前記第1基端部に対して前記カバーに向けて傾く第1角度は、前記傾斜部の前記第1基端部に対して前記カバーに向けて傾く第2角度よりも小さい、
請求項1に記載の回転コネクタ装置。
【請求項4】
ケーブルの摺動抵抗を前記ベースプレートの表面の前記摺動抵抗よりも低減させる少なくとも1つのシートをさらに備え、
前記少なくとも1つのシートは、前記第2壁に近接する前記ベースプレートの第1基端部に設けられる第1シートを含む、
請求項1に記載の回転コネクタ装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つのシートは、前記第1壁に近接する前記ベースプレートの第2基端部と、前記第1基端部と前記第2基端部との間の前記ベースプレートの傾斜部との少なくとも一方に設けられる第2シートをさらに含む、
請求項4に記載の回転コネクタ装置。
【請求項6】
ケーブルの摺動抵抗を前記ベースプレートの表面の前記摺動抵抗よりも低減させる少なくとも1つのシートをさらに備え、
前記少なくとも1つのシートは、前記第2壁に近接する前記ベースプレートの第1基端部に設けられる第1シートを含む、
請求項3に記載の回転コネクタ装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つのシートは、前記第1壁に近接する前記ベースプレートの第2基端部と、前記第1基端部と前記第2基端部との間の前記ベースプレートの傾斜部との少なくとも一方に設けられる第2シートをさらに含む、
請求項6に記載の回転コネクタ装置。
【請求項8】
前記ベースプレートは、
前記第2壁に近接する第1基端部と、
前記第1壁に近接する第2基端部と、
前記径方向において前記第1基端部と前記第2基端部との間に設けられる傾斜部と、を有し、
前記傾斜部は、前記第1基端部から前記カバーに向けて傾いており、
前記第2基端部の前記第1基端部に対して前記カバーに向けて傾く第1角度は、前記傾斜部の前記第1基端部に対して前記カバーに向けて傾く第2角度よりも小さい、
請求項2に記載の回転コネクタ装置。
【請求項9】
ケーブルの摺動抵抗を前記ベースプレートの表面の前記摺動抵抗よりも低減させる少なくとも1つのシートをさらに備え、
前記少なくとも1つのシートは、前記第2壁に近接する前記ベースプレートの第1基端部に設けられる第1シートを含む、
請求項8に記載の回転コネクタ装置。
【請求項10】
前記少なくとも1つのシートは、前記第1壁に近接する前記ベースプレートの第2基端部と、前記第1基端部と前記第2基端部との間の前記ベースプレートの傾斜部との少なくとも一方に設けられる第2シートをさらに含む、
請求項9に記載の回転コネクタ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願に開示される技術は、回転コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に用いられる回転コネクタ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/121741号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転コネクタは、導体を2枚の樹脂フィルムを接着剤で止めたフラットケーブルが摺動するように構成されているが、摺動の際に摺動音が発生することがある。
【0005】
本願に開示される技術の課題は、フラットケーブルが摺動するときの摺動音を抑止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の特徴に係る回転コネクタ装置は、ステータと、ロテータとを備える。ロテータは、ステータに対して回転軸線周りに回転可能に設けられる。ステータとロテータとは、回転軸線を取り囲むようにケーブル収容空間を規定する。ケーブル収容空間は、第1壁と、第2壁と、支持床と、カバーとによって規定される。第1壁は、ステータとロテータとの一方に設けられ、回転軸線に沿う軸方向に延びる。第2壁は、ステータとロテータとの他方であって、軸方向に延び、回転軸線に対して垂直な径方向において第1壁と反対に設けられる。支持床は、第1壁と第2壁とを接続し、径方向に延びる。カバーは、軸方向において支持床と反対に設けられる。第1壁は、軸方向の第1幅を有する。第2壁は、軸方向の第2幅を有する。第2幅は、第1幅よりも大きい。
【0007】
第1の特徴に係る回転コネクタ装置では、フラットケーブルと第1壁と第2壁のうちの外側に近いベースプレートの表面との摺動による摩擦が大きくなりやすいが、ベースプレートとフラットケーブルとの摺動音を抑えることができる。また、第1壁の軸方向の第1幅が小さくされることによって、フラットケーブルが軸方向の中央部分に集められ、フラットケーブルの巻きのずれが抑止される。
【0008】
第2の特徴に係る回転コネクタ装置は、第1の特徴に係る回転コネクタ装置において、支持床が第2壁に近接する第1基端部を有し、第1基端部が径方向に実質的に延びることを特徴とする。
【0009】
第2の特徴に係る回転コネクタ装置では、フラットケーブルと第1基端部の表面との摺動による摩擦を抑えることができる。
【0010】
第3の特徴に係る回転コネクタ装置は、第1または第2の特徴に係る回転コネクタ装置において、支持床が第1壁に近接する第2基端部と径方向において第1基端部と第2基端部との間に設けられる傾斜部とを有することを特徴とする。傾斜部は、第1基端部からカバーに向けて傾いている。第2基端部の第1基端部に対してカバーに向けて傾く第1角度は、傾斜部の第1基端部に対してカバーに向けて傾く第2角度よりも小さい。
(【0011】以降は省略されています)
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