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公開番号2025094838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210613
出願日2023-12-13
発明の名称二次元コード配布システム及び二次元コード配布方法
出願人株式会社フォリオ
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類G06K 19/06 20060101AFI20250618BHJP(計算;計数)
要約【課題】同じ時間帯において互いに異なる二次元コードをそれぞれの端末に配布可能な二次元コード映像出力装置を提供する。
【解決手段】二次元コード映像出力装置は、固有文字列を生成し、固有文字列を含む文字列を暗号化した暗号化文字列を生成する暗号化文字列生成部401と、暗号化文字列を含むURIを生成し、URIを二次元コードに変換する二次元コード変換部402と、生成された二次元コードを映像信号として出力する二次元コード映像出力部403と、を備え、二次元コード映像出力部による二次元コードの映像出力は、1秒間に複数回の処理レートで繰り返し行われる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
固有文字列を生成し、前記固有文字列を含む文字列を暗号化した暗号化文字列を生成する暗号化文字列生成部と、
前記暗号化文字列を含むURIを生成し、前記URIを二次元コードに変換する二次元コード変換部と、
生成された前記二次元コードを映像信号として出力する二次元コード映像出力部と、を備え、
前記二次元コード映像出力部による前記二次元コードの映像出力は、1秒間に複数回の処理レートで繰り返し行われる、二次元コード映像出力装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記固有文字列を含む文字列は、更に配布者識別子を含んでいる、請求項1に記載の二次元コード映像出力装置。
【請求項3】
前記処理レートは、1秒間に5回以上である、請求項1に記載の二次元コード映像出力装置。
【請求項4】
前記処理レートは、表示装置のリフレッシュレートと同じ又はリフレッシュレート未満である、請求項1に記載の二次元コード映像出力装置。
【請求項5】
二次元コード映像出力装置とサーバ装置とを備え、
前記二次元コード映像出力装置は、
固有文字列を生成し、前記固有文字列を含む文字列を暗号化した暗号化文字列を生成する暗号化文字列生成部と、
前記暗号化文字列を含むURIを生成し、前記URIを二次元コードに変換する二次元コード変換部と、
生成された前記二次元コードを映像信号として出力する二次元コード映像出力部と、を有し、
前記サーバ装置は、
ネットワークを介して、利用者端末からの前記URIへのアクセスにより、前記暗号化文字列を受信し復号して復号化データを生成する復号化データ生成部と、
前記復号化データに含まれる前記固有文字列が、登録済でないかどうかを判定し、登録済でない場合には、前記利用者端末に有効である旨の通知を行うと共に、前記固有文字列を登録する復号化データ判定部と、を有し、
前記二次元コード映像出力部による前記二次元コードの映像出力は、1秒間に複数回の処理レートで繰り返し行われる、二次元コード配布システム。
【請求項6】
前記復号化データ判定部は、登録済でないかどうかを判定において、登録済であると判定した場合には、前記利用者端末に、二次元コードの再取得を促す表示を行わせる通知を送信する、請求項5に記載の二次元コード配布システム。
【請求項7】
前記復号化データ生成部は、前記暗号化文字列を復号できない場合には、前記利用者端末にエラーを通知する、請求項5に記載の二次元コード配布システム。
【請求項8】
前記固有文字列を含む文字列は、配布者識別子を更に含み、
前記復号化データ判定部は、更に、前記配布者識別子が予め登録されたものであるかどうか、及び/又は復号時に使用した鍵と前記配布者識別子の組み合わせが適切かどうかを判定し、適切でない場合には、前記利用者端末にエラーを通知する、請求項5に記載の二次元コード配布システム。
【請求項9】
固有文字列を生成し、前記固有文字列を含む文字列を暗号化した暗号化文字列を生成する暗号化文字列生成工程と、
前記暗号化文字列を含むURIを生成し、前記URIを二次元コードに変換する二次元コード変換工程と、
生成された前記二次元コードを映像信号として出力する二次元コード映像出力工程と、を備え、
前記二次元コード映像出力工程による前記二次元コードの映像出力は、1秒間に複数回の処理レートで繰り返し行われる、二次元コード映像出力方法。
【請求項10】
互いに異なる二次元コードを1秒間に複数回の処理レートで表示する、二次元コード表示方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二次元コード映像出力装置、二次元コード配布システム、二次元コード映像出力方法、二次元コード表示方法及び二次元コード映像出力プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年QRコード(登録商標)と呼ばれる二次元コードが広く利用されている。二次元のパターンとして符号化したバーコードの一種であり、バーコード等の一次元コードよりも多くの情報を格納できる。URI(Uniform Resource Identifier)やテキスト、連絡先情報など様々なデータを含めることができ、広告、決済、情報共有など様々な分野で利用されている。
【0003】
特許文献1には、複数の決済サービスに対応し、物品又は役務の対価を支払うユーザのユーザ装置を用いて読み取り可能な複数の二次元コードに関する管理情報を取得する取得部と、前記管理情報に基づいて、前記複数の二次元コードのうち、前記ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一の二次元コードを選択させるための画像を表示装置に表示させる表示制御部と、を備える店舗装置について開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-002220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
二次元コードは、訪問者や顧客が、所有する端末からインターネットを介してアクセスしてもらうためのURIを配布するために利用されることがある。例えば、店舗イベントのように来店者のみに特典がある場合において、店舗内のスクリーン等に特典を得るための二次元コードを表示しておけば、来店者は、各自の端末で二次元コードを撮影し、示されたURIにアクセスして特典を得るための情報にアクセスできる。
【0006】
しかしながら、このような二次元コードの配布方法では、二次元コードや二次元コードが示すURIは複製が可能であるため、複製された二次元コードの再配布によって、来店者以外に配布されたデータが渡ってしまう恐れがある。一方で、複製したものではアクセスできないように、1回限り有効な互いに異なるURI(又は二次元コード)を各来店者に対して個別に紙等で配布することも考えられるが、店舗側のオペレーションの負担や来店者側の混雑を考慮すると現実的とはいえなかった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、同じ時間帯において互いに異なる二次元コードをそれぞれの端末に配布可能な二次元コード映像出力装置、二次元コード配布システム、二次元コード映像出力方法、二次元コード表示方法及び二次元コード映像出力プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の二次元コード映像出力装置は、固有文字列を生成し、前記固有文字列を含む文字列を暗号化した暗号化文字列を生成する暗号化文字列生成部と、前記暗号化文字列を含むURIを生成し、前記URIを二次元コードに変換する二次元コード変換部と、生成された前記二次元コードを映像信号として出力する二次元コード映像出力部と、を備え、前記二次元コード映像出力部による前記二次元コードの映像出力は、1秒間に複数回の処理レートで繰り返し行われる、二次元コード映像出力装置である。
【0009】
本開示の二次元コード配布システムは、二次元コード映像出力装置とサーバ装置とを備え、前記二次元コード映像出力装置は、固有文字列を生成し、前記固有文字列を含む文字列を暗号化した暗号化文字列を生成する暗号化文字列生成部と、前記暗号化文字列を含むURIを生成し、前記URIを二次元コードに変換する二次元コード変換部と、生成された前記二次元コードを映像信号として出力する二次元コード映像出力部と、を有し、前記サーバ装置は、ネットワークを介して、利用者端末からの前記URIへのアクセスにより、前記暗号化文字列を受信し復号して復号化データを生成する復号化データ生成部と、前記復号化データに含まれる前記固有文字列が、登録済でないかどうかを判定し、登録済でない場合には、前記利用者端末に有効である旨の通知を行うと共に、前記固有文字列を登録する復号化データ判定部と、を有し、前記二次元コード映像出力部による前記二次元コードの映像出力は、1秒間に複数回の処理レートで繰り返し行われる、二次元コード配布システムである。
【0010】
本開示の二次元コード映像出力方法は、固有文字列を生成し、前記固有文字列を含む文字列を暗号化した暗号化文字列を生成する暗号化文字列生成工程と、前記暗号化文字列を含むURIを生成し、前記URIを二次元コードに変換する二次元コード変換工程と、生成された前記二次元コードを映像信号として出力する二次元コード映像出力工程と、を備え、前記二次元コード映像出力工程による前記二次元コードの映像出力は、1秒間に複数回の処理レートで繰り返し行われる、二次元コード映像出力方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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