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公開番号2025094730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210448
出願日2023-12-13
発明の名称車両照明システム
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H05B 45/325 20200101AFI20250618BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】照明装置により発光される光の色および照度の光を少ない電線の本数で制御する。
【解決手段】車両照明システムは、車両に設けられた照明装置と、車両に設けられた車両用制御装置と、を備え、車両用制御装置は、パルス幅変調における複数のパターンのそれぞれに、互いに異なる色または照度を対応付けた第1テーブルを記憶する第1テーブル記憶部と、操作により指定された色または照度に対応するパターンのパルス幅変調がされた制御信号を照明装置に送信する制御部と、を有し、照明装置は、異なる色および照度の光を発光可能な発光部と、複数のパターンのそれぞれに、第1テーブルと同一の色または照度を対応付けた第2テーブルを記憶する第2テーブル記憶部と、受信した制御信号のパターンに対応する色または照度に更新する駆動部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられた照明装置と、
前記車両に設けられた車両用制御装置と、
を備え、
前記車両用制御装置は、
パルス幅変調における複数のパターンのそれぞれに、互いに異なる色または照度を対応付けた第1テーブルを記憶する第1テーブル記憶部と、
ユーザから前記色または前記照度を指定する操作を受け付け、前記第1テーブルに含まれる前記複数のパターンのうち、前記操作により指定された前記色または前記照度に対応するパターンのパルス幅変調がされた制御信号を前記照明装置に送信する制御部と、
を有し、
前記照明装置は、
異なる前記色および前記照度の光を発光可能な発光部と、
前記複数のパターンのそれぞれに、前記第1テーブルと同一の前記色または前記照度を対応付けた第2テーブルを記憶する第2テーブル記憶部と、
前記制御信号を受信し、前記発光部から発光させる光の前記色または前記照度を、前記第2テーブルに含まれる前記複数のパターンのうち、受信した前記制御信号のパターンに対応する前記色または前記照度に更新する駆動部と、
を有する車両照明システム。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記照明装置は、
指定された前記色を示す色情報を記憶する色情報記憶部と、
指定された前記照度を示す照度情報を記憶する照度情報記憶部と、
をさらに有し、
前記制御部は、前記色情報に対応するパターンの前記制御信号を所定回連続して送信する色送信処理と、前記照度情報に対応するパターンの前記制御信号を前記所定回連続して送信する照度送信処理とを、交互に繰り返す
請求項1に記載の車両照明システム。
【請求項3】
前記駆動部は、予め定められた回数連続して同一のパターンの前記制御信号を受信したことに応じて前記発光部から発光させる光の前記色または前記照度を更新する
請求項2に記載の車両照明システム。
【請求項4】
前記制御部は、
初期化後において前記発光部に発光させる前記色を示す初期色情報と、前記初期化後において前記発光部に発光させる前記照度を示す初期照度情報とを予め記憶し、
初期化を指示する前記操作を受け付けた場合、前記車両用制御装置を初期化する処理を実行し、前記初期化後において、前記初期色情報および前記初期照度情報に基づくパターンの前記制御信号を前記照明装置に送信する
請求項1に記載の車両照明システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両照明システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両の車室内のセンターコンソール、ハンドル、ダッシュボードおよびフットスペースの照明装置として、アンビエント照明装置が用いられる場合がある。アンビエント照明装置は、赤色発光ダイオード(赤色LED)、緑色発光ダイオード(緑色LED)および青色発光ダイオード(青色LED)を含み、様々な色および照度の光を発光させることができる。このようなアンビエント照明装置は、ユーザの好みに応じて車室内の雰囲気を設定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-043047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、車両内のECU(Elecronic Control Unit)は、赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDのそれぞれに対して個別にパルス幅制御信号(PWM信号)を送信し、アンビエント照明装置の色および照度を制御していた。このため、アンビエント照明装置が制御装置と離れた位置に設けられている場合、車両は、制御装置からアンビエント照明装置へとPWM信号を送信するための3本の電線を備えなければならなかった。さらに、ECUおよびアンビエント照明装置のそれぞれは、3本の電線を接続するための3個の接点(例えば接合部)と、3個の送受信回路とを備えなければならなった。このため、従来、アンビエント照明装置の色および照度をECU等から制御する場合、コストが高くなってしまっていた。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、照明装置により発光される光の色および照度の光を、車両用制御装置から少ない電線の本数で制御することができる車両照明システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両照明システムは、車両に設けられた照明装置と、前記車両に設けられた車両用制御装置と、を備え、前記車両用制御装置は、パルス幅変調における複数のパターンのそれぞれに、互いに異なる色または照度を対応付けた第1テーブルを記憶する第1テーブル記憶部と、ユーザから前記色または前記照度を指定する操作を受け付け、前記第1テーブルに含まれる前記複数のパターンのうち、前記操作により指定された前記色または前記照度に対応するパターンのパルス幅変調がされた制御信号を前記照明装置に送信する制御部と、を有し、前記照明装置は、異なる前記色および前記照度の光を発光可能な発光部と、前記複数のパターンのそれぞれに、前記第1テーブルと同一の前記色または前記照度を対応付けた第2テーブルを記憶する第2テーブル記憶部と、前記制御信号を受信し、前記発光部から発光させる光の前記色または前記照度を、前記第2テーブルに含まれる前記複数のパターンのうち、受信した前記制御信号のパターンに対応する前記色または前記照度に更新する駆動部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、照明装置により発光される光の色および照度の光を、車両用制御装置から少ない電線の本数で制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両の車室内における車両照明システムの構成を示す図である。
図2は、第1テーブルの第1例を示す図である。
図3は、車両照明システムの第1例に係る処理のタイミングを示すタイミングチャートである。
図4は、車両照明システムの第2例に係る処理のタイミングを示すタイミングチャートである。
図5は、第1テーブルの第2例を示す図である。
図6は、車両照明システムの初期化処理のタイミングを示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
【0010】
図1は、車両の車室内における車両照明システム10の構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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