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公開番号
2025092424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024194121
出願日
2024-11-06
発明の名称
編物、繊維製品および詰め物
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
D04B
21/00 20060101AFI20250612BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】衣料・寝具用の詰め物に好適に用いられる保温性に優れたモールヤーンを含む編物および詰め物を提供する。
【解決手段】モールヤーンを含む編物であり、前記編物の厚みが10mm以上であり、かつ編物の透過面積率が50%以下であることを特徴とする編物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
モールヤーンを含む編物であり、前記編物の厚みが10mm以上であり、かつ編物の透過面積率が50%以下であることを特徴とする編物。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記編物が経編であることを特徴とする請求項1に記載の編物。
【請求項3】
前記編物に含まれるモールヤーンの花糸が中空繊維であることを特徴とする請求項1または2に記載の編物。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の編物を少なくとも一部に用いた繊維製品。
【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載の編物を少なくとも一部に用いた詰め物。
【請求項6】
前記モールヤーンを含む編物を2枚以上重ねた詰め物であり、積層した編物において、経糸の中心点間距離の平均値が1mm以上であることを特徴とする請求項5に記載の詰め物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はモールヤーンを含む編物、繊維製品および詰め物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
衣料や寝具等の詰め物は、動物繊維や植物繊維等の天然繊維からなる素材や合繊中綿等の素材が、側地が縫い合わされてできた袋の中に詰めこまれ、この詰め物内部の熱が外部に放出されにくくなることで、寒冷地等の寒い環境下でも保温性が確保される。
【0003】
中綿に使用される天然繊維の代表である羽毛は、その複雑な構造や、タンパク質繊維由来の吸湿性、発熱性等、様々な機能を有した中綿素材である。しかしながら、動物愛護の観点や原則的に家庭洗濯ができないことや、なによりタンパク質によって構成されるため、所望の機能を追加で付与することが困難な場合があり、機能性の付与が可能な合成繊維からなる合繊中綿の需要が高まっている。
【0004】
合繊中綿としては、不織布綿、粒綿、長繊維綿等の各種素材形態で多くの技術提案があり、これらの形態を活かして、単に保温性を追求した製品だけでなく、顧客の使い方に合わせて快適性、利便性を訴求した製品の開発も増えている。
【0005】
しかしながら、従来の合繊中綿は、側地で構成された袋の中で、充填量に粗密があると、粗の部分から詰め物内部の熱が放出されてしまう、いわゆるコールドスポットが発生してしまう。このため、コールドスポットを抑制するためにジャケット等の側地に縫製によって形成された袋、すなわち、ダウンポケットの容積に対して過剰に合繊中綿を充填し、ダウンポケット内で中綿の粗密がない状態を維持できるようにして使用されている。
【0006】
一方、長繊維からなる長繊維中綿については、短繊維中綿と比較して、ダウンポケット内での移動が抑制され、過剰に充填した状態としなくてもコールドスポットが形成されにくい。特に嵩高性に優れたモールヤーンからなる編物等では、隣り合うモールヤーン間に拘束点が形成されているため、実使用時や洗濯後でも中綿の偏りが起こらず、中綿の粗密ができにくくなるため、縫製品の形態に合わせて中綿の充填量をコントロールしやすいというメリットがある。
【0007】
このような詰め物を目的としたモールヤーンに関する提案がある。
【0008】
特許文献1では、嵩高性とクッション性に優れ、反発性と形態回復性に優れ、ヘタリの少ない柔らかなモールヤーンと、当該モールヤーンを用い、その風合いが極めて優れ、嵩高軽量にも拘わらず優れたクッション性を有する織編物が提案されている。
【0009】
本発明者らは、特許文献2において、モールヤーンの芯糸と押さえ糸との間に花糸が融着固定され、捲縮を有した花糸を用い、嵩高性を向上させたモールヤーンからなる編物として、縫製時の取扱い性やイージーケア性に優れた詰め物用の編物を提案した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2018-048412号公報
特願2023-023413号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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