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公開番号2025094657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210344
出願日2023-12-13
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60W 50/08 20200101AFI20250618BHJP(車両一般)
要約【課題】速度制御モードの解除時において、ワンペダル制御機能による意図しない車両の急減速を防止することが可能な車両制御装置を提供する。
【解決手段】車両制御装置は、アクセルペダル12の操作量に応じて車両10の加速から制動による減速まで実行可能なワンペダル制御モードと、車両10の速度を自動制御する速度制御モードとを適用可能となっている。この車両制御装置は、ワンペダル制御モード及び速度制御モードの適用中に、速度制御モードが解除されると、その解除からの所定の減速制限期間における、ワンペダル制御モードによるアクセルペダル12の操作量に応じて生じる車両10の減速度の第1の変化率または減速度の第1の絶対値を、減速制限期間以外においてワンペダル制御モードによるアクセルペダル12の同じ操作量に応じて生じる車両10の減速度の第2の変化率または減速度の第2の絶対値よりも小さく設定する減速度設定部33を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
アクセルペダルの操作量に応じて車両の加速から制動による減速まで実行可能なワンペダル制御モードと、前記車両の速度を自動制御する速度制御モードとを適用可能な車両制御装置であって、
前記ワンペダル制御モード及び前記速度制御モードの適用中に、前記速度制御モードが解除されると、当該解除からの所定の減速制限期間における、前記ワンペダル制御モードによるアクセルペダルの操作量に応じて生じる前記車両の減速度の第1の変化率または減速度の第1の絶対値を、前記減速制限期間以外において前記ワンペダル制御モードによるアクセルペダルの同じ操作量に応じて生じる前記車両の減速度の第2の変化率または減速度の第2の絶対値よりも小さく設定する減速度設定部、
を有する車両制御装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記減速度設定部は、前記速度制御モードが解除されたときの解除理由に応じて前記第1の変化率または前記第1の絶対値を設定する、請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記減速度設定部は、前記減速制限期間における、前記車両が走行中の道路の形状または道路の状況に応じて前記第1の変化率または前記第1の絶対値を設定する、請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項4】
アクセルペダルの操作量に応じて車両の加速から制動による減速まで実行可能なワンペダル制御モードと、前記車両の速度を自動制御する速度制御モードとを適用可能な車両制御装置であって、
前記ワンペダル制御モードの適用中に、さらに前記速度制御モードが適用されると、前記ワンペダル制御モードを解除するモード設定部、
を有する車両制御装置。
【請求項5】
アクセルペダルの操作量に応じて車両の加速から制動による減速まで実行可能なワンペダル制御モードと、前記車両の速度を自動制御する速度制御モードとを適用可能な車両制御装置であって、
前記ワンペダル制御モード及び前記速度制御モードの適用中において、前記速度制御モードが解除される解除条件が満たされるか否か判定する判定部と、
前記解除条件が満たされたと判定されると、前記速度制御モードの解除前に前記ワンペダル制御モードが適用中であることを前記車両の車室内に設けられた通知部を介してドライバに通知する通知処理部と、
を有する車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワンペダル制御機能を適用可能な車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両の加速及び減速を一つのペダルの操作で行うことが可能な、いわゆるワンペダル制御機能を有する車両が提案されている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-52461号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワンペダル制御機能が動作している状態で、車両の速度を自動的に制御する機能を有する車両制御のモード(以下、速度制御モードと呼ぶ)が適用されることがある。このような場合、ワンペダル制御機能が動作していることをドライバが忘れていると、速度制御モードの解除時にドライバが意図しない制動力が生じて車両が急減速することがある。
【0005】
そこで、本発明は、速度制御モードの解除時において、ワンペダル制御機能による意図しない車両の急減速を防止することが可能な車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの実施形態による車両制御装置は、アクセルペダルの操作量に応じて車両の加速から制動による減速まで実行可能なワンペダル制御モードと、車両の速度を自動制御する速度制御モードとを適用可能であり、ワンペダル制御モード及び速度制御モードの適用中に、速度制御モードが解除されると、その解除からの所定の減速制限期間における、ワンペダル制御モードによるアクセルペダルの操作量に応じて生じる車両の減速度の第1の変化率または減速度の第1の絶対値を、減速制限期間以外においてワンペダル制御モードによるアクセルペダルの同じ操作量に応じて生じる車両の減速度の第2の変化率または減速度の第2の絶対値よりも小さく設定する減速度設定部を有する。
【0007】
他の実施形態による車両制御装置は、ワンペダル制御モードと速度制御モードとを適用可能であり、ワンペダル制御モードの適用中に、さらに速度制御モードが適用されると、ワンペダル制御モードを解除するモード設定部を有する。
【0008】
さらに他の実施形態による車両制御装置は、ワンペダル制御モードと速度制御モードとを適用可能であり、ワンペダル制御モード及び速度制御モードの適用中において速度制御モードが解除される解除条件が満たされるか否か判定する判定部と、解除条件が満たされたと判定されると、速度制御モードの解除前にワンペダル制御モードが適用中であることを車両の車室内に設けられた通知部を介してドライバに通知する通知処理部とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る車両制御装置は、速度制御モードの解除時において、ワンペダル制御機能による意図しない車両の急減速を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
車両制御装置が実装される車両制御システムの概略構成図である。
電子制御装置のプロセッサの機能ブロック図である。
第1の実施形態による、速度制御モードの解除後におけるワンペダル制御モードによる車両の減速制御の概要を説明する図である。
第1の実施形態による車両制御処理の動作フローチャートである。
第2の実施形態による車両制御処理の動作フローチャートである。
第3の実施形態による車両制御処理の動作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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