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公開番号
2025093362
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023208957
出願日
2023-12-12
発明の名称
導電シートおよび樹脂成形品の製造方法
出願人
NISSHA株式会社
代理人
主分類
H05B
3/20 20060101AFI20250617BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】外観意匠性のよい導電シートを提供すること。
【解決手段】導電シート(1)は、基材シート(2)と、基材シートの上面に埋め込まれた導電性ワイヤ(3)とを備える。基材シートは、導電性ワイヤの縁部(31,32)に沿って上面から盛り上がるように形成されたワイヤ保持部(4)を含み、導電性ワイヤの幅寸法W1:ワイヤ保持部の幅寸法W2=1:(1.5~4.0)である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材シートと、
前記基材シートの上面に埋め込まれた導電性ワイヤとを備え、
前記基材シートは、前記導電性ワイヤの縁部に沿って上面から盛り上がるように形成されたワイヤ保持部を含み、
前記導電性ワイヤの幅寸法W1:前記ワイヤ保持部の幅寸法W2=1:(1.5~4.0)である、導電シート。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記ワイヤ保持部の高さ位置Y2は、前記導電性ワイヤの高さ位置Y1よりも低い、請求項1に記載の導電シート。
【請求項3】
前記基材シートの上面を基準にして、前記導電性ワイヤの高さ寸法H1のうち40~75%が前記基材シートに埋め込まれている、請求項1に記載の導電シート。
【請求項4】
前記導電ワイヤの引張強さは、200~600N/mm
2
である、請求項1に記載の導電シート。
【請求項5】
基材シートの上面から導電性ワイヤの縁部に沿って盛り上がるワイヤ保持部が形成され、前記導電性ワイヤの幅寸法W1:前記ワイヤ保持部の幅寸法W2=1:(1.5~4.0)となるように前記導電性ワイヤが埋込まれた導電シートを準備する工程と、
固定型と、前記固定型との間にキャビティを形成する可動型とを有する射出成形用金型を準備する工程と、
前記金型のいずれかのキャビティ面に、前記導電シートを配置する工程と、
前記射出成形用金型を型締めする工程と、
前記キャビティ内に溶融樹脂を射出して樹脂成形体を成形すると同時に、前記樹脂成形体の表面に前記導電シートを固着させる工程と、
前記射出成形用金型を型開きして、前記導電シートが固着した前記樹脂成形体を取り出す工程とを備える、樹脂成形品の製造方法。
【請求項6】
基材シートの上面から導電性ワイヤの縁部に沿って盛り上がるワイヤ保持部が形成され、前記導電性ワイヤの幅寸法W1:前記ワイヤ保持部の幅寸法W2=1:(1.5~4.0)となるように前記導電性ワイヤが埋込まれた導電シートを準備する工程と、
前記導電シートの形状に対応する形状を有する樹脂成形体を準備する工程と、
前記導電シートの上面および/または下面に、前記樹脂成形体を固着させる工程とを備える、樹脂成形品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、導電シートに関し、特に車両用ヒータに用いられる導電シート、およびそれを用いた樹脂成形品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2019-169417号公報(特許文献1)は、基材シートの上面にワイヤが埋め込まれた導電シートを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-169417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の導電シートは、基材シートを超音波溶着したところにワイヤを埋め込んで形成される。しかしながら、この際の外観意匠性について何ら考慮されておらず、たとえばワイヤの埋め込みすぎによって基材シートが撚れてしまったり、基材シートが白くなってしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外観意匠性を向上することのできる導電シートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る導電シートは、基材シートと、基材シートの上面に埋め込まれた導電性ワイヤとを備える。基材シートは、導電性ワイヤの縁部に沿って上面から盛り上がるように形成されたワイヤ保持部を含む。導電性ワイヤの幅寸法W1:ワイヤ保持部の幅寸法W2=1:(1.5~4.0)である。
【0007】
好ましくは、ワイヤ保持部の高さ位置Y2は、導電性ワイヤの高さ位置Y1よりも低い。
【0008】
好ましくは、基材シートの上面を基準にして、導電性ワイヤの高さ寸法H1のうち40~75%が基材シートに埋め込まれている。
【0009】
好ましくは、導電ワイヤの引張強さは、200~600N/mm
2
である。
【0010】
本発明の一態様に係る樹脂成形品の製造方法は、基材シートの上面から導電性ワイヤの縁部に沿って盛り上がるワイヤ保持部が形成され、導電性ワイヤの幅寸法W1:ワイヤ保持部の幅寸法W2=1:(1.5~4.0)となるように導電性ワイヤが埋込まれた導電シートを準備する工程と、固定型と、固定型との間にキャビティを形成する可動型とを有する射出成形用金型を準備する工程と、金型のいずれかのキャビティ面に、導電シートを配置する工程と、射出成形用金型を型締めする工程と、キャビティ内に溶融樹脂を射出して樹脂成形体を成形すると同時に、樹脂成形体の表面に導電シートを固着させる工程と、射出成形用金型を型開きして、導電シートが固着した樹脂成形体を取り出す工程とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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