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公開番号
2025095480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211509
出願日
2023-12-14
発明の名称
変流器
出願人
日新電機株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H01F
38/30 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】過電流試験において二次側に接続される負担が小さい場合であっても小型な変流器を実現する。
【解決手段】変流器(1)は、鉄心(10)と、鉄心に巻回された一次コイル(21)と、鉄心に巻回された、一次コイルよりも巻数の多い二次コイル(22)と、鉄心、一次コイルおよび二次コイルを収容した容器(30)と、を備え、容器の内部に収容される、二次コイルに直列に接続された抵抗器(50)を更に備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄心と、
前記鉄心に巻回された一次コイルと、
前記鉄心に巻回された、前記一次コイルよりも巻数の多い二次コイルと、
前記鉄心、前記一次コイル、および、前記二次コイルを収容した容器と、を備えた変流器であって、
前記容器の内部に収容される、前記二次コイルに直列に接続された抵抗増加要素を更に備える変流器。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記抵抗増加要素は、抵抗器である、請求項1に記載の変流器。
【請求項3】
前記抵抗増加要素は、前記二次コイルを形成する電線の材料よりも抵抗率の高い材料で形成された電気抵抗線である、請求項1に記載の変流器。
【請求項4】
前記鉄心は環状であり、前記電気抵抗線が、前記鉄心の周に沿って巻かれている、請求項3に記載の変流器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、変流器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
大電流をより小さな電流に変換する変流器の例が、特許文献1に開示されている。当該変流器は、環状鉄心と、環状鉄心に巻回された2次側導体と、環状鉄心の中央穴を貫通する1次側導体と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-037465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
変流器についての試験の一種として、過電流試験が行われている。過電流試験においては、試験対象の変流器に大電流(例えば定格電流の300倍)を一定時間(例えば1秒)だけ流した後に、当該変流器に故障または特性の変動などが生じていないかを確認する。
【0005】
過電流試験において変流器に係る負荷は、変流器の二次側に接続される負担が小さい程大きくなる。例えば、定格負担の25%の負荷を二次側に接続した状態で試験を行う場合よりも、二次側を短絡させた状態、すなわち負担がない状態で試験を行う場合の方が、変流器に係る負荷は大きくなる。変流器を負荷の大きい試験に対応させるためには、当該負荷を低減するため、二次側のコイルを形成する電線の断面積を増大させる、および、鉄心構造を電線の電磁力による影響が小さいものに変更するといった設計変更が必要になる。その結果、変流器が大型化するという問題がある。
【0006】
本開示の一態様は、過電流試験において二次側が短絡される場合であっても小型な変流器を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る変流器は、鉄心と、前記鉄心に巻回された一次コイルと、前記鉄心に巻回された、前記一次コイルよりも巻数の多い二次コイルと、前記鉄心、前記一次コイル、および、前記二次コイルを収容した容器と、を備えた変流器であって、前記容器の内部に収容される、前記二次コイルに直列に接続された抵抗増加要素を更に備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、過電流試験において二次側が短絡される場合であっても小型な変流器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
変流器の構成を示す部分断面図である。
二次コイルの変形例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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