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公開番号
2025094982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210720
出願日
2023-12-14
発明の名称
除毛剤組成物
出願人
株式会社ランクアップ
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/46 20060101AFI20250619BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】使用後の洗い流し性に優れるとともに、肌への負担を低減した除毛剤組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の除毛剤組成物は、次の成分(A)、(B)及び(C)を含有する。(A)チオグリコール酸又はチオグリコール酸塩
(B)平均分子量が60万以上の高重合ポリエチレングリコール
(C)水
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)、(B)及び(C)を含有することを特徴とする除毛剤組成物。
(A)チオグリコール酸又はチオグリコール酸塩
(B)平均分子量が60万以上の高重合ポリエチレングリコール
(C)水
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記成分(B)が、平均分子量が100万以上の高重合ポリエチレングリコールである、請求項1に記載の除毛剤組成物。
【請求項3】
前記成分(B)が、平均分子量が100万以上500万以下の高重合ポリエチレングリコールである、請求項1に記載の除毛剤組成物。
【請求項4】
前記成分(A)の含有量が2~10質量%であり、
前記成分(B)の含有量が0.01~1質量%である、請求項1~3のいずれか1項に記載の除毛剤組成物。
【請求項5】
さらに、成分(D)増粘剤を含有してなる請求項4に記載の除毛剤組成物。
【請求項6】
前記成分(D)が、キサンタンガムである、請求項5に記載の除毛剤組成物。
【請求項7】
さらに、成分(E)油性成分を含有してなる請求項4に記載の除毛剤組成物。
【請求項8】
前記成分(E)が、炭化水素油、エステル油及び植物油脂からなる群から選択される少なくとも1種の油性成分である、請求項7に記載の除毛剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、除毛剤組成物に関するものであり、特に、使用後の洗い流し性に優れた除毛剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、チオグリコール酸塩等の還元剤が配合された除毛剤を用いて、体毛を除毛する方法が行われている。この除毛剤を除毛したい部位に塗布すると、除毛剤中の還元剤が、体毛を構成するケラチンタンパク質の結合を切断するため、体毛が軟化して除去される。このとき、除毛成分である還元剤の働きを高めて除毛効果を上げるため、除毛剤のpHは11~13程度と高アルカリ性に設定されている。また、除毛剤の剤型としては、取り扱いのしやすさ(塗布しやすく、液だれしにくい)及び体毛への付着性を高めて除毛効果を確実に発揮させる観点から、クリームタイプのものが多い。しかし、このような高アルカリ性のクリームタイプの除毛剤は、使用後、湯水で洗い流す際に肌から落ちにくく、それゆえ、肌に残存した除毛剤が皮膚刺激の原因となる可能性があった。
【0003】
そこで、特許文献1では、除毛効果が高く、洗浄時のぬるつきを抑え、すすぎ残しがない除毛剤として、チオグリコール酸塩等のケラチン還元性化合物と、グアニジン又はグアニジン骨格を有する化合物を含有する除毛剤組成物が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-201119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献1の除毛剤組成物では、除毛剤組成物中にグアニジン又はグアニジン骨格を有する化合物が配合されており、これらはいずれも皮膚刺激性を有する化合物であるため、肌への負担が大きいという問題があった。
【0006】
したがって、本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、その目的は、使用後の洗い流し性に優れるとともに、肌への負担を低減した除毛剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明者らは、チオグリコール酸塩等の還元剤と、所定の分子量の高重合ポリエチレングリコールとを配合することにより、肌への負担が少なく、使用後の洗い流し性に優れる除毛剤組成物が得られることを見出した。この知見に基づき、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明の除毛剤組成物は、次の成分(A)、(B)及び(C)を含有する。(A)チオグリコール酸又はチオグリコール酸塩、(B)平均分子量が60万以上の高重合ポリエチレングリコール、(C)水。除毛剤組成物に、成分(B)の平均分子量が60万以上の高重合ポリエチレングリコールを配合することにより、使用後の除毛剤組成物の洗い流し性を向上させることができる。また、高重合ポリエチレングリコールは皮膚刺激性がなく、安全性が高い成分であるため、肌への負担が少ない除毛剤組成物が得られる。さらに、成分(B)の平均分子量が60万以上の高重合ポリエチレングリコールは、除毛剤組成物の粘度を高めて、体毛への除毛剤組成物の付着性を向上させ、成分(A)による除毛作用を高める作用も有する。なお、本発明における平均分子量は、重量平均分子量をいう。
【0009】
また、本発明の除毛剤組成物は、成分(B)が、平均分子量が100万以上の高重合ポリエチレングリコールであることも好ましい。これにより、成分(B)の高重合ポリエチレングリコールの平均分子量として、より好適な範囲が選択される。平均分子量をこの範囲とすることにより、使用後の除毛剤組成物の洗い流し性をより向上させることができ、肌から落としやすく、肌残りし難い除毛剤組成物が得られる。
【0010】
また、本発明の除毛剤組成物は、成分(B)が、平均分子量が100万以上500万以下の高重合ポリエチレングリコールであることも好ましい。これにより、成分(B)の高重合ポリエチレングリコールの平均分子量として、さらに好適な範囲が選択される。平均分子量をこの範囲とすることにより、使用後の除毛剤組成物の洗い流し性をさらに向上させることができ、肌から落としやすく、肌残りし難い除毛剤組成物が得られる。
(【0011】以降は省略されています)
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